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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)

 

【なんと、ナフサ液面に着火した瞬間を目撃していた人がいた】

 

滞在が長引くにつれ、本来の業務以外、作成中の事故報告書などについての意見も求められるようになった。

 

聞けば、火災に至る経緯は、以下のようなものだった。

 

〇地震時に浮き屋根が損傷して沈み、液面が露出した。

〇強い海風に乗って異臭が市内に流れ、クレームが多発した。

〇異臭の発生を抑えようと、液面に泡を放射。

〇しかし強い風によって泡が片方に吹きよせられ、液面がまた露出。

〇都度、泡を放射して液面を覆う・・・そのような操作を繰り返し行って
 いた。

〇液面に放射された泡は、そのうち潰れて水滴となり、水はナフサより
 比重が大きいので、ナフサの液中を沈んでいく。

 その際に、ナフサ液が静電気帯電。

〇泡を放射するたびに沈降帯電が繰り返され、ナフサ液には徐々に静電気
 が蓄積されていった。

〇そして、何回か泡を放射した後に着火した。

 

静電気は、溜まっただけでは危険ではない。

放電するから危険なのだ。

 

問題は、タンク内で、どのような放電が起きたかということだが、その点に関しては、液面を単独で漂っていた泡が帯電し、タンク壁面、あるいは別の泡に向けて放電した・・・といったメカニズムが有力視されているとのことであった。

 

そういった内容について、執務場所にあてがわれていた部屋の一角で、何人かで話していたところ、なんと、そのうちの一人が、当時、複数名で状況確認のためナフサタンクの上に上がっていて、ちょうど着火した瞬間を目撃した、という話しをし始めた。

 

その人いわく。

「泡を放射し終わった後、消火用水がポタポタと雫のように垂れていて、
 その液面付近から火が上がった」

 

浮遊泡原因説を知っていたブログ者、すかさず「火が上がった周辺に泡はありましたか?」と聞けば、「泡はなかった」という答えが返ってきた。

 

そういった話しを聞いてビックリ。

着火の瞬間を目撃していた人がいようとは・・・。

これは非常に珍しいこと。貴重な証言だ。

原因究明にとって、これ以上のことはない。

 

そこで、「そういった目撃談を、誰か聴きにきましたか?」と聞けば、誰も聴きにきていないと言うではないか。

それを聞いて、またまたビックリ。

 

複数の人と一緒に目撃したということで、事故原因調査班は、別の人に聴いていたのかもしれないが、事故原因調査の基本は、まずは目撃者探しで、目撃者が複数いれば、その全員に聴くことだ。

こう言ってはナンだが、どうも基本的な調査ができていなかった模様。
 

なぜ、調査に抜けがあるのだろう?

あれもこれもやらねばならないということで、そこまで手が回っていなかったということかもしれないが、目撃者全員の話しを聞くべきではないか?

 

大いに疑問に思ったが、なにせブログ者は応援に来ている子会社の人間という、いわば傍流の立場。

また、意見を求められるようになったといっても、原因調査班に所属しているわけではないので、発言力は弱い。

よって、この疑問は疑問として、そのまま置いておくことにした。

 

 

【ブログ者は雫説を提唱したが採用されなかった】

 

調査方法に疑問を抱いた話しはさておき、その目撃談を聞いたブログ者は、一つの事例を思い出した。

 

それは、かなり昔、大型タンカーがタンク内を海水で洗浄していた際、上から垂れてきた雫が原因となって静電気放電が起こり、爆発したとされている事例だ。

 

詳細は以下の報文参照。

https://zousen-shiryoukan.jasnaoe.or.jp/wp/wp-content/uploads/item/senpaku/senpaku-vol49-04.pdf

 

当該事例から考えると、今回の着火原因も同様、垂れてきた消火水の雫に向けて液面から放電が起きた、あるいは帯電した雫から液面に向け放電が起きた・・・そういった可能性もありそうだ。

 

浮遊泡説も、可能性としては大いにあるのだが、目撃談から考えると、雫説のほうが可能性大のような気もする。

目撃者は、着火した場所の周辺に泡はなかったと言っていることだし・・・。

 

事故原因の調査はブログ者に与えられた役割ではなく、余計なことを・・・と言われそうな気はしたが、意を決して事故原因調査班の人に、目撃者がいたことと併せ、この説を伝えておいた。

 

その後、時期的にいつだったかは忘れたが、徳山事業所で勤務しているT氏(安全工学的業務の先輩)と話した際、T氏から「あれは〇〇くん(ブログ者の名前)の説のほうが正解だ」と言われた。

なぜ、ブログ者の説を徳山事業所にいるT氏が知っていたのだろうか?

詳しくは聞かなかったが、愛知製油所と同様、徳山事業所にも支援グループができていて、その場でブログ者の説が話に出たのかもしれないと、勝手に推測した。

 

一方、顔見知りだった静電気学会のオーソリティKT氏と別会合で出会った際、氏が事故原因究明にも関係していると聞いていたので、雫説について説明した。

ただ、意に反し、KT氏は聞き流すだけ。

ブログ者としては、もっと細かい点について聞かれると思っていたのだが・・・。

 

そして、その後は、どこからも雫説の説明を求められることはなく、そのまま浮遊泡説が会社としての見解になった。

 

また消防庁からも、同様の報道発表がなされた。


平成16622

「屋外タンク貯蔵所火災の火災原因調査結果」

・・・・・

種々の着火源について検証した結果、沈降帯電による可能性が残りました。

これは、泡が時間の経過とともに消え、水に戻るときに生じる水滴がナフサ中を沈降することによりナフサが帯電し(沈降帯電)、発生した電荷は液面上に取り残されている泡に蓄積され、泡の電位が上昇します。

この泡とタンク側板、あるいは、タンク側板と接触している泡との間で放電するものです。

・・・・・

http://203.137.14.179/html/new/pdf/040622_idemitsu.pdf

 

 

【事故の教訓と対策】

 

地震などでタンクの浮き屋根が沈み、異臭が強い風に乗って人口密集地に流れていく・・・そんな事故は、もう起きないかもしれない。

 

しかし、タンク内に泡を放出することは、またあるかもしれない。

そういった場合、どうするか?

 

具体的な方策としては、消防庁特殊災害室から、以下の報告書が公表されており、今回事例に関連する記述としては、27ページに注意点として、「泡シール切れが起こらないよう、シール面を監視しながら泡補給を行う」と記されている。

 

(平成2112月)

『内部浮きぶた付き屋外タンクの異常時における 対応マニュアル作成に
  係る検討報告書』

https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/2112_uki_houkoku.pdf

 

 

しかしながら、風によって泡が流される今回のようなケースでは、泡シ-ル切れが起きる可能性、なきにしもあらず。

 

その場合、着火源が浮遊する泡だったとすれば、泡に対する対策をとることはできないので、あとは運まかせとなる。

 

ただ、雫が着火源だったとすれば、対策をとることができる。

それは、水が液面に垂れることがないよう、泡放射のタイミングを調整することだ。

 

ブログ者は泡放射設備を運転したことがないので、そういうことができるかどうかは不明だが、泡タンクに原液が残っている間に通水を止めれば、可能なような気がしている。

 

ちなみに、垂れた雫が危険なら、上からフワフワと降りてくる泡も危険ではないか?

そういう考えも、頭の中にチラっと浮かんだが、液面を浮遊する泡と同様、こちらも管理することはできないのだ。

 

 

【おわりに】

 

この記事を書くにあたり、事故の最終報告書が公表されていないかネットで調べたが、見つけることはできなかった。

 

そのため、おぼろげな記憶中心の記事になってしまったが、おおよそのアウトラインは、お分かりいただけたのではないだろうか。

 

今回の情報が、皆様にとって安全管理上の何らかのヒントにでもなれば幸いです。

 

 

                       以  上

 

 

 

 

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2020921120分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

新型コロナウイルスの感染対策として、一般の人でもフェースシールドをつける人が増えてきた。

 

マスクに比べて息苦しくなく、口元も見えるという利点があるが、肝心の予防効果はどうなのだろうか。

 

 

【不織布マスクと比べてみると】

 

フェースシールドは医療用防具として、血液や口からの飛沫(ひまつ)が目や鼻、口などに入るのを防ぐのに使われてきた。

 

だが、印象が大事な接客業や、口の動きを見せたい語学講師、合唱団、飲み会の場など、コロナ禍で感染予防策として広がりつつある。

 

理化学研究所や神戸大などは、世界最高レベルの性能をもつスーパーコンピューター「富岳」を使った実験結果を、8月下旬に発表した。

 

不織布マスクをつけた場合と、フェースシールドをつけた場合で、人の飛沫がどう広がるかをシミュレーションした。

 

不織布マスクでは、5マイクロメートル以下のエアロゾルは約3割漏れたが、50マイクロメートル以上の大きな飛沫は、ほぼ捕まえることができた。

 

一方、フェースシールドでは、エアロゾルは100%近くが漏れ、50マイクロメートルの飛沫でも半分が漏れた。

 

理研チームリーダーの坪倉誠・神戸大教授は、「飛沫を飛ばさないという効果を考えると、不織布マスクに軍配があがる」と話す。

 

 

10秒で周囲1メートルに広がる飛沫】

 

米フロリダアトランティック大の研究チームも9月上旬、マスクやフェースシールドをつけた場合に飛沫がどう広がるかを視覚化し、流体物理の専門誌に発表した。

 

フェースシールドは、口の部分から前方まっすぐに飛沫が広がるのをある程度抑えるものの、左右や下からどんどん漏れ、10秒後には周囲約1メートルに広がった。

 

研究チームは、「マスクの代わりに広く使われるようになると、感染防止に悪影響が出かねない」と警鐘を鳴らした。

 

米疾病対策センター(CDC)は、フェースシールドはつけた人の目を感染から守るが、近くにいる人に飛沫を広げない効果は不明だと指摘。

新型コロナ対策として、フェースシールドをマスクの代わりに使うことを推奨していない。

 

大阪府医師会も6月、教育現場でのフェースシールドの使い方について、相手からのせきやくしゃみの飛沫が本人の目に入るのを防ぐために使用するもので、自分の唾液(だえき)が相手に飛ぶのを防ぐための物ではないとしている。

 

さらに、プラスチックの断面が当たりけがをする可能性や、視界が妨げられることによる事故、熱がこもることによる熱中症の可能性など、デメリットも挙げている。

 

マスクの性能に詳しい聖路加国際大学の大西一成准教授(環境疫学)は、新型コロナの感染につながる飛沫の大きさはわかっていないとした上で、「フェースシールドで防げる飛沫は大きいものに限られるうえ、小さい飛沫はほとんどが漏れてしまう。マスクをしないでフェースシールドだけをつけるのは、十分な感染対策にはならない」と注意を促している。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASN9L2FP8N9KUBQU006.html?pn=5

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログ読者の方にとっては自明の理の情報だと思うが、ご参考まで。

 

 

 

 

 

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2020921日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長崎労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、船舶溶接業のN工業㈲(長崎県長崎市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反などの疑いで長崎区検に書類送検した。

労働者が大腿部に熱傷を負う労働災害が発生している。

 

労災は平成31年1月19日、同社が下請をしていた工場で発生した。

57歳の労働者がガス溶断で鉄パイプを焼き切っていたところ、火花が大腿部に飛び散った。

 

8日間の休業となったにもかかわらず、同社は死傷病報告を提出しなかった疑い。

 

同労基署によると、違反の理由として元請に迷惑をかけたくなかったことを挙げているという。

 

https://www.rodo.co.jp/column/94259/

 

 

 

 

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2020921170分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

建設会社の給油施設でタンクローリーへ給油中、軽油約2000リットルが漏れ出し、付近の川にも流れ出る事故がありました。

北海道などは、川の拡散を防ぐ作業を進めています。  

 

警察や消防によりますと、920日午前830分ごろ、北海道士別市の建設会社の関係者から「給油をしている時に油が漏れた」と119番通報がありました。  

 

消防などが現場に駆け付けた際、軽油約2000リットルが漏れ出していることを確認、マットで油を吸い取るなど拡散を防ぐ措置を取りましたが、現場から50メートル程離れた剣淵川にも流れ出たということです。  

 

当時、建設会社の系列会社に所属する男性が、会社敷地内に設置された給油施設でタンクローリーに軽油を積み込む作業をしていたとみられています。  

 

この作業では本来使用の対象に当てはまらない機器を使って積み込みをしていたとみられていて、警察の調べに男性は「給油を始めて離れていたら漏れていた」などと話しているということです。  

 

警察は、当時の状況や、消防法違反にあたる可能性もあるとみて調べを進めています。  

 

北海道などは川へ漏れ出した油の拡散を防ぐ作業を進めています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2174a84c7a97bdf5038250fa60126721124447f

 

 

 

 

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20209191228分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前、神奈川県横須賀市で「ガスのような臭いがする」といった通報が消防や警察に相次いで寄せられました。


横須賀市などではことし6月以降、3回にわたり同じような通報が寄せられていますが、消防などによりますと原因は特定できていません。

横須賀市消防局によりますと、19日午前9時前、京急線の横須賀中央駅近くの住民から「ガスの臭いがする」と通報がありました。


その後、30分ほどの間、市内の海岸に近い地域を中心におよそ10キロの範囲で、同じような通報が消防や警察に相次ぎました。


このうち消防が出動した7件の現場では、到着したときには臭いはなく機械による測定でもガスは検知されませんでした。


気分が悪くなるなどして病院に搬送された人はいないということです。


消防や警察によりますと、横須賀市や隣接する三浦市では、ことし6月から先月の3回にわたって同じような通報が集中して寄せられていますが、これまでに異臭の原因は特定できていません。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200919/1050011628.html

 

 

 

 

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20209191725分にALBAから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日行われた国内女子下部のステップ・アップ・ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」の第2ラウンドで、コース管理車両と乗用カートが接触する事故が発生。

選手1名が負傷して大会を棄権した。

 

事故の発生場所は、会場である静岡カントリー浜岡コースの指定打撃練習場からクラブハウスへ向かう道路上。

 

コーススタッフが運転する選手送迎用の乗用カートが、コース管理用のローラー転圧機を牽引するトラクターと正面から接触し、運転していたスタッフが右上腕打撲、搭乗していたステップ通算1勝の25歳・石山千晶が右手小指打撲を負い、第2ラウンド開始前に大会を棄権した。

石山は初日を終えてイーブン・13位タイにつけていた。

事故発生場所の道路は一方通行とする運用をしていたが、コース管理作業中のトラクターが逆走で進入した結果、事故が発生した。

 

今後は、事故発生箇所にスタッフを配置しての交通整理、「一方通行」や「進入禁止」箇所に看板を設置するなどして再発防止に努めるという。

2019
6月の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」最終ラウンドでは、日本ゴルフ協会(JGA)関係者が乗ったカートが最終組のカートを追い抜こうとした場面で接触し、当時アマチュアの古江彩佳が積んでいた3番ウッドが破損する事故が起きていた。

 

https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=157724

 

 

9191746分にYAHOOニュース(ゴルフダイジェスト)からは、ブレーキをかけてカートは止まったが、トラクターは急勾配と自重で止まり切れなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故が起きたのは午後430分頃。

発生場所の管理道路を一方通行とする運用をしていたが、作業中のトラクターが逆走で進入。

 

乗用カートならびにトラクターは互いにブレーキをかけ、乗用カートは完全に停止したが、事故発生場所の急勾配と自重により、トラクターは完全に停止することができず、接触したという。

 

大会側は事故発生場所にスタッフを配置し、通行する車両の交通整理を行うなどの再発防止策、注意喚起を行うことも、あわせて発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0a2e722fe2ab38564e172fa1e6260ac17a4481d

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

トラクターは、どのようにして一方通行道路に入ってきたのだろうか?

気になって調べてみたが、その点に触れた記事は見つからなかった。

 

「事故発生場所にスタッフを配置」という対策から考えると、芝生から道路に出てきたのではなく、道路分岐点で道を間違えたのかもしれない。

 

もしそうだったとすれば、スタッフに一方通行情報は周知されていたものの、短期間に限ってのルール変更ゆえ、ついウッカリ・・・ということもあり得る話しだ。

 

最初から一方通行看板を設置していたらと、関係者は悔やんでいることだろう。

 

 

 

 

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20209182112分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後、川西町で、太陽光パネルの設置工事中にフォークリフトが横転し、運転していた43歳の外国人の作業員が下敷きになり、死亡しました。

警察によりますと、18日午後1時半ごろ、川西町玉庭にある太陽光パネルの設置工事現場で、フォークリフトが横転し、運転していた高畠町に住むコロンビア人の作業員アグデロ・グティエレス・ジョセ・アレキサンダーさん(43)が下敷きになりました。


男性は近くの病院に運ばれましたが、およそ3時間後、死亡が確認されました。


警察によりますと、フォークリフトは左カーブの下り坂にさしかかった際に横転したということです。


また事故当時、現場では雨が降っていたほか、工事現場の通路は泥に覆われていたということで、警察ではフォークリフトが雨でスリップし横転したものとみて、詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20200918/6020008133.html

 

 

 

 

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20209172028分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県警は17日、交差点で直進が認められているのに右折専用の表示をするなど、誤った標示のある交差点が同県内に344カ所あったと発表した。

 

誤った標示に基づき、平成27年からの過去5年間で、道交法(指定通行区分)違反の疑いで違反切符を30人に交付していたという。

 

県警は対象者の違反を取り消した上で、反則金の還付などを行うとしている。

 

路面標示は県警が公安委員会に上申し承認を得る必要があるが、そもそも公安委に諮っていなかったり、「直進と右折可」で承認されていたのに、路面標識には右折指示しか書かれていなかったりするケースがあった。

 

道路改修の際に業者が間違えて塗り直し、県警が確認していなかったことなどが原因として考えられるが、詳しい経緯や、いつから誤標示がなされていたかは不明。

 

誤標示については、順次、是正の措置を取る。

 

県警によると、7月に同県加古川市内の交差点で、本来直進が認められているのに路面標示で直進が禁止されていることが、住民からの問い合わせで発覚。

 

このため、県内の交差点4296カ所について県警が調査していた。

 

県警交通規制課の落合課長は、「関係者の方にご迷惑をおかけし、おわび申し上げる。適正な交通規制の実施に努める」とコメントした。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200917/afr2009170031-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今回見直しのキッカケとなった事案は、下記記事参照。

 

20207202215分 朝日新聞 該当交差点の写真付き

 

本来は直進が認められている兵庫県内の県道交差点の路面に、直進禁止と誤って標示されていることが県警関係者への取材で分かった。

 

標示は約15年前から誤っていた可能性がある。

 

県警は6月、この交差点を直進した2人に違反切符を切っていたという。

 

県警は県内全域の規制標示について、同様の誤りがないか調査を始めた。

 

標示の誤りが見つかったのは、同県加古川市加古川町寺家町の小門口南交差点。

 

3車線の一番右の車線に、右折を指示する白い矢印が書かれ、直進や左折はできないようになっている。

 

県警は6月、車で直進した運転者2人に、道路交通法の指定通行区分違反として違反切符(点数1、反則金6千円)を交付した。

 

ところが7月、市民から「直進はできないのか」と問い合わせがあり、県警が規制内容を定めた文書を確認したところ、県公安委員会が2004年に「直進と右折が可能」との内容で承認していたことがわかった。

 

標識や路面の標示は、県公安委員会が認めて効力が発生する。

 

・・・・・

 

https://www.asahi.com/articles/ASN7N6QRQN7NPTIL00V.html 

 

 

 

(2020年9月29日 修正1 ;追記)

 

20209271431分に読売新聞からは、右折専用レーンのある交差点の50m手前の交差点にも右折専用レーンがあり、混雑するため市民から問い合わせがあったなど、より詳しい下記趣旨の記事が2つの交差点の図解付きでネット配信されていた。

 

直進できるのに「右折専用」とするなど、兵庫県内の交差点344か所の道路標示で誤表示が見つかった。

長年にわたり、県警が確認業務を怠っていたことなどが原因とみられる。

 

「道路標示が間違っているなんて思いませんよ」。

神戸市中心部の繁華街にあり、多くの車が行き来する大丸前交差点(神戸市中央区)。

2車線の右側には、「右折専用」を示す矢印が塗装されている。

 

だが、県公安委員会の決定では、直進も可能だった。

周辺の商店主や商品の搬入などで利用する運送業者らが道路標示を疑う余地はなかった。

     

     ◇

 

県内344か所に及んだ大量の誤表示。

見つかったきっかけは、今年7月、県警加古川署に寄せられた市民の問い合わせだった。

 

同県加古川市の寺家町商店街近くにある小門口南交差点(加古川町)は片側3車線で、道路標示は、右から「右折専用」、「直進」、「直進と左折可能」。

 

日中は約50メートル先の交差点に向けて車列で混雑することもあり、疑問に感じた市民から進行方法について質問があった。

 

署が県公安委員会の決定書面などで確認してみると、「右折専用」は誤りで、実際は直進もできることが分かった。

さらに、道交法違反(指定通行区分)で2人に反則切符を交付していた。

 

この交差点は元々は2車線で、拡幅工事をした際、誤った道路標示を塗装した可能性が高いという。

近所に住む50歳代男性は、「警察もしっかりしてほしいものだ」と注文をつけた。

 

      ◇

 

県警は県内の交差点4296か所で一斉調査。

344か所の誤表示と、30人から反則金(計18万円)を誤徴収していた。

うち2人は、優良運転者(ゴールド免許)で、違反で青色に「格下げ」されていたことも判明。

反則金還付などの手続きを進めている。

 

大量の誤表示がみつかった背景には、県警が長年、確認業務を怠っていたことが大きい。

 

県警の内規などでは、信号や標識などの交通安全施設について、異常の有無を常時点検するよう定めている。

 

点検は道路標示も含まれ、誤表示のあった交差点では、補修工事後など確認する機会は何度もあったが、放置され続けてきたという。

 

県警交通規制課は、「これだけの誤表示があったことは遺憾。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝。

「内規に沿っていれば絶対に起きるはずがなかった。今後は実効性のある点検方法を構築し、二度と起きないようにしたい」としている。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200927-OYT1T50116/

 

 

 

 

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2020916220分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡市や新潟県燕市で先月以降、市街地にイノシシが現れて大捕物になる例が続いたことを受け、「野生生物と社会」学会は16日、自治体職員や警察官が軽装で対応するのは極めて危険だ、などとする声明を発表した。

 

大型のイノシシは体重100キロを超え、ナイフのような犬歯もあり、太ももを刺されて大量出血すると命の危険があると懸念。

 

対応する際は防具などを着けるよう求めている。

 

環境省の2017年度末の調べでは、イノシシは全国に約88万頭いる。

 

狩猟や有害捕獲で毎年約60万頭前後を捕獲しているが、メスのイノシシは毎年5頭近く子どもを産むため、なかなか減っていない。

 

近年は人里に現れる例が増え、農業や生活環境への被害が深刻化している。

 

92日に燕市に現れた例では、逃げ回るイノシシを市の職員や警察官らが捕まえようとする「攻防戦」が大きく報道された。

 

学会は、こうした対応の際、半袖だったり、防護具を着けていなかったりする軽装な人がいたのを懸念。

 

犬歯で刺されたり、指をかまれたりするほか、感染症の恐れもあるとして、「このような対応はもはや限界に達していると考えるべきだ」と指摘。

 

下半身を守る防刃用具や盾などの装備、手袋や長袖の衣類を必ず着用するよう求めた。

 

学会長の鈴木正嗣・岐阜大教授は、「まずは安全最優先とはいえ、このまま警察官らを危険にさらし続けることはできない。市街地での獣害対策専門部署の整備などを早急に検討するべきだ」と呼びかける。

 

声明は学会のホームページhttp://www.wildlife-humansociety.org/topix/inosisi202009.html から読める。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN9J6Q46N9HULBJ019.html

 

 

 

 

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2020913日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報(2/2)は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10997/

 

 

(2020年9月24日 修正1 ;追記)

 

20209162115分にFNN PRIME(福島テレビ)から、協議会で対策が話し合われたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故のあった猪苗代湖・中田浜のある福島県会津若松市の湊地区で行われた行政機関と住民などが参加した協議会。

 

9月6日、猪苗代湖で遊泳していた8歳の男の子を含む4人がクルーザーに巻き込まれ死傷した事故を受け、利用客の安全確保に向けて話し合いが行われた。

 

会津若松市基幹集落センター協議会では、再発防止に向けてボートなどの航行エリアと遊泳エリアについて改めて周知することを決め、今週中にも注意喚起の看板を設置することにした。

 

湊町観光協会の会長:

「(利用区分などを)どういうふうに周知・徹底したら良いかということを本当に真剣になって考えて、まずやること。そうでないと、亡くなってしまった方に申し訳ない、そういう気持ちでいっぱいです」

 

福島県会津若松建設事務所・富永企画管理部長:

「(今後)ブイを設置して安全な利活用を図るような具体策もしていきたい」

 

協議会では事故の原因が分かり次第、湖の利用区分についても見直しを検討したいとしている。

 

 

 

https://www.fnn.jp/articles/-/85742 

 

 

9182130分にNHK福島テレビからは、看板やブイが設置されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9月18日、福島県・猪苗代湖の中田浜で進められた看板の設置作業。

 

9月6日にクルーザーに巻き込まれて4人が死傷する事故がおきたことから、福島県や住民などで作る協議会が設置を決めた。

 

看板には浜の利用ルールのほか、船舶の航行区域や進入禁止エリアが表示されている。

 

また、船舶は航行区域に出るまで徐行運転をすることなど注意も呼びかける。

 

福島県 会津若松建設事務所・富永企画管理部長:

「(利用期間中は)観光協会等の方も見張り・パトロールや拡声器でみなさんに注意を呼びかけるということも引続き行ってまいります」

 

湖面には船舶を誘導するブイも新たに設置され、事故防止に向けた対策の強化が進められている。

 





 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/316f75359fbfca85c9a60eefe056c764f176777f

 

 


(2020年12月24日 修正2 ;追記)

 

202012232140分に読売新聞からは、ネットで父親が中傷されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

死亡した小3男児の両親の代理人弁護士は23日に記者会見を開き、インターネット上で「危ない場所で子どもを泳がせていた親が悪い」などと中傷する書き込みがあると指摘した。

 

「4人はボートが徐行すべき区域にいた。ボート側が注意する必要があった」と主張し、事故の目撃情報の提供を呼びかけている。

 

福島県警は業務上過失致死傷容疑で捜査しているが、事故を起こしたボートの特定には至っていない。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201223-OYT1T50257/ 

 

 

1224035分に毎日新聞からは、母親は両足を失っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

弁護士によれば、自身も両足を失う大けがをした母親は、「急に大きなエンジン音が聞こえ、一瞬の出来事だった。クルーザーはスピードが出ていた」と話しているという。

 

また、離れた場所で水上バイクを操縦していた父は、走り去るクルーザーを目撃したという。

 

父親はインターネット上の中傷により精神的に追い詰められたといい、「瑛大を失ったことが何よりもつらく、絶望した」とコメントした。

 

一家の知人らは23日、事故に関する正確な情報発信と情報提供を呼びかけるためのホームページhttps://team-eita.com/を開設した。

 

 

https://mainichi.jp/articles/20201223/k00/00m/040/245000c 

 

 

1223168分にNHK福島からは、母親は治療のため両足を切断したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この事故で負ったけがの治療のため、母親の舞子さんも両足を切断したということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20201223/6050012798.html

 

 


 

 

 

 

 

 

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2020916850分にYAHOOニュース(東奥日報)から、下記趣旨の記事が製品の写真付きでネット配信されていた。

 

農作業中などにクマと遭遇し被害を受ける事故が全国的に相次いでいる。

 

この状況を受け注目を集めているのが、青森県中泊町の合同会社ツリーワークが開発した、インド原産の激辛トウガラシ「ジョロキア」を使った野生動物用忌避剤「熊にげる」。

 

夏場以降、同社には注文や問い合わせが殺到している。

 

佐々木代表取締役(82)は、「受注量は去年の10倍。従業員フル稼働で増産している」と手応えを語る。  

 

弘前市の農業加賀谷さんは利用者の一人。

リンゴや嶽きみ栽培などに取り組んでおり、「きみの場合は電気柵でクマを撃退できるので効果の判別は難しいが、親戚がリンゴ園で忌避剤を使ったら現れなくなった」と話す。

 

このほか、クマ常襲地帯の秋田県鹿角市や、送電線の保守管理などで山林での業務が多い東北電力関連会社から注文が舞い込んでいる。  

 

「熊にげる」は、乾燥させたジョロキアの粉末から抽出した辛さ成分のカプサイシンと、濃縮した木酢液を混合させた液体。

 

液体をペットボトルなどに入れてふたに穴を開け動物の通り道に備え付けたり、スポンジに染み込ませて持ち歩いたりすると、炭の焦げたような異臭とジョロキアのツンとする刺激臭を嫌って野生動物、特にクマは寄ってこなくなるという。  

 

県産業技術センター工業総合研究所のアドバイスを基に、東京大学名誉教授の谷田貝光克氏との共同研究で開発した。

 

インド原産のジョロキアの活用を勧めたのも谷田貝氏で、輸入コストを削減するため、2018年からは地元でジョロキア栽培に取り組んでいる。  

 

「国内で栽培例がなく全滅させたこともあった。いまも試行錯誤中」と佐々木代表取締役。

 

だが徐々にコツはつかんできたとし、「昨年の収量は200キロだったが、受注増もあり、1トンまで生産を増やしたい」。

 

年々増える野生動物被害について「少しでも被害を防ぐお手伝いができれば」と話している。

問い合わせはツリーワーク(電話0173-57-9003)へ。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ecc34ff5f684a3e158ffefcfbf2f5c922f8abaa0

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今年7月、トウガラシ成分を使ったクマ忌避剤の実験が秋田県で始まったという情報を本ブログで紹介したが、今回紹介した情報との関連性は不明。

 

 

 

 

 

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2020916710分にYAHOOニュース(福井新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福井地方裁判所は9月15日、本庁と小浜簡裁で、冷房運転に必要な冷却塔から基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたと発表した。

 

消毒などのため14日から冷房を停止した。

 

健康への影響はないとしている。

再開は未定。

 

年1回の定期水質検査で分かった。

 

レジオネラ属菌は自然界に生息する細菌で、飛散した水滴を吸い込むと肺炎にかかる恐れがある。

 

各庁舎とも冷却塔は屋上にあるため、人が容易に近づけず、庁舎内に冷却水が霧散することはないという。

 

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1165462

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇冷却塔衛生管理の一例として紹介する。

 

〇福井県HPには、入浴施設に特化した形で、レジオネラ菌に関する下記趣旨の注意喚起記事が掲載されていた。

 

【レジオネラについて】

 

最近、テレビや新聞などで、レジオネラ症やレジオネラ属菌という言葉が話題となっています。

 

レジオネラ属菌は、レジオネラ症を引き起こす原因となる細菌です。

 

レジオネラ属菌は、空調の冷却塔、加湿器、入浴施設などの設備の中で繁殖し、その飛沫が人の呼吸器系に入り、発熱や肺炎等の症状を引き起こします。

 

レジオネラ症の発生を防止するためには、関連する設備、器具等の管理が必要です。

 

以下にレジオネラ症に関するQAを掲載しましたので、発生予防等の参考としてください。

 

 ・レジオネラ症とはどのような病気ですか
 ・レジオネラによる感染症はどのようなものですか
 ・レジオネラによる感染症はいつ頃発見されたのですか
 ・レジオネラという名前はどのようにして付けられたの
  ですか
 ・銭湯などの公衆浴場は危険ではないのですか
 ・家庭の循環風呂は安全ですか
 ・どれくらいの菌数なら安全ですか
 ・入浴施設におけるレジオネラ属菌の繁殖の防止方法は
 ・県内の入浴施設では消毒を行っているのでしょうか
 ・県内の入浴施設ではどのようなレジオネラ症対策を行って
  いるのですか

 

・・・・・

 

https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/fukui-hwc/seikatueiseika/seikatueiseika-info-reji.html

 

 

〇冷却塔のレジオネラ菌管理方法については、メーカーから下記
 趣旨の記事が発信されていた。

 

レジオネラ属菌の現状と管理手法 

(第5版(2019 年度版) レジオネラ症防止指針 第 4 版(2017年発行)対応)

日本空調サービス㈱

 

・・・・・

 

【問題点】

 

冷却塔壁面や冷却水系では、原生動物や藻類がバイオフィルムを形成しやすく、レジオネラ属菌の増殖に適した環境を作り出します。

 

特に5月~9月の冷房を使用する時期の冷却水の温度は、レジオネラ属菌の発育に適した温度になります。

 

外気温の低い冬季でも、水温が低くならないように設定されている冷却塔では、レジオネラ属菌は増殖します。

 

また、0℃までの低温でも死滅するわけではなく、休眠状態になるため、温度が上がれば増殖を始めます。

 

冷却塔は、一年を通してレジオネラ属菌が存在し増殖する可能性があり、稼動すれば飛散する可能性もあります。

 

冷却塔は、最もレジオネラ属菌の増殖しやすい設備であると言えます。

 

【維持管理】

 

レジオネラ症感染の危険性を最小限にするためには、冷却水中のレジオネラ属菌を減少させる対策が必要となります。

 

防止対策としては、定期的な清掃(物理的清掃)を行うとともに、化学的洗浄と殺菌剤添加を併用することが推奨されます。

 

「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)」 

1 ヶ月に1 回、冷却塔及び冷却水の汚れの状況を点検し、必要に応じ清掃及び換水を実施する。

1 年に 1 回以上、清掃及び完全換水を実施する。

・ 冷却塔に供給する水は、水道水質基準を満たす水を使用する。

 

1)日常の維持管理

 

① 運転開始時に冷却塔、冷却水管の化学的洗浄を行う。

 

 ② 使用期間中に次の管理を行う。

・ 冷却水の殺菌剤処理(レジオネラ属菌殺菌剤投入)

・ 洗浄殺菌効果を持続させるための水処理剤注入

・ 定期清掃(毎月 1 回程度の物理的洗浄)

・ 定期点検(毎月 1 回程度)

・ レジオネラ属菌検査(危険因子、検査頻度は P12
  参照)

 

③ 運転使用終了後に、冷却塔、冷却水管の化学的洗浄を
  行う。

 

2)休止後再開時の対応

・ 再開前に冷却水の殺菌剤処理を行う。

 

・・・・・

 

https://www.nikku.co.jp/ja/profile/pamhlet/main/03/teaserItems1/0/linkList/05/link/pamhlet_7.pdf

 

 

 

 

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2020916日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡・北九州西労働基準監督署は、令和2年3月に発生した労働災害に関連して、産業廃棄物処理業のY開発㈱(福岡県北九州市八幡西区)と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。

 

機械の挟まれ、巻き込まれ対策を講じていなかった疑い。

 

労災は、同社のリサイクルセンター内で発生した。

労働者が産業廃棄物の仕分け作業を行っていた際、ベルトコンベヤーの回転軸とベルトの間に左腕を巻き込まれ、上腕を切断している。

 

同社は、挟まれ・巻き込まれの恐れのある部分に対して、覆いや囲いを設けるなどの対策を講じていなかった。

 

https://www.rodo.co.jp/column/94281/

 

 

 

 

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2020916日付で岩手日報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

盛岡市本町通の仁王小(児童413人)で、樹齢約110年の高さ約20メートル、直径約1メートルのケヤキの大木が倒れた。

 

けが人はいなかったが、周囲に子どもらがいれば大事故につながりかねなかった。

 

市教委は再発防止に向け、学校の樹木の統一的な安全確認基準を作る。

 

市教委などによると、9日午前9時45分ごろ、体育館とプールの間にあったケヤキの大木が北側校舎に向かって突然倒れた。

 

市の景観重要樹木に指定されている木で、原因は根元や幹の腐朽とみられる。

 

当時は授業中で近くに児童はいなかったが、体育館の屋根の一部を破損した。

 

15日に撤去作業が始まった。

 

https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/9/16/84939

 

 

9151241分にYAHOOニュース(テレビ岩手)からは、市内の小中学校で緊急点検が行われているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岩手県盛岡市の小学校で、今月9日に倒れた大木を撤去する作業が、15日朝から行われている。

 

今月9日、盛岡市立仁王小学校の校舎裏で、高さ20メートルを超える樹齢約110年のケヤキの木が突然倒れた。

 

根元が腐っていたことが原因とみられ、15日は児童の登校が終わった午前8時半から、業者による撤去作業が始まった。

 

枝先から順に切り分け、トラックに積み込む作業を5人がかりで行う。

 

盛岡市教育委員会は、学校の敷地内で同じように腐食がみられる木を、もう一本伐採する予定。

 

市内の小中学校は緊急点検を実施していて、盛岡市教育委員会では小中学校からの報告をもとに、危険性のある樹木を再点検することにしている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/14e1d5010132bc75d69698d58c3ef2cd7047ee92

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、テレビ岩手映像の1コマ。

 

 

 

 

 

 

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2020917199分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後4時半ごろ、滝沢市の盛岡農業高校で、部活動中に、陸上部の2年生の男子生徒が投げたハンマー投げのハンマーが、ソフトテニス部の2年生の男子生徒2人にあたりました。


このうち、ハンマーの鉄球部分があたった16歳の男子生徒は頭から出血し、意識不明の状態になっていて、岩手県高度救命救急センターで治療を受けています。


また、ハンドル部分があたった17歳の男子生徒は病院に搬送されましたが、首の打撲などの症状で、16日のうちに帰宅したということです。


警察が事故の状況を詳しく調べています。

高校によりますと、陸上部には顧問が3人いますが、月に1度の職員会議の際には顧問不在で活動することもあったといい、16日も生徒だけで練習していました。

盛岡農業高校のグラウンドにあるハンマー投げの練習場とテニスコートは、20メートルほど離れ隣接しています。


通常、ハンマー投げの練習の際には、高さ5メートルほどの金網で囲われたフェンスのなかから、グラウンドに向かってハンマーを投げていました。


練習の際には大声で周囲に知らせてからハンマーを投げていて、今回も声かけを行っていたということです。


しかし、ハンマーは正面のグラウンドの方向ではなく、左側にあるテニスコートの方向に飛び、コートの手前あたりに立っていた男子生徒2人にあたったということです。


高校によりますと、これまでにこの高校でハンマーが他の生徒にあたってけがをした記録はないということです。


盛岡農業高校の千葉副校長は、「一刻も早い生徒の回復を祈っています。事故は予想していない方にハンマーが飛んだことでおきたと認識しています。当時の状況を調べるとともに、ハンマーがそれた場合でも事故を防ぐことができるよう、安全対策を再検証したい」と話しています。

ハンマー投げは、ヘッドと呼ばれる金属製の球と、ワイヤー、ハンドルの3つで構成されるハンマーを、遠心力を利用してより遠くに投げる陸上の投てき競技の1つです。


日本陸上競技連盟のホームページなどによりますと、ハンマーは重さの合計が、男子では、一般が7.26キロ、高校生が6キロ、女子は一般と高校生とも4キロあるということです。


危険防止のために設置する囲いは、高さや強度、間口の幅などが細かく規定されています。

部活動中にハンマー投げのハンマーが生徒にあたる事故は、過去にも全国でたびたび起きています。


2008年には都立高校で、2010年には神奈川県の私立高校で起き、それぞれ生徒が頭の骨を折る大けがをしたほか、2017年には群馬県の県立高校で頭にハンマーがあたった男子生徒が死亡しています。


これらの事故ではいずれも陸上部の顧問の教諭が安全管理を怠っていたなどとして、業務上過失傷害や業務上過失致死の疑いで書類送検されました。


日本陸上競技連盟では相次ぐ事故を受けて、2013年に陸上競技における「安全対策ガイドブック」をまとめていて、この中でハンマー投げが含まれる投てき種目について、投げる前に声で知らせ、聞こえているかをしっかり確認し、周りに人はいないか直前にも確認するよう求めています。


ただ、顧問の教諭ら指導者が常にその場にいることが必要かどうかは規定がなく、各学校現場に委ねられているということです。

岩手県保健体育課は、今回の事故を受けて、17日、県立学校あてに安全管理の徹底を求める文書を緊急で送ったということです。


県保健体育課の担当者は、「県として、これまで投てき種目に絞って注意喚起を行ったことはないが、事故の状況を把握したうえで、投てき種目や器具を使った競技については、何らかの通知や指示を出さなければならないと考えている」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20200917/6040008634.html 

 

 

917134分に読売新聞からは、コート内で会話していた2人のうち1人の顔に鉄球が直撃したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同校グラウンドで陸上部の2年の男子生徒(17)が練習中に投げたハンマーが、隣接するテニスコートのフェンス(高さ約2メートル)を飛び越え、コート内で会話をしていたソフトテニス部の2年の男子生徒2人に当たったという。

 

鉄球部分が顔に直撃した生徒(16)は、搬送時は意識不明で現在も入院中。

鎖などの金具が当たった生徒(17)は軽傷で退院した。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200917-OYT1T50229/

 

 

918915分に毎日新聞からは、顧問が3人とも職員会議で不在だった、顧問不在時は投擲しない決まりだったが、これまでにも不在時に投擲していたなど、下記趣旨の記事が位置関係を示す見取り図付きでネット配信されていた。

 

当時は陸上部の顧問3人が不在だったことが17日、学校への取材で分かった。

 

同校は「安全管理に不備があった」と認め、詳しい原因の調査や対策の徹底に当たるとしている。

 

事故は16日午後4時半ごろに起きた。

陸上部の男子生徒(17)が高さ6~7メートルの金網に囲まれた練習場から投げたハンマー(重さ6キロ)が、約20~30メートル離れた隣のテニスコートで練習するソフトテニス部の男子生徒2人に当たった。

 

ハンマー投げの練習場とテニスコートの間は、高さ約2メートルの金網で隔てられていたが、ハンマーはそれを越えて生徒に当たった。

 

2人は病院に搬送されたが、鉄球部分が頭に当たった生徒(16)は出血して意識不明の状態といい、集中治療室で治療を受けている。

 

ハンマーの持ち手部分が首などに当たった別の男子生徒(17)は17日から登校しているという。

 

同校では原則、顧問不在時は投てき競技をしないという決まりがあったが、事故のあった16日は月に一度の職員会議の日で、顧問不在で練習していた。

 

職員会議の日は以前も、顧問が付き添わないことがあったという。

 

当日は、投げる本人やテニスコート近くに立つ陸上部の女子マネジャー2人が「いきます」「危ないです」などと声を出し、周囲に注意を促していた。

 

マネジャーによると、ハンマーは低い軌道で飛んで高さ2メートルの金網すれすれを越え、後ろ向きだった生徒2人に当たったという。

 

同校の千葉副校長(56)は、「安全管理に不備があったことは否めない。けがをした生徒や家族に申し訳ない。一刻も早く、良くなってほしい」と回復を願った。

 

今後については「詳細を把握して検証する。顧問不在時には投げないことを徹底するほか、金網を更に高くしたり、部活動の曜日を調整したりといった事故防止対策を取りたい」と話した。

 

県教育委員会は17日、全県立高校に、部活動中の安全対策の徹底を求める通知を出した。

 

 

【17年には群馬で1人死亡】

 

ハンマー投げなど投てき種目による学校での事故は、全国各地で起きている。

 

2017年には群馬県藤岡市の県立高校のグラウンドで、部活動中の陸上部の男子生徒が投げたハンマーが頭に当たったサッカー部の男子生徒(当時17歳)が死亡した。

この事故でも、当時、陸上部の顧問が不在だった。

 

08年には東京都足立区の高校で男子生徒が、10年には神奈川県鎌倉市の高校で女子生徒が、それぞれ頭の骨を折る大けがを負った。

 

日本スポーツ振興センター(JSC)によると、学校で事故が起きた際に顧問などからの申請に基づいて給付金を支給した事例だけでも、投てき種目で死亡や障害が残るような事故は05~18年度に計14件あった。

 

https://mainichi.jp/articles/20200918/k00/00m/040/020000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下はNHK映像の2コマ。

 



 

〇2017年に群馬県で起きた事故については、本ブログでも
 紹介スミ。

 本ブログでは、それ以外にも、ハンマー投げや砲丸投げ練習
 時の事故事例を数件、掲載している。

 

 

(2021年10月25日 修正1 ;追記)

202110232113分に読売新聞からは、顧問だった教諭2人が書類送検された、事故後は他校で練習しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県警は、当時、陸上部顧問だった教諭2人を業務上過失傷害容疑で書類送検した。15日付。

捜査関係者によると、顧問の教諭2人は昨年9月16日、必要な安全対策を怠ったまま部員らに練習させ、生徒2人にけがを負わせた疑い。

事故当時、教諭2人は職員会議で練習に立ち会っていなかった。

事故後、陸上部ではグラウンドでのハンマー投げの練習をやめ、現在は安全設備の整った他校で週1回の練習を行っている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211023-OYT1T50106/

 

1018136分にNHK岩手からは、学校は事故後、部活の安全マニュアルを作成したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

生徒2人はいずれも回復し、通常どおり学校生活を送っているということです。

学校では事故後、教員が立ち会えない場合は道具は使わずに危険性の低い練習を行うことにするなど、部活動の安全マニュアルを作成したということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20211018/6040012326.html
 

 

1年前、20211030110分に朝日新聞からは、競技連盟は「陸上競技安全ガイド」と題する動画をネット上で公開しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

岩手陸上競技協会理事で、約40年にわたり県内の高校でハンマー投げの指導にあたってきた高橋さん(73)は、防護ネット整備の難しさを指摘する。

盛岡農では、投てき場所に高さ56メートルの防護ネットが設置されており、ハンマーは正規の飛び出し口を通って大きく左方向にそれて飛んでいったとみられる。

高橋さんは、「本来は、ハンマーが飛び出す箇所に、さらにネットを2枚置いて、今回のような事故を防ぐのが望ましい。ただし、防護ネットは全体で数百万円もするので、県立高が手軽に買い替えできるものではない」と話す。

また事故当時、陸上部の顧問は職員会議のため不在だった。

高橋さんは、現在も外部コーチとして黒沢尻工業高校で指導にあたっているが、必ず指導者がいるときに投てきをするよう徹底しているという。

ただ、「具体的な指導マニュアルが共有されているわけではない。定期的に講習会などを開く必要があるのではないか」と指摘する。

     ◇

日本スポーツ振興センターによると、重大な被害があったとして災害共済給付をした事例の中で、ハンマー投げなどの投てき種目での事故は200518年度の14年間で16件あった。

これとは別に群馬県の県立高校では17年、陸上部員が投げたハンマーが頭にあたったサッカー部員が死亡する事故が起きた。

このとき同県教委が設置した第三者検証委で委員長を務めた、東京学芸大の渡辺正樹教授(安全教育学)によると、他部の生徒が被害にあった点、指導者が不在だった点などで、盛岡農の事故と共通するという。

渡辺教授は、「何度も大きな事故が起き、そのたびに対策を取ろうとしているが、行き届いていない」と指摘する。

部活動では、他部とグラウンドを共用せざるを得ない場合が多いことから、時間をずらして利用するなどの工夫が必要としている。

また、同じ競技の生徒たちが近隣の高校に集まって合同練習する取り組みも進められているという。

日本陸上競技連盟は「陸上競技安全ガイド」と題する動画をネット上で公開している。

投てき種目については、

▽練習場所の範囲を示すためにコーンを立てて境界線を示す
▽投てき時に声で合図する
▽回転しながら投げるため、思わぬ方向に飛ぶと想定する
▽防護ネットが正しく設置されているか確認する
▽用具が滑りやすい状態ではないかチェックする

といった注意点を、分かりやすく解説している。

https://www.asahi.com/articles/ASNBY6X83NBYULUC014.html 

 

(2021年12月30日 修正2 ;追記)

202112281616分に産経新聞からは、教諭2人は不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

盛岡地検は28日、業務上過失傷害容疑で書類送検された当時陸上部顧問だった教諭2人を不起訴処分(起訴猶予)とした。

岩手県警は今年10月、必要な安全対策を取らなかったとして教諭2人を書類送検していた。

鉄球部分が当たった生徒1人は一時意識不明となり入院したが、現在は登校できているという。

https://www.sankei.com/article/20211228-XKLAOPQBGBNNZI4D5M6EZJG6GM/ 

 

1229542分に読売新聞からは、不起訴理由など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

けがをした生徒本人や家族の感情、再発防止策が取られている点などを考慮したという。

同校によると、陸上部では事故を受け、グラウンドでのハンマー投げの練習をやめ、現在は安全設備の整った他校で週1回練習を行っているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211228-OYT1T50159/ 

 

 

  

 


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2020916200分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後3時半ごろ、兵庫県の姫路・西播磨地域で約10万世帯が停電した。

たつの市や宍粟市、相生市、兵庫県太子町で各1万世帯を超えるなど5市3町に及び、約1時間10分後に復旧した。

 

関西電力送配電によると、西播変電所(相生市)での作業ミスが原因という。

 

停電があったのは、たつの市=約3万3570世帯▽宍粟市=約2万590世帯▽相生市=約1万4200世帯▽太子町=約1万2050世帯-など。

 

同社によると、西播変電所では当時、電線の取り換え作業などをしていた。

 

作業終了後、安全対策の装置を取り外すのを担当者が忘れ、そのまま電気を通したためショートしたという。

 

この停電により、官公庁や病院などは非常用電源で対応し、信号機が動かなくなった交差点では警察官が誘導に当たった。

 

各市町などへの取材では、目立ったトラブルはなかった。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202009/0013700543.shtml

 

 

9161946分にNHK兵庫からは、本来オフに戻すべき安全装置をオンにしたまま通電したことが原因だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後3時半ごろ、兵庫県西部で停電が起き、一時、▼たつの市▼宍粟市▼相生市▼太子町▼佐用町▼姫路市▼上郡町など広い範囲で、あわせておよそ9万6700戸が停電しました。


この停電で、宍粟市の県立国見の森公園では、園内を走るミニモノレールが一時止まり、非常用のドアから客を降ろす措置を取ったということです。


午後4時半ごろまでにはすべての地域で復旧し、関西電力が調べたところ、相生市の西播変電所で作業員が設備の調整を終えたあと、本来オフに戻すべき安全装置をオンにしたまま通電したため、停電が起きたことがわかりました。


関西電力は「作業員の確認ミスが原因だ。今回の停電により、お客さまをはじめ、多くの皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200916/2020009878.html

 

 

 

 

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20209161232分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前9時すぎ、東京・台東区内を走っていたJR山手線の車内で、乗客の20代の女子大学生がひざの上にのせていたリュックサックから突然「ボン」という音とともに火が出て、白い煙が漏れ出しました。


車内は騒然となり、乗客が一時、上野駅のホームに避難したということです。


駅員が消火にあたり、火はすぐに消し止められましたが、リュックサックの持ち主の女子大学生が太ももにやけどをして病院に搬送されました。


警視庁や東京消防庁によりますと、中に入っていたヘアアイロンのバッテリーから出火したとみられるということで、警視庁などが当時の状況を詳しく調べています。


この影響で、JR山手線はおよそ10分の遅れが出ました。

山手線の車内で撮影され、ツイッターに投稿された映像からは、車内の床に落ちている黒色のリュックから白い煙が噴き出し、乗客が騒然としている状況が確認できます。


撮影した人は「爆発音があったので、驚き、恐怖でした。周囲の人たちは一斉にその場から離れて緊急ボタンを押しました。車内のアナウンスですべての窓を開けるよう指示があり、対応していました」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200916/1000053963.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の2コマ。

 



 

 

 

 

 

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2020915日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長野労働基準監督署は、ダンプトラックの不意な降下による危険防止措置を講じなかったとして、自動車整備業のN商事㈱(東京都港区)と同社長野工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長野地検に書類送検した。

 

令和2年3月、同社長野工場において、労働者が死亡する労働災害が発生している。

 

死亡した労働者は、ダンプトラックの修理作業に従事していた際、荷台のあおりと荷台の間に挟まれている。

 

労災発生時、あおりが降下することを防ぐ支柱などは使用されていなかった。

 

https://www.rodo.co.jp/column/94277/

 

 

 

 

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2020917743分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午後4時ごろ、埼玉県本庄市児玉町児玉の貸倉庫で、倉庫の屋根の補強作業をしていた近くに住む自営業、神部さん(男性、51歳)が屋根を突き破って転落、搬送先の病院で死亡確認された。

 

児玉署によると、神部さんは作業員計8人で屋根の補強作業をしていた現場に行き、はしごを掛けて上ったところ、高さ7メートルの波形スレート屋根から転落、物音に気付いた従業員が屋根を見ると穴が開いており、神部さんが倒れていた。

 

屋根に落下防止のネットは掛かっていた。  

 

同署で事故原因を調べている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c78af0f3bc1175d4f99204a1a77f38ff16d72f0

 

 

 

 

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20209152220分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

倉庫の建設作業をしていた18歳の男性が、2本の鉄骨の下敷きになり死亡しました。  

死亡したのは、北海道札幌市豊平区に住む18歳の会社員の男性です。  

 

915日午前1110分すぎ、月形町の建設現場の工事関係者から、「作業員が鉄骨の下敷きになった」と119番通報がありました。  

 

当時現場で作業をしていた18歳の男性が、一時、鉄骨(長さ9.6m・重さ3t2本の下敷きになり病院へ搬送されましたが、死亡しました。  

 

警察や月形町によりますと、現場では野菜などの集出荷施設の建設をしていて、15日から鉄骨を使った工事が始まり、当時、男性は2本の鉄骨をボルトでつなぎ合わせる作業を進めていました。

 

男性は台の上に置かれた鉄骨をジャッキで持ち上げてしゃがみながら作業をしていましたが、何らかの原因でジャッキが外れ、鉄骨2本が落ちてきたとみられています。  

 

男性は1年半近く作業員として工事現場などでの勤務経験があり、当時、周辺ではほかの作業員も一緒に作業にあたっていました。  

 

警察は、当時の状況や鉄骨が落ちてきた原因などを詳しく調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/877ae6661b680e0363c8590c17f053bd2f12cdf8

 

 

915234分にYAHOOニュース(北海道新聞)からは、鉄骨は板状で幅80㎝、ジャッキで30㎝高さに持ち上げていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前11時10分ごろ、空知管内月形町の農産物貯蔵施設の建設現場で、ジャッキで支えていた鉄骨が倒れ、札幌市豊平区中の島2の4、会社員井籏さん(18)が下敷きになった。

 

井籏さんは全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

岩見沢署によると、鉄骨は長さ約10メートル、幅約80センチの細長い板状で、重さは約3トン。

 

井籏さんは、ジャッキを使って床から約30センチの高さに横長に立たせた鉄骨2本をボルトでつなぎ、長さを約20メートルにする作業をしていた。

 

同署は、2本につないだ鉄骨が倒れ、横で作業していた井籏さんが下敷きになったとみて調べている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/460670/

 

 

915155分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前11時すぎ、空知の月形町麻布で「工事をしていた作業員が鉄骨の下敷きになった」などと消防に通報がありました。


消防が駆けつけたところ、作業員の男性は心肺停止の状態で、砂川市内の病院に搬送されましたが、その後死亡しました。


警察によりますと、当時、現場では野菜を保管する倉庫の建設工事が行われていて、男性はジャッキで持ち上げた2本の鉄骨をボルトで固定し、束ねる作業をしていたということです。


また、工事で使っていた鉄骨は1本、長さおよそ9メートル、重さおよそ2トンに上るということです。


警察が死亡した男性の身元の確認を進めるとともに、事故の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200915/7000024796.html

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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