2021年9月24日21時54分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後9時半ごろ、札幌市白石区南郷通19丁目北にある15階建てマンションの9階から、4歳の男の子が転落しました。
「男の子は、高さおよそ25メートルの9階からアスファルトの上に転落しました」(記者リポート)
転落したのは9階に住む聡(そう)ちゃん4歳で、転落に気づいた父親が消防に通報し、聡ちゃんは心肺停止の状態で、運ばれた病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、当時、両親は別の部屋にいて、聡ちゃんは子ども部屋で遊んでいたとみられています。
「男の子が転落した窓と同じタイプの窓です。床から窓までは私の腰ほどしかなく、柵も私の胸ほどの高さしかありません」(記者リポート)
窓の位置は、床からおよそ80センチの高さにあり、窓には40センチほどの転落防止用の手すりがついていました。
4歳の男の子の平均身長は101.2センチで、警察によりますと、聡ちゃんは平均身長より少し大きく、周りに踏み台になるようなものはなかったということです。
これは、4歳児が柵をよじ登ることができるのか検証した実験の映像です。
自分の身長よりも高い110センチの手すりをつかんで、足をかけながら乗り越えていきます。
厚生労働省の統計によりますと、2014年から5年間に起きた全国の9歳以下の転落死亡事故のうち、3歳と4歳の割合が4割以上を占めています。
子どもの事故の防止に取り組むNPO法人の理事は…
「(3~4歳は)もっと大きい子どもと比べて好奇心は旺盛で、かといって転落するかもしれないという『こわい』『落ちないように気をつけないと』というところまでは到達していないのではないかと思う。子どもの意識の高さや認識にかかわらず、転落しないしくみをきちんと作るのが大事」
(セーフキッズジャパン・大野美喜子理事)
専門家は、子どもの手が届かないところに鍵をつけて窓を開けられないようにするなど、対策を呼びかけています。
9月24日(金)「今日ドキッ!」午後6時台
https://news.yahoo.co.jp/articles/87ce50bb452958b20532800cb73e654ae95580bf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。