2021年9月27日18時58分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「歩行者用イエローカード」
歩行者が交通違反をした際に交付されるものです。
県警では、9月からこうした独自の取り組みを始めていて、宮崎市では、27日、このイエローカードを使った歩行者の取り締まりが行われました。
(渕記者):
「今、こちらでは違反をした歩行者に対し、このようなイエローカードと呼ばれるものを交付して警察が取り締まりを行っています」
27日、宮崎市で実施された取り締まりでは、交通違反をしている歩行者に対し、警察官が、歩行者用のイエローカードを使って交通指導を行いました。
「歩行者用イエローカード」の取り締まりは、警察が2020年までの過去5年間の歩行者事故を分析した結果、歩行者側にも信号無視など何らかの違反がある場合がおよそ3割を占めていたことから、県警が独自に行っています。
(宮崎北警察署交通課 佐土原課長):
「警察官が歩行者の信号無視や横断歩道外横断、斜め横断などの交通違反を認めた場合、このイエローカードを違反者に交付して指導警告を実施している。歩行者の違反行為が非常に危険で悪質な場合は検挙されることもあるので注意が必要」
27日の取り締まりでは、およそ2時間でイエローカードでの指導が6件、横断歩行者等妨害違反での摘発が10件だったということです。
(宮崎北警察署交通課 佐土原課長):
「車と歩行者が衝突すれば重大事故につながるケースが極めて高くなる。交通事故にあわないために歩行者の皆さんも交通ルールをしっかりと守っていただくようお願いいたします」
歩行者の違反対象行為の項目について振り返ってみましょう。
ここにあるのは違反行為の一部なのですが、「信号無視」は、もちろん、違反の対象となります。
そのほかにも、「斜め横断」や付近に横断歩道があるのに横断歩道を利用せずに道路を横断する「横断歩道外横断」というものが含まれます。
これらの行為ですが、違反をすると、2万円以下の罰金または科料が課せられることもあります。
そして、何よりも事故につながる大変危険な行為ですので、歩行者の皆さんは、ぜひ注意をしてください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/05974f372f56c5bc3fea5c3dcc188c62176be177
(ブログ者コメント)
先日、兵庫県警のレッドカード交付について紹介した。
各署、工夫を凝らしているようだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。