







2023年12月1日13時1分にYAHOOニュース(毎日新聞)から下記趣旨の記事が、現地の写真付きでネット配信されていた。
国土交通省和歌山河川国道事務所は、京奈和自動車道でワイヤーロープ式防護柵に接触する事故を防ぐため、一部区間の路面に緑色のライン(車両誘導線)を引いた。
運転席(右ハンドル)の位置をラインに合わせ、またぐように走行することで、防護柵と一定の距離を保つ仕組み。
同事務所によると、西日本では初めての取り組みという。
ラインが引かれているのは、紀の川市の紀の川インターチェンジ(IC)―紀の川東IC間(約4・5キロ)。
防護柵から約1・7メートルの位置に幅20センチの緑色のラインが伸びている。
まだ慣れていないのか、ラインをまたがずに、タイヤの位置を合わせて走る車も見られた。
この区間は、対面通行区間の正面衝突事故防止のためにワイヤーロープ式防護柵が設置されている。
同事務所によると、同自動車道では、設置後に正面衝突事故がなくなった一方、防護柵に接触する事故が増加。
和歌山ジャンクション(和歌山市)―橋本東IC(橋本市)間で昨年度、防護柵への接触事故が99件起きており、秋田自動車道(秋田県)などで実証実験が行われている車両誘導線を導入することになった。
同事務所によると、効果が認められれば県内の他区間への拡大も検討するという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85ee19259ec8f89efbe5e621bfe90227a1b0b2b7
4ケ月ほど前、2023年8月11日付でくるまのニュースからは、車線キープが目的など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高速道路には様々な「渋滞解消・緩和対策」が行われています。
そうした中で一部区間では「謎の緑線」が存在しますが、これはどのような役割を持っているのでしょうか。
高速道路は、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの長期連休に長い渋滞が発生します。
NEXCO各社や各管理団体は様々な「渋滞解消・緩和対策」を行っています。
例えば、渋滞が発生しやすい場所においては「付加車線の設置」、「加速・減速車線の延伸」などを実施することで、本線上の渋滞を緩和。
似たようなものでは交通状況の変化に応じ、最適な車線運用に変更することで、分岐などでの交通の流れを円滑なものにしています。
また視覚的な施策では、光が進行方向に移動するように点滅させる「ペースメーカーライト(PML)」を設置することで、速度低下の抑制や速度回復の支援に効果を発揮しています。
同じく渋滞が発生しやすい場所に「渋滞ポイント」というよな標識を設置することでも運転手に対して、意識的な速度回復を促しています。
このような「渋滞解消・緩和対策」は全国で行われていますが、最近では路面に「謎の緑線」を見かけることがあります。
有名なものでは、「関越自動車道(下り)」の東松山IC付近や、名古屋高速道路の3号大高線(北行き)から鶴舞南 JCT を経て都心環状線までの約1kmの区間に緑線となる「車線キープグリーンライン」というものを設置しています。
車線キープグリーンラインについて、名古屋高速道路は次のように説明しています。
「車線キープグリーンラインとは、車線キープを促すための緑色のラインのことです。
合流部付近での車線変更に伴う事故の危険性を減らすため、お客様に車線キープによる安全な走行をお願いするものです」
また同様にNEXCO東日本では次のようにアナウンスしています。
「車線キープグリーンラインに沿ってキープレフトを続けていただくことで、追越車線への車両の集中や無理な車線変更が抑制され、渋滞や事故の軽減が期待できます。
また、ランプからの緑線に沿って走行すると自然と正しい方向で本線に合流できるため、逆走対策の効果も期待できます」
※ ※ ※
またこれらの対策以外に各社では、事前に渋滞予測をアナウンスしている他、電光掲示板などでもリアルタイムの状況を伝えているので、上手く活用することで渋滞を回避することも可能です。
そして可能であれば、交通が集中する時間や曜日を避ける「分散利用」が出来るのが1番の対策と言えるため、出かけるタイミングを意識してみても良いのかもしれません。
https://kuruma-news.jp/post/678287
(2025年2月4日 修正1 ;追記)
2025年2月3日15時30分に読売新聞からは、緑線は秋田大の教授により開発され秋田県で最初に導入された、運転席がライン上を通過するように走ればよい、開発の背景にはワイヤーロープ柵の副作用、課題は通行方法の周知など、下記趣旨の記事が運転席から見た緑の線の位置取り解説写真付きでネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)
和歌山、秋田両県の片側1車線の自動車専用道路などで、緑色の「車両誘導線」を路面に引き、車線からはみ出す事故を防ぐ試験的な取り組みが行われている。
誘導線は車線の中心からやや右よりに引かれ、右ハンドル車で運転席がライン上を通過するようにすると、車道の中央付近を通って安全に走行できる。
設置区間は計3か所、約20キロとまだ短いが、事故が減った。
車両誘導線は2023年5月、全国で初めて秋田県内の秋田道の一部区間で導入された。
同年中に、秋田県内の日本海沿岸東北道の一部区間、和歌山県内の京奈和道紀の川インターチェンジ(IC)―紀の川東IC間約5キロでも設置された。
背景には、片側1車線区間での事故対策の難しさがある。
上下線を分けるラバーポールは軟らかくて対向車との衝突事故を防げず、18年から鋼製ワイヤロープが本格的に導入されたが、新たな弊害が浮上した。
反対車線への飛び出し事故は9割以上減ったものの、ロープに接触して車が走行不能になるケースが増え、撤去に手間がかかるようになったという。
そこで登場したアイデアが「車両誘導線」だった。
浜岡秀勝・秋田大教授(交通工学)が開発した。
浜岡教授は、運転シミュレーターによる模擬走行で「注意喚起の文字を路面に書く」「反射板の設置」など複数の対策の効果を比較。
誘導線が最も有効だとして、国土交通省能代河川国道事務所(秋田県能代市)に提案し、採用された。
誘導線は、夜間でもヘッドライトの明かりで良く見える。
浜岡教授によると、秋田道の対象区間では、施工前1年間の接触事故が21件だったところ、施工後は10件に半減。
日本海沿岸東北道では10件が7件に減った。
京奈和道は件数非公表だが、同省和歌山河川国道事務所(和歌山市)は「事故は減った」としている。
■意味の周知課題
課題は、誘導線の意味をドライバーにどう伝えるかだ。
和歌山県紀の川市の会社員男性(29)は「最初は何の線で、どう走ればいいのか分からなかったが、意味を理解してからは運転しやすいと感じるようになった」と話す。
車の右端を線に合わせれば良いと誤解し、極端に左に寄って走る車もあり、和歌山河川国道事務所は、誘導線の始点や中間付近に案内看板を設置。
適切な走り方を解説する動画をSNSなどで公開している。
浜岡教授は「車両誘導線は、技術的な問題でワイヤロープを設置できない区間や、正面衝突が多い一般道でも有効な可能性がある」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250203-OYT1T50098/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。