2023年11月30日12時11分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県は29日、大子町小生瀬の観光果樹園「Tりんご園」で試食用のリンゴを食べた客12人が体調不良を訴え、腸管出血性大腸菌(O157)による集団食中毒が起きたと発表した。
このうち6歳の男児と70歳代の女性の2人が重症とみられ、集中治療室(ICU)に入院している。
残る10人は軽症だという。
県によると、試食用のリンゴは園で収穫されたもので、5日正午から午後3時ごろにかけて園内で提供された。
あらかじめ従業員がカットして紙コップに入れた状態だったといい、リンゴ狩りなどに来ていた客47人が食べ、3歳~80歳代の12人に腹痛や下痢、発熱などの症状が出た。
医療機関からの届け出を受けて13日に集団食中毒の疑いが判明。
収穫したリンゴを専用カッターで切って紙コップに入れるまでの作業中に菌が入り込んだ可能性があるといい、県は詳しい感染経路を調べている。
園内での感染拡大は確認されていないが、園は16日からリンゴの試食を中止しているという。
https://www.asahi.com/articles/ASRCZ3PZYRCYUJHB00C.html
11月30日11時6分にNHK茨城からは、16等分できるカッターで切り分けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月5日、大子町の果樹園、「Tりんご園」で試食用のりんごを食べた観光客47人のうち、6歳から80代の12人が下痢や腹痛などの症状を訴えました。
このうち3人が入院していて、6歳の男の子は集中治療室で人工透析を受け人工呼吸器をつけていて、70代の女性も集中治療室にいるということです。
保健所が調べたところ、患者は、園の従業員がりんごを16等分できる専用カッターで切り分けたものを食べたとみられ、検査の結果、患者や従業員の便から腸管出血性大腸菌O157が検出されたということです。
Tりんご園では今月16日から試食としてのりんごの提供を取りやめたということです。
県はりんごを提供する過程が原因の食中毒と断定し、保健所を通じ、県内の観光果樹園に使用する器具の衛生管理や調理の前に手を洗うことなど注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20231130/1070022869.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。