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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)

 

 

526194分にNHK北海道NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

訓練に参加していた部隊は空包を申請していたものの、上級部隊の担当者が、銃弾を管理する駐屯地の担当者に、空包ではなく実弾を渡すよう、誤って申請していたという

 

出典

陸自誤射「実弾」を誤申請

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160526/5626441.html

 

 

52850分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

誤って配布された実弾は計110発に及び、隊員たちは空包と思い込んで訓練を始め、79発を発射していた。負傷者が出て初めて実弾だと気付いたという。

 

訓練の際、89式小銃には実弾20発が入る弾倉が装着されていた。

切り替えレバーを操作することで、1発ずつ、3発ずつ、連射の三つの撃ち方ができる。

岩田陸上幕僚長は26日の記者会見で、連射だった可能性があるとの認識を示した。

 

一方、第310輸送中隊に誤って実弾を交付した北部方面輸送隊(札幌)が、空包を使った訓練を予定していた別の輸送中隊にも、実弾を交付していたことが分かった。

この中隊は訓練が行われる前で、実弾は使われなかった。

 

出典

実弾9人に110発配布 陸自、負傷者出て気付く

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0275406.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHK放映の銃弾比較写真によれば、素人が見ても、実弾と空砲は全く外観が違う。

2つの関門をすり抜け、間違って支給されたにせよ、9人が9人とも、装填時に気が付かなかったとは・・・。

 

自分ではおかしいと思ったが、他人が何も言わないので問題ないのだろうと思ってしまった・・・そんな集団心理が働いたということだろうか?

 

 

 

(2016年6月12日 修正1 ;追記)

 

2016681151分に北海道新聞から、空包請求を受けた部隊の担当者がパソコン上で、過去の実弾請求書類を上書きする形で今回の書類を作成した際に、実弾部分の修正を忘れた可能性も考えられるという趣旨の記事がネット配信されていた。

67160分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

担当者が、過去に実弾を使った際の書類の内容を誤って申請書類に転記し、実弾を請求していたことが、7日、明らかになった。

弾を小銃に装填していなかった隊員がいたことも判明。

陸自は、ずさんな手続きだけではなく、訓練に臨む隊員の姿勢にも問題があったとみて、さらに調査を進めている。

 

陸自関係者によると、訓練を行う第310輸送中隊(札幌)は、上級部隊の北部方面輸送隊(札幌)に空包を請求したものの、同輸送隊の担当者が、申請書類を作成する際、過去に実弾を請求した時の書類の内容をそのまま転記してしまったという。

 

申請書類は、複数の上司がチェックして押印することになっているが、弾薬を管理する真駒内駐屯地の業務隊に提出され、実弾が交付された。

チェックがあったかは不明だ。

 

陸自によると、申請書類はパソコンで作成する。

かつて弾薬の管理を担当していた60代の陸自OBは、「過去の文書を上書きして今回の書類を作成しようとし、このような事態になったのではないか」と推測。

さらに、「部隊によっては、担当者が印鑑を一括で管理していることがある。書類を作った人間が上司の印鑑を押していれば、間違いに誰も気付かない可能性がある」と指摘する。

 

また、実弾を配布された隊員16人のうち、発射現場とは別の場所にいた1人が小銃に弾を装填していなかったことが判明した。

訓練では、隊員9人が計79発を撃っており、弾を込めていない隊員は、撃つ場面にいなかった後続車両の7人の中にいた。

発射後に飛び出す薬きょうは返納するため、紛失した場合は見つかるまで捜す必要があることから、この隊員は、訓練後にまとめて撃って回収しやすくしようとした可能性が高いとみられる。

 

加えて、小銃の照準装置を正しく設定していない隊員がいたことも分かった。

 

自衛隊では、実弾か空包かを問わず、銃の取り扱いに厳密な規則を定めているため、陸自は「あってはならない規則違反」とみて、経緯を調べている。

 

出典

陸自実弾発射で書類転記ミス 規律の緩み、根底に

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0279650.html

弾薬請求者が転記ミス 陸自の実弾誤射 弾込めぬ隊員も

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0279389.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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