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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

今回情報の2つ目の中で、糸魚川市の大火も飛び火が一因だったと記されている。
当該大火はラーメン店で中華鍋コンロをつけたままにしていたことが発端。
また、火の粉が古い木造建築物の屋根瓦の隙間から入った可能性を風洞実験で確かめたなど、多くの情報を本ブログでも紹介している。

以下は今回情報の元記事2点。

2025123205分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪市生野区で昨年12月、立て続けに2件の火災が発生した。

両現場の間は約100メートル。

警察や消防が調べたが放火の形跡はなく、1件目の現場の炎が飛散した「飛び火」が原因との見方が強まっている。

乾燥した日が続き各地で火災が相次ぐが、風の強い日は飛び火による延焼の危険がある。

過去には、100棟以上の住宅が焼ける大規模火災に発展したケースもあり、専門家は「特に古い住宅密集地ではリスクが高まる」と警戒を呼びかけている。

1件目の火災が起きたのは1217日午後3時過ぎ。

同区生野西の木造2階建て店舗兼住宅など4棟が焼け、女性(81)が死亡、男性(87)が軽傷を負った。

40分後には、北東に約100メートル離れた同区生野東の木造2階建て空き家の屋根からも火の手が上がり、大部分が焼損した。

大阪府警などが空き家の出火原因を調べたところ、屋根付近に出火原因となるような電気系統はなく、失火や放火の形跡はみられなかった。

大阪管区気象台によると、この時間帯、大阪市では乾燥注意報が発令。

最大瞬間風速97メートルを観測しており、1件目の火災の炎が風で飛ばされて燃え移った可能性がある。

「『ビュンビュン』と音が聞こえるくらいの風が吹いていた」。

空き家近くの男性(82)はこう振り返り、「まさか、ここまで火の粉が飛んでくるのか」と驚く。

飛び火による延焼は強風が吹き、空気が乾燥している状況下で起きやすい。

日本防火技術者協会の関沢愛(あい)理事長(76)は、「特に古い家屋では飛び火の影響を受けやすい」と指摘する。

実際、今回飛び火で延焼したとみられる空き家は4軒が連なる長屋の一部で、築50年以上とされる。

関沢氏は「古い家屋は屋根瓦の間に隙間が多く、そこに火の粉が集積しやすくなる。それらが一定の量に蓄積することで着火し、延焼が始まる」と説明する。

総務省消防庁は飛び火への警戒を強め、各地の消防に対策を取るよう通知している。

今回の火災時には、大阪市消防局がヘリコプターで現場周辺の状況を監視。

日中は目視で火の粉を確認しにくいため、赤外線カメラを使って火の粉が舞っているのを確認し、延焼を発見したという。

同局の担当者は「春一番などこれから強い風が吹く季節になる。引き続き飛び火への警戒をしていく」としている。

https://www.sankei.com/article/20250123-GCGVKUSN5VMBVJ5EJHCI26W5ZM/

 

12470分には産経新聞から関連記事として、昔は「飛び火警戒」という用語があった、平成28年には糸魚川市で強風下、飛び火により火災が拡大したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府生野区で昨年12月に起きた2件の火災で、浮き彫りとなった「飛び火」のリスク。

日本防火技術者協会の関沢愛理事長によると、飛び火による延焼火災は昭和50年代始めごろまで頻発しており、「飛び火警戒」という用語が一般的にも知られていた。

しかし、住宅の材質の不燃化など建物の防火対策が進み、次第に減少。

飛び火警戒の意識も低下しつつあったという。

それが一変したのが、平成2812月に新潟県糸魚川(いといがわ)市で起きた大規模火災だ。

中華料理店から出火し、飛び火によって木造住宅密集地域で延焼が拡大。
120
棟が全焼し17人が負傷した。

29年、総務省消防庁は強風下での消防体制を見直し、飛び火警戒を盛り込んだ具体的な対策を各消防に通知した。

強風時には数百~千メートル先まで火が届く危険があるとし、周辺の高い建物などから火の粉の飛散、落下状況などを見張る要員を配置したり、周辺住民に注意喚起したりするよう求めた。

ただ、飛び火を完全に防ぐことは難しく、昨年1月の能登半島地震で起きた石川県輪島市の朝市火災でも被害拡大の一因とされている。

関沢氏は風下地域の見回りを行い、屋根から煙が出ていないか目視で観測するほか、屋根に水をかけるなど、住民にもできる対策はあると指摘。

「小さな火の粉でも建物を延焼させる力がある。風下の地区では特に飛び火警戒を徹底してほしい」と話している。

https://www.sankei.com/article/20250124-YCJUVH4WD5PSBE2SEWX4ZQGW4U/

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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