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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

21612分にYAHOOニュース(TBS NEWS )から、陥没の瞬間を撮ったドラレコ映像が報じられていた。

それによれば、トラックの前には信号待ちしている車が2台いた。

そして信号が変わった後、それぞれ直進や右折し、穴が開いた方向に左折したのは、かのトラックが初めて。

それも、信号待ちしている時には穴は開いておらず、信号が変わったとほぼ同時に路面が凹み始め、トラックが左折した時にはすでに大きな穴になっていた。

ほんの少しタイミングが違えばトラックは転落せずにすんでいたかもしれないし、あるいは他車が転落していたかもしれない。

事故というもの運次第という側面があり、同じようなことを2012年の笹子トンネル天井崩落事故でも感じたことがある。











https://news.yahoo.co.jp/articles/138b1f0900ff11d4a9f246a41c4d4171546e9faa 

以下はブログ者がピックアップしたポイント毎の報道。

2025
1282056分に毎日新聞から下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

28日午前950分ごろ、埼玉県八潮市二丁目の県道交差点で、通行人の男性から「道路が陥没してダンプカーが落ちた」と110番があった。

交差点の中央付近が陥没し、長径約9メートル、短径約5メートルの楕円(だえん)形で深さ約5メートルの穴ができ、トラック1台が転落した。

運転手とみられる男性1人が車内に取り残されており、消防が救助活動をしている。

県警や消防によると、男性は当初呼びかけに応じていたが、穴の中の土砂が崩れるなどして救助活動が難航し、夕方以降は安否が確認できていないという。

消防隊員2人が救助活動中に軽傷を負った。

大野元裕知事は28日の定例記者会見で陥没について「下水道管の破損に起因すると思われる」と述べ、県内の下水道管の緊急点検を実施する考えを示した。

県によると、現場付近の地下約10メートルに直径475メートルの下水道管が通っている。

1983年に供用を開始し、5年ごとに劣化状況などを調査。

2021年度に目視で確認した際は、一部に腐食があったが、補修などの早急な対応は必要ない状況だったという。

事故後、下水道管を流れる水量が減っており、県などは壊れた下水道管に周囲の土砂が流入することで道路が陥没した可能性が高いとみている。

現場は八潮市役所から南東約300メートル。
車の往来が多く、周囲には住宅や工場などが建ち並んでいる。

近くの会社に勤める男性は「他の道も陥没したらと思うと恐ろしい」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20250128/k00/00m/040/065000c   

 

1281725分に朝日新聞からは、県は周辺の120万人に下水の使用抑制を呼び掛けている、5年に1度の下水道管の調査では500m下流の管が最低ランクだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場の地中を通る下水道管はふさがっている可能性が高く、県はこの下水道管に汚水を排出している県東部の12市町に対し下水道の使用制限を通知。

この地域の約120万人に対し、下水道の使用を抑えるよう呼びかけている。

県下水道事業課によると、この下水道管には12市町の下水が流れており、同県三郷市の下水処理場「中川水循環センター」に通じている。

県は28日午前10時すぎ、下水道法に基づき、12市町に下水使用制限を通知。

同課によると、水道自体は使用できるが、排出される下水の量が多ければ、下水道管に滞留してあふれる恐れもあるという。

県は、下水道の使用について、トイレを流すなどの制限はないが、洗濯の回数を減らしたり、風呂で使う水量を少なくしたりするよう訴えている。

陥没現場の下水道管は直径3475メートルでコンクリート製。
1983
年から使われている。

埼玉県は5年ごとに下水道管の調査をしており、2021年の調査時は、管の状態を示すAC3ランクの2番目で、「ただちに工事が必要な状況ではない」との判断だった。

一方で、陥没現場から500メートル上流の地点では、20年の調査で最も状態が悪いAランクだったという。

https://www.asahi.com/articles/AST1X2HTYT1XUTNB00VM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

1292248分に産経新聞からは、県は下水を塩素消毒した上で川に緊急放流し始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は29日深夜、下水道管の破損などで穴に流れ込む水量を減らすため、春日部市のポンプ場から下水を近くの河川に流す緊急放流を始めたことを明らかにした。

緊急放流では、ポンプ場からポンプ車で下水をくみ上げ、ホースを使って近くの新方川へ下水を流す。

汚水は放流前に塩素で消毒する。

下水の緊急放流は、東日本大震災の際にも実施された。

https://www.sankei.com/article/20250129-GINJDHHO2ZIY7MBWFNO2XJA6I4/ 

 

1月30日7時35分に読売新聞からは、現場はもともと湿地帯、地下10mにある下水管の空洞は通常の調査では発見しにくいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

被害の拡大は、この地域特有の事情も考えられる。

芝浦工業大学の稲積真哉教授(地盤工学)によると、事故現場周辺はもともと湿地帯だといい、「軟弱な地盤で、腐食で破損した下水道管に土砂が次々となだれ込み、空洞が大きくなった可能性がある」と指摘する。

東京大学生産技術研究所の桑野玲子教授(地盤機能保全工学)は「今回の下水道管は約10メートルと深い。通常の調査ではなかなか発見しにくい場所に空洞が発生した可能性がある」と語る。

稲積教授は下水道管が施工当初の厚みを維持しているかどうか目視では分からないとして、「必要に応じて管の厚みを調べる調査も行うべきだ」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250130-OYT1T50001/ 

 

1月29日19時15分にYAHOOニュース(時事通信)からは、政府は?同様の管路がある7都府県13カ所の緊急点検を要請したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

橘慶一郎官房副長官は29日の記者会見で、全国の下水道管理者に対し、類似する箇所の緊急点検を要請したと明らかにした。

国土交通省によると、事故現場の下水道管は、同県内12市町から汚水が集まり下水処理場につながる太い管路だった。

緊急点検は、同様の管路を管理する埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、奈良の7都府県13カ所が対象となる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f3d6e2df51cdb3281a95e4619331a0f6bf9294a 

 

1301730分に朝日新聞からは、下水管は現場でカーブしているため流れが遅くなり硫化水素が発生、空気と接触してできた硫酸で管が腐食された可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県によると、事故現場の地下約10メートルには1983年から使用する直径約4.75メートルの大きな下水道管が交差点に沿って、カーブする形で通っている。

元国土交通省技官で、東京大学大学院都市工学科の加藤裕之・特任准教授(下水道政策)は「カーブしている場所では下水の流れが遅くなるため、管内に硫化水素が発生しやすく、腐食が起きやすい」と指摘する。

国交省国土技術政策総合研究所によると、下水道管を流れる汚水に含まれるし尿や洗剤などから硫化水素が発生し、落差や段差の大きいところでかき回され、空気中に放出される。

その後、管の内壁に付着している細菌の働きによって酸化し、液体の硫酸となって管が腐食、破損する原因となる例が多い。

様々な管種の中でもコンクリート製が腐食しやすいという。

加藤氏は「現場付近は維持管理により注意が必要な箇所だったとみられる。ただ、ほとんどの自治体において、財政が厳しく人手も足りない中で、(5年に1回以上とする)法定以上の頻度で点検を行うのは難しい」と話す。

https://www.asahi.com/articles/AST1Z2HRRT1ZOXIE019M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n 

 

1月31日9時0分に読売新聞からは、陥没時に雨水幹線が破損し流れ込んだ水で陥没穴が拡大しているなど、下記趣旨の記事が現場写真や下水利用自粛が呼びかけられている地域の説明図付きでネット配信されていた。

陥没事故は30日も、交差点に開いた穴の拡大が続いた。同日未明には既に開いていた二つの穴の間の路面が崩落し、一つの巨大な穴となった。県などは、被害拡大の原因となっている、穴に流れ込む水対策を急いでいる。

草加八潮消防局によると、30日正午現在で穴は長円形に近い形で最大幅は約40メートル。深さは約15メートルで、このうち約8メートルが土砂で埋まっているという。断続的に流れ込む水で、穴の中の土砂はもろくなっている。

 穴の中に残されたトラックの男性運転手の救助作業は、難航している。県は30日夜の危機対策会議で、穴に流れ込んでいるのは雨水を流す「雨水幹線」から漏れ出している水と説明した。

県によると、道路が陥没した際に雨水幹線が宙づり状態となり、破損した部分から水が漏れ続けたという。

県は31日朝までに雨水幹線からの漏水を止める方針を示した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250130-OYT1T50197/   

 

21710分にYAHOOニュース(Merkmal)からは、事故直後に近くの企業の社員たちが現場に駆け付け、発煙筒と焚いたり交通整理するなどしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故が発生したとき、近隣の企業で新車・中古車販売や自動車修理を手掛ける「秋葉自動車」の社員たちが即座に現場へ駆けつけ、二次災害を防ぐための措置を講じた。

ネット上で話題となった。  

彼らは、公的機関である警察や消防の到着を待たず、自らの判断で現場を保全。

発煙筒を焚いて周囲のドライバーに危険を知らせるとともに、交通整理を行った。

その迅速な判断と機動力が、さらなる事故を未然に防いだ可能性は高い。  

公的機関ではない一企業の従業員が、自発的に行動し、社会に大きく貢献する。

なぜ同社の迅速な動きが 「賞賛されるべきもの」 といえるのか。

本稿では、その背景を掘り下げる。

・・・

社会が円滑に機能するためには、人々の自主的な行動によって支えられている部分も少なくない。

同社のような企業がこのような役割を果たすことで、社会全体の安全性が底上げされる。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/38dc9238fe6039041d7cc8b027cd98fb7ec0fea0 

 

130日付で毎日新聞埼玉版からは、現場周辺の陥没有無を空洞探査車(マイクロ波照射)で調査したという下記趣旨の記事が探査車の写真付きでネット配信されていた。

県は29日午後、八潮市の陥没現場周辺の道路で、地下に空洞が発生していないか調査を実施した。

県から依頼を受けた専門調査会社「ジオ・サーチ」が行った。

空洞探査車と呼ばれる専用車両が、規制線内を除く陥没のあった付近の県道54号を走行しながら路面にマイクロ波を照射し、データを収集した。

・・・

https://mainichi.jp/articles/20250130/ddl/k11/040/033000c 

 

1312054分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、一宮市では路面目視やマンホール内にカメラを突っ込んで下水管の点検をしている、豊田市では人工衛星からの電磁波とAIを使って上水道の劣化診断をしているが深い場所にある下水管には使えないなど、下記趣旨の記事が点検中の写真付きでネット配信されていた。

今日午前、愛知県一宮市でうつむいて歩く市の職員たち。

下水管が通っている道の路面を見て、陥没している箇所がないかチェックして回っているのです。

どういったところを見ているのか聞いてみると、「へこみとか陥没の前兆で舗装が下がっていたりするので、そういったところがないか確認しています」と答えました。

すると、見つけたのはこのへこみ。

職員がハンマーでたたき、下が空洞になっていないか確認します。

一宮市職員:
「こっち高いでしょ、こっちは(低い)違いがあります」
「たたいた感触もありますし響きがちがいます」

職員は空洞ができている可能性があると説明。

ただ、緊急度は低いという判断で、後日、あらためて舗装をはがし、点検することになりました。

・・・

映像でも確認を進める職員たち。

マンホールのふたを開けて、長い棒を入れていきます。

棒の先にカメラがついていて、管の中の様子を映像で確認できるのです。

地下4.5メートルまで降ろすと、見えてきたのはコンクリート製の管。
奥の方まで見ることができます。

市職員曰く、「管がずれていたりだとか、堆積物があったら、水がそこで阻害されるので、たまっていたりとか、すぐにその映像でわかります」とのこと。

・・・

豊田市では、“水道管の健康診断”を実施することで、上水道の異常を確認。

人工衛星からの電磁波を使って、水道管からの漏水を検知。

さらに、AIで水道管の劣化具合を計測し、どの水道管を優先して補修するのか判断しているといいます。

ところが、この仕組み、下水管には使うことができないといいます。

下水道は上水道より深い場所にあるため、電磁波が届かないのです。

豊田市によると、電磁波が届くのは、地下2メートルぐらいまで。3~4メートルの深さにある下水管まで届かないといいます。

職員からは、「AIで下水管の破損を見つける技術は、まだまだ夢物語だ」という声も寄せられました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/92b80949cf1f7bd6fe8dcaab48348736f176998b 

 

131192分にYAHOOニュース(HTB)からは、札幌市では下水管に移動式のロボットカメラを入れて内部点検しているなど、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

・・・

本吉記者)
「こちらが下水管の点検で使われている、ロボットカメラです。先端にカメラがついていて自在に動かすことができます」。

点検で活躍するのがロボットカメラです。

下水道管の中を移動し、気になる箇所があればカメラの向きを替えながら破損状況を確認します。

札幌市下水道河川局 吉田課長)
「ロボットを使うメリットは札幌市の下水道管のほとんどが、人が入れない大きさになっています」。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbcc9c5c1c481fab00c518c24b30828be71fa2e1  

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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