2023年11月30日11時28分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし7月、伊良部島の佐良浜漁港に係留中だった漁船の機関室で爆発が起こり、作業員をしていた男性2人が顔や腕をやけどするなどの大けがをした事故について、国の運輸安全委員会は調査報告書を公表しました。
それによりますと、十分な換気が行われないなか、機関室でスプレー式の洗浄剤を使ったため可燃性ガスがたまり、その後、電動工具を使った際に火花が発生して引火し、爆発した可能性が高いとしています。
運輸安全委員会は再発防止策として、狭い場所で引火する可能性がある製品を使用する場合は、電動工具と別のタイミングで使用することや、送風機を使って強制的な換気を行うよう指摘しています。
また、スプレー式の洗浄剤を使った男性は注意書きを読んでおらず、引火する可能性があることを知らなかったということで、運輸安全委員会は複数で作業を行う場合、可燃性ガスを使う際に制限される作業方法などを互いに理解しておくよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20231130/5090025821.html
12月1日8時43分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、可燃性ガスが充満していることを知らない作業員が電動工具を使ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
沖縄県宮古島市の伊良部島の佐良浜漁港内で7月に係留中の漁船「第七美吉丸」(4.83トン)の機関室で爆発が起きた事故で、運輸安全委員会事務局那覇事務所は30日、スプレー式洗浄剤の可燃性ガスに電動工具の火花が引火した可能性が高いと公表した。
【写真】「ドーン」と爆発音で船体から炎と黒煙 海上には投げ出された人が…ボート爆発の一部始終
事故調査報告書によると、乗組員1人がエンジンの修理中にスプレー式洗浄剤を使用。
可燃性ガスが充満していることを知らない別の作業員が電動工具を使ったことで火花が引火したとみられる。
爆発で2人が重傷を負った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/54f9fac99bc260963bc6d7850e3c7065da43634d
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。