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2021年5月6日13時51分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
今年1月、北海道の岩内港で海上保安庁の巡視船「えさん」を座礁させたとして、当時の船長と航海長が書類送検されました。
業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたのは、海上保安庁の巡視船「えさん」の当時の男性船長57歳と男性航海長55歳の2人です。
2人は今年1月2日、日本海の岩内港から「えさん」を出港させる際、海図や航海計器などで浅瀬の状況を確認するのを怠り、座礁させた疑いが持たれています。
小樽海上保安部によりますと、現場周辺の水深は11~12メートルほどで、「えさん」が浮かんでいるときに沈む深さ=喫水(きっすい)は4.6メートルでしたが、座礁した場所は水深4~5メートルの浅瀬になっていました。
「えさん」は、まる4日動けず、九州から呼び寄せた民間のタグボートで救出されました。
2人は安全確認を怠ったこと認めているということですが、小樽海上保安部は、「海の安全を守るべき所属巡視船がこのような事故を起こしたことは、大変遺憾です。今後、このような事故を二度と起こさないよう、乗組員の指導を徹底し、再発防止に努める所存です」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c2a560d2225d66897964c487f0abf371c908065
(ブログ者コメント)
写真を見ると、港出口の防波堤のそば。
立場が立場なのに、なぜ安全確認を怠ったのだろう?
その点をこそ知りたいものだ。
2021年5月6日18時19分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時ごろ、盛岡市乙部の産業廃棄物処理会社「M資源」でガスバーナーの火が男性作業員の衣服に着火したと会社から消防に通報がありました。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、男性は全身にやけどを負い、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、遺体からは身分証などが見つからず、身元の特定ができていない状態ですが、会社への聞き取りなどから紫波町に住む72歳のアルバイトの男性だとみられるということです。
男性は当時、屋外でガスバーナーを使って不燃ゴミを切断する作業を1人でしていたということで、煙が上がっていることに同僚が気付いて駆けつけたときには、すでに火が燃え移っていたということです。
警察は、遺体の身元の特定を急ぐとともに、労働災害にあてはまる可能性もあるとして、作業中に安全措置が適正に取られていたかなど、事故当時の詳しい状況を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20210506/6040010673.html
2021年5月7日5時3分に高知新聞から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。
6日午前8時55分ごろ、吾川郡仁淀川町土居甲の坂道で停車していたトラックが動きだし、止めようと運転席にしがみついた高知市旭町1丁目のアルバイト男性(47)と一緒に、そばの茶畑に転落した。
男性はヘリで高知市内の病院に運ばれたが、腹などを強く打って約1時間半後に死亡が確認された。
佐川署によると、男性がトラック備え付けのクレーンで小型ショベルカーを荷台から下ろしたところ、車がバランスを崩し、動きだした。
車輪止めはしてあり、サイドブレーキも引かれていた。
男性は転落中にトラックとそばの石垣に挟まれたとみられるという。
現場は町池川総合支所の西約600メートル。
道幅約3メートルの町道で、ガードレールはない。
https://www.kochinews.co.jp/article/454658/
5月6日18時51分にNHK高知からは、バランスが崩れて転落したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前9時ごろ、仁淀川町土居甲の町道で、高知市の片岡さん(47)がトラックに搭載されたクレーンを使って荷台に積まれた掘削機を降ろす作業をしていたところ、トラックが道路脇の畑に転落しました。
片岡さんはトラックと畑にあるブロック塀の間に挟まれ、ヘリコプターで高知市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
警察は、掘削機を降ろしている際にバランスが崩れてトラックが転落したとみて、事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20210506/8010011316.html
2021年5月5日18時45分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の状況などを記録するドライブレコーダーについて、NHKが大手鉄道会社の設置状況を調べたところ、設置を進める会社がある一方で、一部の会社は設置しておらず、まだ十分に広がっていないことが分かりました。
先月2日、台湾で特急列車が脱線した事故では、運転台に設置されたカメラに線路脇で横転したトラックと衝突した様子が記録されていて、原因の調査に活用されています。
国内では、鉄道車両に映像による記録装置、いわゆるドライブレコーダーの設置は義務づけられていませんが、16年前のJR福知山線の脱線事故のあとの国の検討会では、設置が望まれるとされました。
NHKは先月、JRと日本民営鉄道協会に所属する大手私鉄合わせて22社に、保有する編成のドライブレコーダーの設置数、その理由などについてアンケート形式で質問を送り、全社から回答を得ました。
【JR】
JR各社では、新幹線を除く在来線で、JR西日本がすべての編成に、JR東海は他社線に乗り入れる2編成を除くほぼ全ての編成に設置したということです。
JR東日本は、首都圏を走る編成は全て、全体では6割近くで設置したとということです。
設置の理由について、事故などの際に警察の現場検証が短くなり、運転再開までの時間を短くできて安定運行につながることや、再発防止に役立つからなどとしています。
またJR九州は、設備の点検に役立つとして一部編成に設置し、今後導入を進めるとしています。
一方、JR北海道とJR四国は、全く設置していないと回答しています。
設置しない理由についてJR北海道は「義務化されている設備はしっかり設置し、その他の設備の設置は未定です」とし、JR四国は「整備およびランニングコストなどに多額の費用を要するため、設置は見送っている」としており、今後も未定としています。
【私鉄】
大手私鉄各社では、京王電鉄、東急電鉄、京阪電鉄がすべての編成に導入しています。
また、導入は一部編成にとどまる名古屋鉄道は「着実に設置を進める」、西日本鉄道は「新車導入や更新で設置していく予定」、東武鉄道は「事故などの原因究明を目的に現在2編成に試験的に設置しているが、早期の運転再開にも寄与すると考えられる」として、今後、設置を進めていきたいとしました。
また2編成に設置している京成電鉄、1編成に設置している阪神電鉄、6編成に設置している相模鉄道は、今後については未定としています。
西武鉄道、小田急電鉄、京急電鉄、東京メトロ、近鉄、南海電鉄、阪急電鉄では設置している編成はなく、いずれの会社も今後の設置も未定だとしています。
設置しない理由について、西武鉄道は「ドライブレコーダーは、搭載により安全性が上昇するというものではないため、安全設備としての優先度は低くなっています。投資効果を整理した上で設置を検討していきたい」としています。
小田急電鉄は「事象発生を未然に防ぐことに注力し、ホームドアの設置などに取り組んでいます」としています。
京急電鉄は「現場検証の時間短縮などに活用できるのであれば検討可能性あり」としています。
東京メトロは「踏切は全線で1か所のみで、ホームについてはホームドアを8割以上で設置し鋭意進めているところです」としています。
近鉄は「他の安全設備を優先したい」としています。
南海電鉄は「保守メンテナンスの効率化も含め、AI技術を取り入れた総合的に活用出来る装置の設置が望ましいと考えています」としています。
阪急電鉄は「新技術を取り入れて安全確保を実現していくための1つの手段として、活用方法を含めて検討中」としています。
鉄道工学の専門家で、国の運輸安全委員会の鉄道部会長を務めた日本大学の松本陽上席研究員は、事故の直前の状況が分かるので原因調査に役立つだけでなく、踏切など施設の改良や運転士の技術の向上にもつながるとして、設置することが望ましいとしています。
その上で、ドライブレコーダーがタクシーやバスでここまで普及している中で、行政が鉄道車両に設置することのメリットを整理して普及が進むように促していくことが必要だと指摘します。
松本上席研究員は「事故には至らなかった“インシデント”事故の予兆は、映像を見るということで非常によく分かる。ドライブレコーダーが事故の未然の防止にも非常に役に立つということが今ひとつ理解されてないと思う。“インシデント”に活用できるということを認識していただければ、もっと普及は進むのかなと思っています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210505/1000063997.html
2021年5月5日14時0分にYAHOOニュース(ドライバーWeb)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ここ最近も地震が頻発しているが、大地震が起きたときの道路上での対応は、「大規模地震対策特別措置法」や「災害対策基本法第76条」の6第3項に、災害時における車両の移動等として規定されている。
ここでは、駐車車両が緊急通行車両の通行を妨害し災害応急対策に支障が生じるおそれがある場合に必要な措置をとれることが明記されていて、移動のほか、大規模火災で駐車車両が延焼の要因となる場合には、やむをえない限度で破損が許される。
災害対策基本法では、その際に被った経済上の損失…例えばドアロック解除やサイドブレーキを外すために割ったガラスの修理代や車両の変形の修理代などを、国または地方自治外が補償しなければならないとしている。
津波や火災などで愛車を置いて避難しなければならないときは、駐車はなるべく道路外へ。
それが無理なら、左側に寄せてエンジンを止める。
キーは付けた(車内に置いた)ままとし、延焼防止のため、窓とドアはきっちり閉める。
ドアロックはしない。
盗難の心配もあるが、非常時には命を守る行動を優先すべきだ。
このとき、車検証は必ず持って避難したい。
盗難に遭った際に転売を防ぐことができ、クルマが津波などで流されて行方不明になっても、抹消登録が簡単にできる。
また、避難のため駐車したクルマを盗まれて事故を起こされたとしても、所有者の注意義務違反には当たらない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f846d6ed79f0dcceea548294483871b61aead773
2021年5月5日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城・鹿嶋労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、建設業のU物産(茨城県神栖市)と代表取締役、および同社のグループ会社である仏壇業のK堂(茨城県神栖市)と常務取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで水戸地検土浦支部に書類送検した。
K堂のベトナム人労働者がマグネットに吸い寄せられた鋼材に左手指を挟まれ、骨折する労働災害が発生している。
災害は令和2年4月7日、上杉物産の工場内で発生した。
K堂から派遣されていたベトナム人労働者は、油圧ショベルのアームの先端にマグネットで吸着していた鉄板の下に添え木として、鋼材を置く作業をしていた。
鋼材がマグネットに吸い寄せられ、左手指を鋼材と鉄板の間に挟んで、4月8~末日まで休業している。
同労基署は、被災者が実質的な派遣労働者であったとして派遣法上の読みかえ規定を適用し、U物産とK堂のいずれも送検対象としている。
https://www.rodo.co.jp/column/105372/
近所を散歩中、古い電柱の引き抜き現場に遭遇した。
こんな現場を目撃することは、もう二度とないだろうと思い、持っていたカメラで撮影。
なるほどと感心した、その職人ワザを紹介する。
ちなみに、作業員の方の顔が判別できる写真は個人情報保護の観点からマズイと思い、そのため掲載写真の枚数は少なくなっている。
*****
黄色いのが撤去する電柱。
コンクリート製だ。
その後ろには新しい電柱が隠れている。
まずは、電柱の下部にカッターで切込みを入れる。
次に、削岩機のような道具を使って、電柱根元のアスファルトを崩して取り除く。
音はさほど大きくなかった。
そして根元を掘り下げるようにして土を取り除く。
なるほど、こういう道具を使えば、局所的に掘り下げることができるのだ。
これで準備完了。
いよいよ引き抜きだ。
まずは地上2~3m高さの位置にワイヤーロープを絡ませる。
そして地上50cmぐらいの位置には普通のロープを絡ませる。
その後、クレーンでワイヤーロープをグイッグイッと徐々に持ち上げて電柱を引き抜いて行った。
その時に思ったこと。
そうか!電柱下部に切り込みを入れたのは、クレーンで引き抜く際、そのままだと斜めに力がかかってしまうため、その力を垂直方向に変えるためではないかと。
真偽のほどは定かでないが・・・
電柱が抜けた後は、作業員が電柱下のロープを引っ張るなどして位置調整しながら電柱を斜めにし、電線に引っ掛からないよう注意しつつ、徐々に下げていく。
そして、ついには水平にして地上に置き、これで一連の作業は終了した。
懸念したのは電線への引っ掛かりだが、一度もヒヤリとすることはなく、密状態に張られた電線を、ほとんど揺らすことなく、電柱は下がっていった。
見事な職人ワザに感心した次第。
2021年5月3日18時46分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から『“深夜0時”に高速なぜ渋滞? トラックが次々と迷惑停車』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
いつもと違う、静かなゴールデンウィーク。
高速道路の渋滞も、例年ほどではない。
その一方、東名高速道路では、毎晩、日付が変わる直前に謎の渋滞が発生している。
いったい何が起きているのか。
午後11時50分ごろの東京料金所付近で、路肩に駐車する大型トラック。
高速道路上での駐車は、道路交通法で禁止されているにもかかわらず、その後もトラックは、次々と路肩に駐車。
午後11時55分になると、路肩には、ずらりとトラックの列ができた。
路肩だけではなく、なんと本線に合流する加速車線にも、トラックが駐車。
大事故につながりかねない、危険な行為。
料金所付近に動きがあったのは、午後11時57分。
少しずつ本線にトラックが増えてくると、路肩に止まっていたトラックも、本線へノロノロと移動を始めた。
しかし、その前にいた数台のトラックは、まだ料金所に進まない。
そのため、料金所手前は、みるみるうちに混雑してきた。
そして午前0時、3車線はすべてトラックなどで埋め尽くされ、車は、ほぼ動かない状態になった。
実は、この原因は、“深夜割引”。
午前0時から午前4時の間に料金所を通過すれば3割引きとなるため、長距離トラックなどが割引スタート時刻の午前0時に合わせて、一斉に料金所へと押し寄せていた。
トラックが0時待ちをするのは、料金所手前だけではない。
東京料金所に近い海老名SAでも、0時待ちをする大型トラックがずらりと並んでいた。
午後10時前には、小型車の駐車スペースにまで、トラックが止まる満車状態となっていた。
トラック運転手の1人は、苦しい胸の内を明かした。
トラック運転手「会社が“深夜割引”を使ってくれと言うから、割引でドライバーに負担がかかるのは、“ちょっとな...”と思う」
ゴールデンウィークに入った日は、料金所付近で車が動かなくなるような渋滞は見られなかった。
しかし、ゴールデンウィーク期間中、感染対策として高速道路の休日割引が中止となる一方、深夜割引は引き続き適用されるため、午前0時ごろには、多くの乗用車が料金所を通過していった。
割引目当ての深夜の渋滞について、NEXCO中日本は、FNNの取材に、「午前0時前後に一時的に料金所手前で車両の停止・滞留が発生していることは認識している」としたうえで、「交通安全上の観点から問題意識を持っている」とコメントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e52b78a2b8cda3ab252c21d9dc85b1367a394ff
2021年5月3日7時0分にYAHOOニュース(AERA dot)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新型コロナウイルス感染症の流行が続いており、医療機関でも定期的にクラスター(集団感染)が発生しています。
しかし、歯科医院でクラスターが発生したという話は、ほとんど聞きません。
歯科の治療では患者が口を開け、唾液(だえき)の飛沫も飛ぶはずですが、なぜ?
大阪府の吉村洋文知事も同じ疑問を持ったようで、「大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ(中略)、是非分析してもらいたい」(注)と今年1月にツイートしています。
そこで、歯科医院の院長でもある、歯周病専門医の若林健史歯科医師にその理由を分析してもらいました。
* * *
吉村洋文知事のツイートは、歯科医師仲間から聞き、私もリアルタイムで読みました。
確かに、全国において歯科医院でクラスターが発生したという報告はありません(編集部注:2021年4月29日に富山県で発生)。
歯科医院のスタッフがコロナに感染した例はいくつかありますが、会食などのイベント、あるいは家族からの感染です。
では、なぜ歯科医院ではクラスターが発生しないのでしょうか?
それは「歯科は『不要不急』なのか? 新しい生活様式に求められる歯科治療とは」(2020年6月1日掲載)でもお話ししたように、やはり、コロナ前から徹底した感染対策が講じられているからだと思います。
歯科の治療は患者さんの口の中での操作です。
エアタービンで歯を削ったり、歯を抜いたりと、外科的な処置が中心です。
処置をする際に唾液だけでなく、血液が飛ぶことも珍しくありません。
唾液や血液を介して感染する病気はコロナ以外にもたくさんあります。
しっかり対策をしないと、歯科医師が病気に感染してしまう上に、治療器具などを介してほかの患者さんに病気がうつってしまいます。
これは非常に怖いことですね。
そのようなことにならないよう、関連学会や厚生労働省から、きびしい感染対策を実施することが求められ、多くの歯科医院はこれを順守しているのです。
わかりやすくいうと、歯科では感染対策をきちんとしなければ、コロナの患者さんが来たことで、あっという間に感染が広がる可能性大ですが、きちんとしていれば、リスクは限りなくゼロに近いといえます。
実は、かつての歯科医院は、もっとゆるい対策でやっていました。
今では信じられないことですが、手袋はせず、素手で患者さんの口の中を処置していました。
処置をするたびに洗浄・消毒はしていましたが、抜歯などでは手が血だらけになることもありました。
それが1983年、エイズ(AIDS)の原因となるヒト免疫不全ウイルス(HIV)が発見されたことで、大きく変わったのです。
当時、エイズは原因不明で、死に至る病気と話題になっていましたが、その病気の原因ウイルスの感染ルートの一つが血液と判明し、歯科医師たちも「これはまずい」となりました。
また、同じ頃、血液を介してB型肝炎に感染する歯科医師が増えてきました。
多くはむし歯の治療や抜歯時などの麻酔注射による針刺し事故で、これを機に、感染対策が一挙に強化されたのです。
なお、さらにコロナの問題から昨年、ガイドラインが強化され、歯科医院はこれまで以上に感染防止対策を励行しています。
では、具体的にどのような対策がとられているのでしょうか。
すべてを伝えると膨大になってしまうのでポイントをお話しすると、まずは歯科医師がマスクをし、飛沫を防御していることだと思います。
今は医師も当たり前のようにつけていますが、コロナ前からマスクをしているのは歯科医師くらいのものでしょう。
最近は、さらにマスクの上からフェイスシールドをしている人が多いですね。
一方、患者さんには治療前に殺菌剤の入っている水でうがいをしてもらいます。
これにより、口の中の細菌の数を一定量、減らすことができるわけです。
なお、うがいによって細菌の数が減ると口の中の環境がよくなり、抜歯後に腫れが起こりにくくなるなど、治療後の回復がスムーズになります。
さらに、歯を削るときに飛沫や削りかすを吸引するために、口の中にバキュームという装置を置きます。
さらに、最近はコロナ対策として、口の外に飛んできた飛沫を吸引するための口腔外バキュームを設置している歯科医院も増えています。
患者さんの口の中に入れるドリルや鏡、ピンセットなどはほかの患者さんにも使います。
これらは、使用するたびに病原菌を無毒化するための処置をしなければなりません。
細菌やウイルスを殺す働きのある薬液につける、消毒液で洗浄するなどいくつかの方法がありますが、現在はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で病原菌を完全に死滅させる方法が推奨されています。
オートクレーブを使う歯科医院は、コロナ禍の影響もあって、増えてきています。
滅菌中は器具の使用ができないので、ドリルなども多めに準備しておく必要がありますが、昨年はドリルの発注に生産が追い付かない時期があったのです。
感染拡大防止支援金(コロナの感染対策のための器具などの購入に支援金が出る措置)も追い風となったようですが、結果的に患者さんのメリットにつながっているといえます。
今後も感染対策を徹底し、安心してみなさんに歯科医院に通ってもらえるようにしなければなりません。
また、何より、一日も早いコロナの収束を願うばかりです。
注:
「コロナウイルスは口の中、唾液に多く含まれている。なのでマスクが有効だし、飲食の場も指摘される。一方で利用者側がマスクができない環境に歯科医院がある。大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある。何か?専門家には、是非分析してもらいたい。」
(2021年1月19日 吉村洋文知事がツイート)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d5420879c45f3074b358647d756e759ec720665
2021年5月3日4時51分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
小型船に乗る人にライフジャケットの着用が義務づけられたこの3年余りに、プレジャーボートなどから海に転落して死亡した人の6割が、ライフジャケットを着用していなかったことが分かりました。
ほとんどが釣り人で、海上保安庁は、海のレジャーが盛んになるこれから着用の徹底を呼びかけています。
国は、操縦に免許が必要なすべての小型船の船長に乗船する人にライフジャケットを着用させるよう、2018年2月から義務づけています。
義務化以降、この3年余りに、国の運輸安全委員会が公表したプレジャーボートと遊漁船の事故調査報告書をNHKが分析したところ、衝突などを除いて、海に転落して死亡した人はほとんどが釣り人で、60歳代以上が18人、60歳未満が7人で合わせて25人でした。
このうち、6割にのぼる少なくとも15人はライフジャケットを着用していなかったことが分かりました。
義務化されても着用が徹底されていない実態が浮き彫りになっています。
また、着用して死亡した人のうち3人のケースでは、膨らませるボンベが外れるなど、ライフジャケットに何らかの問題があったことも分かりました。
海上保安庁は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、密を回避できるとして釣りなど海のレジャー活動が活発になるとみていて、ライフジャケットの着用の徹底や適切な管理を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210503/k10013005341000.html
2021年5月2日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡・北九州労働基準西監督署は、令和2年10月に発生した労働災害に関連して、自動車付属品製造業のC工業(福岡県北九州市)と同社品質保証課課長兼製造課課長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。
プレス機械の調整作業に関する安全対策を怠っていた疑い。
労働者は、プレス機械の金型内に腕を入れて調整作業を行っていた際に被災した。
動いた機械に挟まれ、右前腕を切断している。
同社は、作業従事者以外の労働者が機械を運転することを防ぐよう、機械の起動装置にカギをかけたり、起動装置に表示板を取り付けるなどの対策を実施していなかった。
https://www.rodo.co.jp/column/105332/
2021年5月3日11時0分にYAHOOニュース(伊勢新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時35分ごろ、三重県東員町中上の「TOYO TIRE桑名工場」敷地内で、製品であるタイヤの保管用倉庫の屋根に上って清掃作業をしていた東員町穴太、清掃業伊藤さん(男性、49歳)が誤って採光ガラスを踏み抜き、約9・7メートルの高さから地上に転落。
全身を強く打ち、四日市市内の病院に搬送されたが、約2時間25分後に死亡した。
いなべ署によると、伊藤さんは同社からの委託を受け、同僚らと4人で屋根に上り、天井ファンダクトの点検や清掃作業をしていたという。
工場は休みだった。
詳しい原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a718e37cf2d8caef2dc6a97e0e8bc0906732e294
2021年5月1日6時0分に上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県伊勢崎市は30日、同市連取町の元町公園の遊具が破損し、この遊具で遊んでいた5歳の男児と3歳の女児が24日にそれぞれ軽傷を負ったと発表した。
壊れたのは、乗って揺れながら遊ぶ木製スプリング遊具で、対象年齢は3~6歳。
24日午前9時10分ごろ、男児が遊んでいたところ、ばねが付いている台座部から、両手を掛ける部品が外れて胸を打った。
その後、男児と保護者が医療機関に向かって現場を離れていた間に誰かが外れた部品を元に戻したとみられ、同10時10分ごろ、女児がこの遊具を使って鼻をけがした。
市によると、遊具は1999年設置。
4月2日に点検したばかりで、破損原因は不明という。
市は、この遊具と同タイプの遊具計4基を市内の公園から撤去し、改めて全ての遊具の安全点検を行うとしている。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/291821
4月30日18時42分に群馬テレビからも同趣旨の記事が、壊れた遊具の写真付きでネット配信されていた。は、
この遊具は、今月2日に日常点検を行っていて、そのときに異常は確認されませんでした。
同じタイプの遊具は、このほか元町公園に2つと連取中央公園に1つありましたが、いずれもおととい撤去しました。
https://news.livedoor.com/article/detail/20118943/
5月2日17時30分に読売新聞からは、2人とも転落していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、24日午前9時10分頃、男児(5)が木製のスプリング遊具に乗って遊んでいたところ、取っ手と台座の接合部の木が裂けて転落し、胸を打撲した。
取っ手は別の来園者によって戻されたが、女児(3)も転落して顔にすり傷を負った。
この遊具は1999年の公園開設時からあり、今年4月2日の点検時には異常はなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210501-OYT1T50108/
つい先日、『落雷対策:落雷を制御する新型避雷針落雷バリア [落雷を発生させない避雷針]で人・建物・電子資産を守る!』というタイトルのターゲット広告がパソコン画面上に現れた。
たまに「雷」などのキーワードで情報検索しているからだろうか・・・?
ただ、そういった検索は前からのこと。
当該スポンサーが4月からターゲット広告に参加し始めた・・・ということだろうか?
それはともあれ、そのような避雷針があることは初耳だったので調べてみた。
結果、調べた範囲内では以下の記事が最も分かりやすかったので紹介する。
『進化している避雷針!落雷から守る仕組みと最新の避雷針について』
(2020年3月24日 大興電子通信株式会社 HP)
【落雷被害を防ぐ避雷針の仕組み】
避雷針は、落雷による人的被害、物的被害を防止するために建物などの一番上に設置される装備です。
避雷針を設置しておけば、ある程度の落雷被害を防止できるため、建築基準法や消防法などで、建物の高さが20mを超える場合は設置するよう義務付けられています。
20mを超える建物には避雷針が設置されているため、個々人で落雷被害を受けないためには、雷注意報発令時にはできるだけ屋内にいることが重要となります。
避雷針は大きく分けて“雷を誘導して落とす”従来型の避雷針と、“落雷を発生させない”避雷針の2つの種類があります。
【従来の避雷針】
避雷針のイメージとして定着している細長い針状の避雷針は、フランクリンロッドと呼ばれるものです。
アメリカの発明家ベンジャミン・フランクリンが1750年ごろに発明した世界で最初の避雷針であり、その仕組みは現在でもそのまま引き継がれています。
フランクリンロッドの避雷針は、落雷の前に先駆放電(ステップリーダ)が発生する雷のメカニズムを利用しています。
雷はいきなり地表に落ちるのではなく、まず先駆放電と呼ばれる小さい放電を行います。
次に、それに呼応するようにプラス電荷を帯電している地表のポイントから空へ向けて小さい放電が起きます。
これをお迎え放電(ストリーマ)と言います。
先駆放電とお迎え放電がつながったとき、その経路をたどるように大きな放電が起こり、落雷となるのです。
フランクリンロッドは、針状の金属棒の先端からお迎え放電を放出することで、先駆放電との間に落雷の経路を作るようにしています。
このようにして、地表の一定範囲に落ちる雷を避雷針に集めているのです。
フランクリンロッドの性能をさらに高めたものが、ESE避雷針(早期ストリーマ放出避雷針)です。
ESE避雷針では、地中にあるプラス電荷を溜めて、より早くお迎え放電を放ち、フランクリンロッドよりも広い範囲の落雷を補足できるようにしています。
【“落雷を発生させない”避雷針】
雷を優先的に落として地面に逃がす従来の避雷針とは異なり、そもそも落雷を発生させないというコンセプトで開発されたのが、PDCE避雷針(消イオン容量型避雷針)です。
2003年にヨーロッパのアンドラ公国で開発され、日本でも広がりを見せつつあります。
日本でPDCE避雷針を採用している建造物として有名なのが、ブロンズ立像としては世界最大となる茨城県の牛久大仏です。
フランクリンロッドでは積極的にお迎え放電を放って落雷を捕まえていましたが、PDCE避雷針では上空のマイナス電荷と地上のプラス電荷を引き寄せ、そもそも避雷針の周辺からお迎え放電を放たないようにします。
お迎え放電がないので、雷雲から地表への経路も作られず、落雷は発生しません。
PDCE避雷針も100%ではないものの、フランクリンロッドやESE避雷針に比べて落雷防止の確率が高く、またそもそも落雷を発生させないため、人や物の安全をより確保しやすい避雷針となっています。
【なぜPDCE避雷針のほうがいいのか?】
従来のフランクリンロッドは1750年ごろの発明から現在まで使われ続けている優秀な仕組みですが、避雷針としての機能はPDCE避雷針のほうが優れているとされています。
3つのポイントから、その理由をご紹介します。
①避雷確率の違い
フランクリンロッドがその保護範囲の落雷を引きつけられる確率は、天候や地形などの条件により左右されますが、およそ70~80%だと言われています。
一方、PDCE避雷針は空中に発生する電流を約99%も中和するとされており、仕組みが違うことから正確な比較はできませんが、より安全性が高いことが分かります。
②保護範囲の違い
PDCE避雷針は、フランクリンロッドよりも保護範囲が広くなる点も特徴です。
こちらもさまざまな条件で変化しますが、フランクリンロッドの場合は金属棒の頂点から約60°の範囲内の落雷を引きつけるとされています。
つまり、20mの高さの避雷針があった場合、地表だと半径34.6mの範囲を保護します。
一方、PDCE避雷針の場合、約27mの高さの避雷針で半径100mを保護します。
こちらも正確な比較ではないですが、PDCE避雷針のほうが明らかに広いことが分かります。
③建物内部の保護の違い
フランクリンロッドとPDCE避雷針の違いが最も現れるのは、建物内部の保護の違いです。
フランクリンロッドでも避雷針で受けた雷の電流を地表に逃がす仕組みがありますが、電圧が強いと電流の一部が建物内に侵入し、電子機器に悪影響を及ぼすことがあります。
一方、PDCE避雷針は落雷を発生させない仕組みのため、落雷を抑止した時点で建物内部への被害もゼロとなります。
さらには落雷箇所の周辺にも電流が流れる誘導雷も起きないため、避雷針としての効果は非常に高いとされています。
https://www.daikodenshi.jp/daiko-plus/infrastracture/lightning-rod/
2021年4月30日15時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄道と野生動物の衝突による輸送障害の発生が全国的に後を絶たない。
静岡県東部から山梨県にかけての山間部を走るJR身延線は近年、シカの生息域の拡大や個体数の増加に伴う列車との衝突に頭を抱えている。
シカの命を守りながら、安全な運行ができないか――。
JR東海の現場の社員が発案し、シカと列車の衝突を減らすことを目指す新たな取り組みとは。
【「キィキィ」列車通過前に忌避音】
JR身延駅(山梨県身延町)から南に2キロほど進んだ線路沿い。
列車が通過する1分ほど前になると、線路周辺に「キィキィ」という甲高い音が鳴り始めた。
列車が通り過ぎると同時に音はやむ。
公益財団法人・鉄道総合技術研究所が開発した「忌避音」だ。
シカが仲間に危険を知らせるときの「警戒声」とシカが嫌う犬の鳴き声を混ぜ合わせ、シカを線路から遠ざけることが狙いだという。
身延線は2019年11月から山梨県内の2区間で「忌避音装置」を試験的に導入。
提案したのが、JR東海身延保線区の社員、森田さん(25)だ。
多発する衝突の解決策を模索する中、忌避音の存在を知った。
人に危険を知らせる列車接近警報装置を活用し、音源のみを忌避音に変えることを発案した。
列車が接近したときにだけ音が鳴るので、シカの「音慣れ」を防ぐことができる。
身延線はこれまでも、シカとの衝突を減らそうと、さまざまな対策を講じてきた。
運転士をはじめとする現場の社員にヒアリングを実施。
09年から、衝突の件数が多い6区間は、運行に気づいたシカが逃げられるように、夜間に列車の速度を最大で25キロ、落として走らせている。
12年から、衝突が多い地点に高さ2メートルほどの侵入防止柵も設置。
しかし、それでも、シカとの衝突は増え続けていた……。
【損傷激しいと「精神的ダメージ大きい」】
シカとの衝突で現場の社員が最も苦労する作業が「事後処理」だ。
発生時は横たわったシカを人力で線路外に搬出。
一時的に保存し、焼却処分場に運ぶ。
身延保線区長の酒井さん(44)は、「夜の山間部での発生が多く、社員が現場に向かうこと自体が難しい。個体は100キロと重く、搬出も一苦労」と話す。
森田さんも、「シカの損傷が激しいと、社員の精神的なダメージも大きい」と吐露する。
忌避音装置が設置された区間の衝突の件数は、現時点で「ゼロ」。
一定の成果が上がっている。
身延線内はほかにも、全国の路線に先駆けて、21年3月に三角形の凹凸状と網目状の2種類の侵入防止バリケードを線路上に設置。
「シカがどちらをより嫌がるか」を検証する取り組みなども進めている。
森田さんは「シカの命を守りつつ、鉄道の安全輸送も守りたい」と決意を語った。
【2019年度輸送障害821件、右肩上がり】
国土交通省が年度ごとに公表する「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」によると、2019年度の動物による輸送障害(列車の運休、旅客列車の30分以上の遅延など)は821件。
10年度からの10年間は右肩上がりとなっている。
また、JR東海によると、身延線内の20年度のシカと列車の衝突は196件、10年度の58件から3倍以上に増えた。
衝突の増加は、
▽温暖化による積雪量の減少で冬場に餌を見つけやすくなったことによる個体数の増加
▽生息域の拡大
▽狩猟者の減少
▽過疎化で生息適地である耕作放棄地の拡大
などと、複数の要因があるとされる。
JR東海が線路沿いに設置したカメラに、シカがレールをなめる様子が映っており、鉄分を摂取するために線路内に入っている可能性もあるという。
https://mainichi.jp/articles/20210430/k00/00m/040/107000c
(ブログ者コメント)
音を聞いてみたところ、「キイキイ」というか「キュルキュル」というか「ピヨピヨ」というか、そんな音だった。
2021年4月30日9時46分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大津市消防局が防火・防災学習のために制作したインターネット動画が「面白い」「わかりやすい」と評判だ。
視覚・音声効果をふんだんに取り入れるなど、消防署らしくないユニークな動画になっている。
心がけているのは「シンプルかつ大げさ」。
新型コロナウイルスの感染拡大で事業所などの訓練に職員が出向くことが減り、滋賀県内外から「訓練に動画を使いたい」という依頼も寄せられている。
「ダメダメな放水態勢」「吹っ飛ばされちゃいまーす」。
少しふざけたようなフレーズがちりばめられた大津市消防局の動画。
制作の中心になったのは北消防署予防係主任、船本さん(33)だ。
「消防用設備に関するネット動画はたくさんあるけれど、カタい動画ばかりで見る気にならない」。
もっと興味をもってもらえる動画を作ってみたいと思ったという。
上司に話したところ「作ってみろ」と背中を押され、2019年秋、動画編集を独学し始めた。
作った動画を上司に見せた。
「つまらんわ。もう少し面白くした方がいい」と言われた。
表現などについて消防局と調整しながら、3カ月かけて完成させた。
消防局によると、「ここまでやるか」と物議を醸したものの、20年1月に動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされたのが、「誰でも簡単‼消火器の使い方の極意」「みんなが知っておくべき自動火災報知設備の使い方!」の2本だ。
いずれも船本さんが「主演」している。
事業所の防火管理者らが防火・防災を学ぶことが主な目的なので、面白いだけでは不合格。
必ず盛り込まなければならない内容も多い。
船本さんは「消火器なら、噴射時間、火の強さの判断などについての説明が必要です。シンプルで大げさを目指しています」と話す。
その後、「すごいぞ‼屋内消火栓設備‼」「総まとめだよ‼総合訓練っ‼」を制作。
最新作は21年3月の「あなたもできる!消火栓器具ボックス取扱方法」だ。
消防局には県外を含む他の消防本部から「どうやって作っているのか」という問い合わせや、県内外の事業所から「訓練に動画を使いたい」といった反響が寄せられている。
動画制作に携わった船本さんら5人は3月、消防局長表彰を受けた。
消防局は「PR動画開発チーム設置要領」を20年10月に施行。
現在、船本さんの「チーム北署」を含む5チームが動画制作に動いている。
船本さんは「若者にスマートフォンで動画を見てほしい。若い人は力が強く、機動力がある。消防設備の使い方を若者が学んでくれたら、市民の生命、財産を守る力になる」と話す。
次回は山登りの際の事故防止についての動画になる予定という。
https://mainichi.jp/articles/20210430/k00/00m/040/021000c
(ブログ者コメント)
動画を見たところ、ユーチューバー的な映像になっていて、たしかに面白い。
これなら評判になるわけだ。
『誰でも簡単‼消火器の使い方の極意』
https://www.youtube.com/watch?v=_W356qEFzfk
『みんなが知っておくべき自動火災報知設備の使い方!』
https://www.youtube.com/watch?v=Gu659PI4x0I
2021年4月30日6時57分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
視聴者からの疑問や悩み、暮らしの中のハテナ?を調査する「HBCもんすけ調査隊」。
去年10月に伝えた、地下鉄真駒内駅の「乱横断」。
その後も多くの乱横断の現場について情報が寄せられ、調査してきました。
「今、私のすぐ横を通り抜けていきました、そしてもう1人、車の前を通っていきます」(去年10月の調査員リポート)
歩行者が横断歩道ではないところを渡る、いわゆる「乱横断」。
去年10月、地下鉄真駒内駅前の様子を、もんすけ調査隊で放送したところ、さらに多くの乱横断ポイントについて情報が寄せられました。
「もみじ台地区でも、地域住民による乱横断が多い。住民が車道を当たり前のように横断しています」(50代女性)
さっそく、現場へと向かうと…
「私たちが乗っている車、その目の前を渡っていく人がいます」(調査員リポート)
札幌市厚別区、もみじ台団地の目の前にあるのが「もみじ台北7丁目」バスの停留所です。
「団地から出てきた人が、横断歩道を渡って、あちらのバス停まで行くためには、100メートル以上先にある交差点まで遠回りをしないといけません」(調査員リポート)
この区画の南北の長さは、およそ260メートル。
そのちょうど中間にバス停があるため、横断歩道を通るためには100メートル以上先にある、南北どちらかの信号まで遠回りしなくてはいけません。
そのため…
「手前から車が来ていますが、いま渡り切りました」「携帯を見ながら渡っていますね、これはちょっと危ないかもしれません」(調査員リポート)
午前8時からおよそ1時間取材した結果、乱横断した人は25人いました。
「危ないんだけど、こっちのほうが近いから」(横断した人)
「近道したくなる気持ちはわかるけれど」(近所の人)
そして札幌には、さらに多くの人が乱横断する場所が…
「JR発寒中央駅の乱横断も見過ごせないと思います。いずれ事故が起きるんじゃないかと心配です」(調査員リポート)
札幌市西区発寒のJR発寒中央駅前。
ここは駅から出てきた人の乱横断が多いポイント。
「左右を確認していますが、わずかに車が切れたタイミングで横断歩道のないところを渡っていきます」「横断歩道ではないところを急ぎ足で渡っていきました」(調査員リポート)
午後5時から、およそ1時間観察したところ、63人が乱横断していました。
「(渡ったことは)あります。車が来ていなかったら行っちゃうかもしれない」(調査員リポート)
そもそも40メートルほど進めば横断歩道がありますが…なぜこの場所で乱横断するのでしょうか?
実は、道路を渡った先には、スーパーやドラッグストアがあり、横断歩道まで遠回りしたくない人が乱横断するようになったと考えられます。
かつてこの場所は、駅もなく野球場があるだけでした。
しかし、1986年に発寒中央駅が作られ、10年ほど前にスーパーやドラッグストアができました。
こうした町の変化が乱横断の現場を生むのです。
札幌市はおととし、駅の出口前に防護チェーンを設置しましたが、乱横断は解消されていません。
もみじ台と発寒、ふたつの乱横断の現場。
警察に確認したところ、どちらの現場も150メートル以内に信号があるなど、基準を満たさないため、信号は設置できず、バス停が近くにあるため、横断歩道の設置もできません。
解決策はないのでしょうか?
専門家に聞きました。
「(乱横断をなくすことはできる?) なかなか無くすということは出来ないので、そういう場所をどうコントロールしていくかが課題になっている」(北海道大学大学院工学研究院・萩原亨教授)
一度習慣づいた歩行者の行動は変えられない…
であれば、その場所では横断する人がいるという前提で、ドライバー側が意識を変えていく必要があると話します。
「ハードルは高いが、それをやっていかないと、ますます高齢者も増えるし、道路の使い方としてこういうところは歩行者優先をもっと定着させていくべきではと思う」(北海道大学大学院工学研究院・萩原亨教授)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecfb56820e096669ff69f24581914b8a73c5c18a
2021年5月7日6時50分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、真駒内駅前では再開発計画に伴い、車は駅前を迂回させる案が検討されているという、下記趣旨のフォロー記事がネット配信されていた。
札幌で多発する乱横断。
去年10月に取り上げた現場を再び調査すると、街づくりから解決しようとする計画が進んでいました。
・・・
信号や横断歩道をつけてほしいところですが…
警察の指針では最寄りの信号と150メートル以内の場所やバス停のそばには信号や横断歩道を新たにつくることはできません。
解決策はないのか?
調査すると、街自体を作り変える、ある計画が進んでいるとの情報が。
乱横断が多発する地下鉄真駒内駅前、実はこのエリアで再開発の計画が進んでいます。
住民からは、駐停車する車の多さや降車スペースの少なさとともに、乱横断の歩行者が多いことが課題として上がっていました。
現在、検討中の案の中で、それらを解消する計画のひとつが…
「歩行者動線を優先する、そういうかたちの配置の案」
(北海道大学大学院工学研究院・萩原亨教授)
計画案では、駅前を走る平岸通のうち、真駒内駅前の交差点より南側の道路をなくして、車は回り道する格好に。
その代わり、駅前には広場を作ります。
駐停車や乱横断など、地域の交通課題をまとめて無くすのが狙いです。
「(乱横断で)渡っている方は怖いと思っていると思いますし、車のドライバーの方も歩行者がいて怖いと思っていると思う。そういう状況を解決するためには、街づくりというのが一番の処方箋だと思う」
(北海道大学大学院工学研究院・萩原亨教授)
高度成長時代、歩行者よりも車が優先されてきた街づくり。
人口減少や高齢化が進むなか、乱横断をなくすためにも、歩行者優先の街づくりに変えていくことが大切だと語ります。
「道路というのは別に車だけのものではなくて、歩行者の方、地域の方の大事なインフラですので、車に少しご遠慮いただいて、どこでも横断できるエリアを作っていく、そういった仕組みがこれからもっともっと増えるといいなと思います」
(北海道大学大学院工学研究院・萩原亨教授)
https://news.yahoo.co.jp/articles/133adac120ec344308e0403e4a94a38a8db77f19
2021年4月28日21時35分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、タコ滑り台の写真付きでネット配信されていた。
公園にある「タコの滑り台」は、著作物として保護されるべき芸術品かどうか――。
この点が争われた著作権侵害訴訟の判決が28日、東京地裁であった。
裁判長が示した判断とは……。
原告は、タコの足がスライダーや階段状になっている滑り台を1970年代に開発したデザイン会社(東京都)。
被告の遊具製作会社(同)が、これとよく似た滑り台を許可なく都内の公園に計2台作ったことが著作権の侵害にあたるとして、約430万円の損害賠償を求めていた。
訴訟のなかで原告側は、タコの胴体を空洞にするなど工夫を凝らした点をふまえ、「不思議さ、楽しさを体感してもらうため彫刻家として創作した」と指摘。
誰でも製作できるものでなく「職人の芸術的なセンス」が不可欠だと訴えた。
被告の遊具製作会社は、安全確保のために改修されたり、色彩が大幅に変更されたりし、「一般の人は美的な鑑賞対象より遊具として評価している」と主張した。
国分隆文裁判長は、この日、滑り台の頭や足、空洞、赤い外観について「タコを連想させ、子供たちに親しみやすさを感じさせる遊具としての機能だ」と指摘。
そのうえで、「遊具の性質の域を出るものではない。美術品とは認められない」と、著作権の侵害にあたらないと判断して、原告側の訴えを退けた。
原告のデザイン会社は、タコの滑り台約200台を全国に設置している。
敗訴した同社は判決後の取材に「タコで始まり、タコで終わる人生だと思っている。判決は受け入れられない」と回答。
控訴する方針という。
https://www.asahi.com/articles/ASP4X6V2BP4XUTIL06J.html
(ブログ者コメント)
〇著作権法では、著作物の定義を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」と定めている。
今回の東京地裁の判決は、この定義に沿ったものだと思われる。
〇原告の会社、こういったトラブルを避けるため、最初に製作した時点で、意匠登録しておくという発想はなかったのだろうか?(登録できなかったのかもしれないが・・・)
意匠制度の概要については、以下の特許庁HP参照。
https://www.jpo.go.jp/system/design/gaiyo/seidogaiyo/torokugaiyo/index.html
〇類似事例として思い出した大和郡山市の金魚電話ボックスは、一審判決をくつがえし、高裁で著作物と認められている。
(2021年1月14日18時5分 毎日新聞;写真付き)
奈良県大和郡山市で商店街が設置したオブジェ「金魚電話ボックス」を巡り、現代美術作家が著作権を侵害されたとして、330万円の賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は14日、請求を棄却した1審判決を変更し、商店街側に55万円の賠償とオブジェの廃棄を命じた。
山田陽三裁判長は、作家の作品を無断で複製したとして著作権侵害を認め、作家の逆転勝訴を言い渡した。
作家は福島県いわき市在住の山本さん(64)。
電話ボックスの水槽で金魚が泳ぎ、水に浮かぶ受話器から気泡が出る作品「メッセージ」を2000年までに発表した。
金魚の産地として知られる大和郡山市の商店街は14年、これと似たオブジェを街頭に設置したが、山本さんから抗議を受けて18年に撤去した。
19年7月の奈良地裁判決は、電話ボックスで金魚が泳ぐという作品の発想は著作権法で保護される「表現」とは言えないとして、著作権侵害を否定した。
高裁判決は、気泡が出る受話器について「非日常的な情景で鑑賞者に強い印象を与える」と指摘。
作品全体としても「山本さんの個性が発揮されている」として、著作権法の保護対象になると判断した。
判決後、大阪市内で記者会見した山本さんは「作品をまねされて不快な思いをしていた作家は他にも多数いるはずで、一つの指標になる判決だ」と評価した。
商店街側は今後、対応を検討するという。
https://mainichi.jp/articles/20210114/k00/00m/040/113000c
(2021年8月28日 修正1 ;追記)
金魚案件に関し、2021年8月27日18日0分にNHK奈良からは、最高裁で2審の判決が確定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
商店街側が上告していましたが、最高裁判所第2小法廷の草野耕一 裁判長は、27日までに退ける決定をし、山本さんの訴えを認めた2審の判決が確定しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20210827/2050008225.html
2021年4月27日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がイメージ図付きでネット配信されていた。
3年前の秋、東京都内のある私立中学で、2年の男子生徒が3階の窓から転落する事故が起きた。
男子生徒は半年間の闘病の末に死亡。
14歳だった。
文部科学省の指針に基づく「詳細調査」に相当する調査が実施されたが、国には提出されず、教訓として共有されていなかった。
学校側が作成した事故報告書によると、現場となったのは校舎3階。
窓枠から室内にせり出したスペース(奥行き16センチ、床からの高さ72・5センチ)があった。
男子生徒は、この部分に上がって歩いていて、中腰になった際、バランスを崩して窓から転落。
約7・2メートル下の1階中庭テラス(コンクリートのタイル製)に落ち、意識不明の重体で都内の病院に運ばれた。
当時、窓は全開だったが、遮光カーテンが引かれ、室内からは窓の状況が分からない状態だった。
転落防止の観点から、窓には16センチしか開かないようにするためのストッパーが設置されていたが、壊されて機能していなかった。
男子生徒は頭を強く打ち、頭蓋骨(ずがいこつ)を外して脳にメスを入れる手術を繰り返した。
意識は戻らない。
髄膜炎や水頭症も発症。
それでも、医師と看護師による懸命の治療で命をつないだ。
事故から約1週間が過ぎ、父のスマートフォンに当時の校長から電話が入った。
「(事故は)防げたかどうか分からない」。
無責任な態度に言葉を失い、両親は学校側の面会の申し出を一切断った。
事故は本当に、防げないものだったのだろうか――。
両親は息子の死後、その問いと向き合い続けた。
学校は事故直後から経緯を調査。
事故から3カ月後、詳細な調査内容をまとめ、両親に示した。
その報告書によると、この学校では10年にも窓から生徒が転落する事故があり、生徒が骨折した。
この際は旧校舎で、この事故をきっかけに、現校舎には、窓が全開にならないようストッパーを取り付けていた。
だが、生徒のいたずらでストッパーが解除される事案が相次ぎ、事故前から教諭たちも問題視していた。
男子生徒の事故が起きる5カ月前の18年5月下旬、他の窓のストッパーが解除されているのを、男子生徒の担任教諭が発見。
この教諭が生徒たちに対し、過去の事故に触れ、「厳しく注意を行った」という。
その後、点検を重ね、男子生徒の事故直前の10月上旬にも、全担任教諭が全教室の窓について、ストッパーが正常か目視で点検していた。
さらに毎日の教室清掃時にも、担任教諭が窓の開閉と目視によってストッパーが利くかを確認してきたという。
ただ、調査の結果、現場となった窓のストッパーが壊されているかどうかは、一見しただけでは分からない状態だった。
一方で、生徒たちへのヒアリングで、ストッパーが壊されていたり、ストッパーが利かずに窓が全開になったりすることを認識している生徒がいたことが分かった。
つまり、学校側が行っていた点検は、十分に機能していなかった可能性が高い。
こうした経緯がありながら、初めて両親に示された報告書では、事故の発生との因果関係には触れず、「ストッパーの解除が発見された際に注意を行ったが、何が起こるか分からない万一の事態に対し、予見と検討が至らなかった点につき深く反省する」と記すにとどまった。
学校側の責任を避けるような言及に、両親は「このままでは終われない」と感じた。
報告書が出た後も、両親は学校に対し、粘り強く事故原因の分析を再考するよう要求。
その結果、事故から9カ月後の報告書では、事故原因は「ストッパーが壊れている状態」にあり、「その危険性が浸透していなかった」「中学生目線でリスク管理をすべきだったのかもしれない」と記された。
「防げたかどうか分からない」という事故直後の当時の校長の発言についても、文書上で「非常に残酷で無責任な言葉」だったと謝罪した。
報告書の取り扱いにも問題があった。
文科省が16年に「詳細報告書」を蓄積する指針を出したにもかかわらず、提出されていなかったのだ。
指針では、詳細調査は私立校の場合、「必要に応じて都道府県等担当課が支援・助言を行う」と定めている。
学校側弁護士は「調査結果を提出するか否かは都の助言を踏まえるもので、都にイニシアチブがある」と述べ、教頭は都から「調査を報告する必要はないと聞いた」と説明する。
取材に対し、都は個別の事案について詳細を明らかにしていない。
そもそも、国は指針で、詳細調査の実施を「望ましいもの」とするにとどめ、提出も義務とはしていない。
こうした中途半端な検証体制について、男子生徒の母は「ヒヤリハット(重大事故につながる可能性がある小さな事故)の積み重ねが、命を失う事故になる。二度と同じような事故が起きないよう、調査結果の共有を義務づけてほしい」と求める。
https://mainichi.jp/articles/20210427/ddm/003/040/085000c
2021年4月27日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡東労働基準監督署は、クレーンで吊り上げた台に労働者を搭乗させたとして、金属製品製造業のY工業㈱(熊本県八代市)と同社現場代理人を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。
労働者が高さ10メートルから墜落し、骨盤と左かかとを骨折している。
災害は令和2年8月1日、福岡市内の工場増設工事現場で発生した。
労働者は高さ10メートル地点の工場内にミキサーを搬入するため、移動式クレーンに吊り上げた台に乗り込んだ。
台が建物にかかった反動で傾き、ミキサーごと落下している。
同労基署によると、違反の理由として「ミキサーを建物内に運び込むためには人力が必要だった。経済的理由から足場を組むのを怠ってしまった」と話しているという。
https://www.rodo.co.jp/column/104196/
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

