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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20219261133分に読売新聞から下記趣旨の記事が、見守り中の警察官の写真付きでネット配信されていた。

道路横断中の事故をなくそうと、兵庫県警が信号無視をしたり横断歩道のない場所を斜めに横切ったりする歩行者に注意を促す「歩行者指導警告書」の交付人数が、運用を始めた6月以降、365人(今月20日現在)に上ることがわかった。

道路横断中の歩行者が亡くなる交通事故は昨年の2倍以上に増えており、県警は「歩行者にも、事故に巻き込まれないよう安全意識を高めてもらいたい」としている。

 

【急いで信号無視】

「急いでいても、ちゃんと横断歩道を渡ってください」。

今月22日夕、神戸市中央区の阪急春日野道駅北側の市道(山手幹線)で、葺合署員8人が歩行者に声をかけていた。

駅のすぐ南側には商店街があり、多くの買い物客が道路を横断する。

電車に遅れないようにするためか、急いで信号無視をしたり、横断歩道のない場所で中央分離帯を越えてまで渡ったりする歩行者も目立つという。

この日は、道路標識で横断が禁止されている場所を渡った女性に警告書を交付した。

同署は、「『早く渡りたい』という、ほんの少しの焦りが重大な結果を招く恐れがある」と注意を呼びかける。

 

【罰則の可能性】

道路交通法では、歩行者の無理な横断などを禁じており、違反者には2万円以下の罰金または科料の罰則がある。

県警が6月から導入した警告書は、交付されただけでは罰則はないが、警察官が危険な横断行為を確認すれば、日時や場所、歩行者の名前を記入し、「あなたの行為は道路交通法違反に該当し刑事罰等の対象となります」と書かれた赤色部分の“レッドカード”を歩行者に手渡す。

県警は交付から1年間、警告対象者の情報を保管。
危険行為を繰り返す悪質な歩行者には、罰則が適用される可能性もある。

県警によると、今月20日現在、365人に警告書を交付。

内訳は「信号無視」の270人が最多で、「横断禁止場所の横断」68人、横断歩道が近くにあるのに利用しない「横断歩道外横断」11人などだった。

危険な横断の理由については、「車が来ていなかったから」、「急いでいたので」などと話す歩行者が多いという。

県警が取り組みに力を入れる背景には、危険な横断をして事故に巻き込まれる歩行者の増加がある。

今年の8月末までの交通事故死亡者は68人(前年同期58人)で、道路横断中の歩行者は22人(同10人)。

うち14人(同6人)が横断歩道以外で事故に遭っていた。

県警は、「危険な横断は重大事故を招くリスクが非常に高い。警告書を積極的に交付することで、歩行者の危機感を高めたい」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210925-OYT1T50106/

 

※4ケ月前、20215281930分に朝日新聞からは、20181月に西宮市で5歳男児が車にはねられ死亡した事故をきっかけに兵庫県警は歩行者の事故防止に力を入れているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

無理に道路を渡ろうとする人には「レッドカード」。

道路横断中の事故をなくそうと、兵庫県警が61日から、こんな取り組みを始める。

サッカーの一発退場のような強制力はないが、歩行者に安全を意識づける狙いがある。

交付するのは、歩行者指導警告書。
視覚にも訴えようと、下半分を濃い赤色にした。

県警によると、歩行者への警告書の交付は全国でも珍しいという。

警察官が注意・警告したにもかかわらず、危険な道路横断を続けた歩行者が対象となる。

違反の日時と内容、名前を記入し、上半分の白色部分は警察署に1年間保管し、赤色の部分は切り取って手渡す。

レッドカードを交付されただけでは、罰則はない。

ただ、道路交通法は、近くにあるのに横断歩道を渡らずに横切ることや、車の直前・直後に横断することなどを禁じており、2万円以下の罰金または科料となる。

交付が重なれば、県警は摘発も辞さないという。

歩行者の事故防止に力を入れるのは、兵庫県西宮市で20181月、当時5歳の男児が乗用車にはねられて亡くなった事故がきっかけだ。
男児は横断歩道を渡っていたという。

県警は「きちんと交通ルールを守った子が亡くなることを防ぎたい」と、まずドライバーの取り締まりを強化。

横断歩道を渡ろうとする歩行者がいるのに停止しないなどの横断歩行者妨害の検挙は、事故前の17年は4千件足らずだったが、昨年は15千件余りと、約4倍になった。

その効果もあってか、信号機のない横断歩道で歩行者がいる時に一時停止する車は増えたようだ。

日本自動車連盟(JAF)によると、事故があった18年は、兵庫県の一時停車率は111%だったが、昨年は571%と、大幅に改善。

長野県(724%)に次ぐ全国2位だった。

それでも、道路横断中の死亡事故が絶えない。

県警によると、昨年は横断中にはねられて25人が亡くなった。

うち6割以上の16人が横断歩道以外の場所を渡っていたという。

今度は歩行者側の安全意識を高めるため、レッドカードの導入を決めた。

1万枚を発行し、県内46署に配布。

61日から10日間は強化期間として、各署員が街頭で目を光らせる。

https://www.asahi.com/articles/ASP5X6253P5TPIHB00R.html 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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