2021年9月27日7時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県内で2011~20年にマンションの無施錠の部屋に侵入して女性に乱暴するなどの事件をくり返したとして、元不動産会社員の男が福岡県警などに強盗・強制性交、強制わいせつなどの容疑で逮捕、起訴されていたことが捜査関係者への取材でわかった。
被害者は5人で、男は7回起訴されている。
不動産会社での経験から共同玄関のオートロックの暗証番号を予測して入力。
ロック解除後に建物に侵入し、無施錠の女性の部屋に押し入ったという。
逮捕、起訴されたのは、福岡市の無職・原被告(38)。
捜査関係者によると、原被告は昨年1月下旬、県内のマンションに住む20歳代の女性宅に玄関から侵入。
部屋にいた女性に目隠しをするなどしたうえで乱暴し、現金数万円を奪ったなどとして同2月に逮捕された。
マンションの共同玄関はオートロックだったが、非常時や入居希望者の内覧などのために、暗証番号を入力すれば解除できる設定になっていた。
原被告は不動産会社勤務時代に内覧で現場のマンションを訪れたことなどはなかったとみられるが、暗証番号を予測して入力。
ロックが解除されると、無施錠だった女性の部屋に押し入ったという。
同時期に同様の手口の事件が他に2件発生。
原被告の関与が浮上し、11年や19年の事件にも関与した疑いがあることが判明した。
捜査関係者らによると、当時10~30歳代だった女性5人が乱暴されたり、体を触られたりするなどの被害に遭った。
福岡地検は昨年8月までに原被告を計7回起訴している。
被害者は主にマンションの4階以上に住み、玄関は無施錠だったという。
中には、最初の侵入でキャッシュカードを奪われ、その後、再び侵入してきた原被告に脅されてキャッシュカードの暗証番号を伝えた被害者もいた。
原被告の初公判は28日に福岡地裁で開かれ、一部の事件は裁判員裁判で審理される。
【「高層階は安心」油断のケースも】
警察庁などによると、2019年に全国の住宅で起きた強制性交と強制わいせつ事件1903件のうち、4割近い718件が中高層階(4階以上)で被害に遭っていた。
福岡県警では「オートロックや中高層階で被害に遭わないだろうと安心し、無施錠にしているケースがある」と分析。
▽在宅、外出時に玄関やベランダ窓の施錠を徹底する
▽オートロックの解除後、一緒に入ってくる人がいないか
周囲を警戒する
▽エレベーター内では非常ボタンをすぐ押せるところに立つ
などを呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210927-OYT1T50045/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。