2021年9月27日21時26分にYAHOOニュース(テレビユー福島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
信号機のない横断歩道での事故を減らそうと、福島県福島市に全国で初めてとなる「道路標識」が設置されました。
その背景とは・・・。
井上記者:
「今回、小学校の近くに設置されたこちらの標識は道路を横断する際、センサーに手をかざすと上のライトが点滅し、歩行者の存在を知らせることができます」
9月16日から福島県福島市浜田町に設置されているこの標識は、横断歩道上の事故の防ごうと、福島県警察本部が全国で初めて設置したものです。
標識には、非接触式のセンサーとLEDライトが搭載されていて、道路を横断する際にセンサーに手をかざすとライトが15秒間点滅します。
ライトは、昼間でもおよそ100メートル先から確認することができ、昼夜を問わずに歩行者の存在をドライバーに知らせることができます。
今回、設置されたのは、小学校近くの通学路で、近くには国道4号もあり、普段から交通量の多い場所だということです。
福島第二小学校伏見校長:
「こういったものが設置されたおかげで、子どもたちも交通安全を守っていくという意味では大変ありがたい」
県警察本部交通規制課・松本警部:
「横断歩道は歩行者優先です。横断歩道を通過する際ドライバーは歩行者・自転車がいるかいないのかしっかり確認して通過していただくようお願いしたい」
県警察本部では、標識の効果が認められれば、県内での設置を増やしていく考えです。
この標識が設置された背景には、県内では歩行者が横断歩道を渡ろうとする際、一時停止する車両が少ないことが挙げられます。
JAFが去年行った調査では、県内は27パーセントで、全国平均の21.3パーセントこそ上回ったものの、7割以上が一時停止をしていません。
道路交通法では、横断しようとする歩行者がいる時は、車は横断歩道の直前で一時停止し、通行を妨げないようにしなければならないと法律で定められています。
違反した際は、3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金などとなっています。
一時停止の徹底を行えば横断歩道上の事故は防げるので、私たち1人1人が意識を変えていきましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c99358241a04697925b54a846cf799cc7d55223
9月28日9時37分にYAHOOニュース(福島民報)からは、標識の名称は「ゆずるくん」など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県警本部は、横断歩道を渡る歩行者の存在を光で知らせる注意喚起灯付きの標識「ゆずるくん」を福島県福島市浜田町の福島二小近くの通学路に設置し、27日、報道機関に公開した。
横断前に手をかざすと、黄色い発光ダイオード(LED)ライトが点滅する。
登下校時の安全を確保するとともに、ドライバーに横断歩道での歩行者優先を徹底する。
県警によると、同機種の導入は全国初という。
ゆずるくんは非接触式センサーと黄色LEDライトを備えた標識柱。
横断歩道の両側に2本立てて使用する。
横断しようとする人がセンサー部に手をかざすと約15秒間ライトが点滅し、歩道から離れた車にも横断者の存在を知らせることができる。
今回設置した通学路は4号国道に近く、車の通行が多い一方、横断歩道に信号機がないことなどから、試験的に導入した。
16日から運用しており、県警は、車両の一時停止率の向上や通行速度の低下など導入による事故抑止効果が確認できれば、他地域にも広げる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/373ee3ab51e0da286c077b5da3db406e29461830
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。