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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20228182224分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日、名古屋市中区栄の街路樹が倒れ、信号待ちの車を直撃しました。

これを受けて市は18日、市内の街路樹の緊急点検を行いました。

根元が腐っていたとみられていますが、なぜ街中の危険を見つけることはできなかったのでしょうか。

乗用車のボンネットを直撃した倒木…。
3
車線ある道路を塞ぐ形で横たわっています。

17日、名古屋・栄の大津通で街路樹が倒れて信号待ちの車を直撃。

幸い、けが人はなかったものの、乗用車のフロント部分は大破しました。

倒れた木はおよそ35年前に植えられ、高さは17メートルほどで、根元の部分の直径はおよそ45センチもありました。

倒れる方向が違えば人に当たる可能性もあった街路樹の倒木…。

この事態を受けて、街路樹を管理する市の緑政土木局は18日、市内におよそ3700本あるケヤキの街路樹を緊急点検を始めました。

(リポート):
「名古屋市の職員が木の根本にピンを刺しこみ、街路樹の状態を確認しています」  

細長い棒で根元を刺したり、木槌で幹を叩いたりして、倒木の危険がないか一本一本調べていきます。

そもそも今回の倒木はなぜ起きたのでしょうか。

樹木の状態を診断し治療などを行う、樹木医の石黒秀明さんに聞きました。

樹木医の石黒さん:
「おそらく、べっこうたけ病だと思います。べっこうたけ病というのは、感染すると主に樹木の地際部、根っこの元のところですね、地際部を腐らせる病気になります」

(リポート)
「大津通沿い、きのう根本から折れた木の跡がこちらです。外側の部分は比較的硬いんですけれども、色が黒くなっている部分を触ってみると少し柔らかくなっていまして、腐っているようにも感じます」

17日の雨で葉の上に水がたまるなどして木全体が重くなり、倒れやすくなっていたのではないかと専門家は指摘。

さらに…。

石黒さん:
「(街路樹は)植栽桝という道路の脇に植物を植えるスペースを作って植えたものになります。この植栽桝は地面の中にありますけども、実際は地上にあるプランターに植栽されたものとあまり変わらない状態だと認識してください。狭いということは、このケヤキが健全な成長ができない」

街路樹は、根元の周りを石畳やコンクリートなどで覆われていますが、公園に植えられたものは、周りの地面の広い範囲が土で覆われ、比較すると街路樹は成長の妨げとなる障害が多いことがわかります。

石黒さん:
「根っこが腐る病気を目視で確認することは、実は非常に難しいんです。手間等はかかりますけども診断等をちゃんと行えば、事前に今回の事故は防げたかもしれません」

かつて緑が少なく「白い街」といわれた名古屋。

高度成長期に積極的に緑化を進め、現在は政令指定都市の中で面積当たりの街路樹の数が、札幌、横浜に次いで多い街となっています。

市は緊急点検を行っていますが、道路や歩道の安全を確保するため、老木や大きくなりすぎた木の撤去を進めるなど、2021年から始めた「街路樹再生プラン」を推進していくことにしています。








https://news.yahoo.co.jp/articles/3a31f96e4c7b9b47af6bd9d1b33dcf82904dccff

 

(ブログ者コメント)

近所の街路樹は、大きく育って根が発達したせいか、あちこちで道路のヒビわれが目立っている。

 

植樹時に根の発達を見越しているはずだが?と思い調べてみると、以下の熊本県の資料(14/48p)には、「(4)樹木の成長に配慮した植栽基盤の確保」という項目があった。

https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/14504.pdf

 

 

 

 

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20228171923分にYAHOOニュース(ABCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中学校でカーテンボックスが落下しました。

大阪市教委によりますと、17日正午前、東住吉区の市立矢田中学校で、体育館出入口にある重さ約40キロの「カーテンボックス」が落下しました。

カーテンボックスは、近くで部活動の練習を見ていた教職員の頭に落下し、頭頂部を切るケガをしたということです。

部活動中の生徒にケガはありませんでした。

落下の原因は、取り付け部分の老朽化によるものとみられています。

事故を受け市教委は、体育館に設置されている他のカーテンボックスの下を立ち入り禁止とし、取り付けに問題がないか確認したということです。









https://news.yahoo.co.jp/articles/73aca1387fcd45b5d952e07e1b4e9f0c68553546

 

 

 

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2022816846分にYAHOOニュース(女子SPA)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

観光客が多く訪れるハワイのビーチで7月下旬、海水浴中だった女性がアザラシに襲われる事故が発生しました。

原因は、女性が子どもを産んだばかりのアザラシがいるエリアに近づきすぎたこと。

ハワイの海で遊ぶとき、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?

海の生物に近づきすぎたり触ったりすると罰金対象になることもあります。

 

【観光客の多い人気ビーチで起きた事故】

ワイキキから徒歩で15分ほどの場所にあるカイマナビーチ。

すぐ目の前には小規模ホテルや観光客がステイするコンドミニアムが建ち並ぶエリアのため、地元住民も観光客も訪れる人気のスポットです。

そんなカイマナビーチの沖45メートルあたりで7月下旬、カリフォルニアからハワイを訪れていた60歳の女性が、「ハワイアン・モンクシール」と呼ばれるアザラシに襲われたのです。

 

【悲鳴をあげながら襲われる女性】

このときの様子を撮影した動画が地元ニュースやSNSで拡散され、それによるとハワイアン・モンクシールは女性を見つけると一直線に向かって行き、頭や背中などに噛みついたのです。

ビーチにいた人たちがハワイアン・モンクシールに気づき、「逃げて!」と叫び、女性もすぐに逃げようとしたものの、ハワイアン・モンクシールの方が動きが早く、襲われ悲鳴をあげることになったのです。

その後、カヌーに乗った人が近くを通りかかり、アザラシから女性を守るようにブロック。

なんとかビーチまで戻り、女性は病院に運ばれ治療を受けました。

このハワイアン・モンクシールは2週間ほど前に子どもを産んだばかりで、女性を襲ったときも子どもと一緒に海を泳いでいました。

モンクシールはもともと縄張り意識が強く、特に子どもと一緒だったことから、子どもを守ろうとする防衛本能が強かったものとみられています。

 

【ハワイのビーチで気を付けること】

ハワイアン・モンクシールは生息数が1600頭ほど。

絶滅危惧種に指定されていて、ビーチや海で見つけた場合は、15メートル以上の距離をあけるのが現地のルール。

女性が襲われたカイマナビーチは、たびたびハワイアン・モンクシールが目撃されている場所で、ハワイアン・モンクシールの親子がビーチにいたことから、近づかないよう看板が出ていたそうです。

今回の事件後、カイマナビーチはハワイアン・モンクシールの周囲45メートルが封鎖され、もしビーチや海のなかでハワイアン・モンクシールを見かけた場合は45メートルは離れるように呼びかけられています。

 

【ウミガメやイルカに近づくのも禁止】

ハワイでは、ハワイアン・モンクシールのほかに、ウミガメは3メートル以上、イルカは45メートル以上の距離をとることが必要。

この距離より近づいたり、触ったりした場合は罰金が科せられます。

今回の女性の場合は、海に入ったときハワイアン・モンクシールがいたことに気づかなかったうえ、誘発するような行動は何もしていなかったことから、連邦政府からの罰金は科せられないとのことです。

ハワイ州観光局では、観光客も責任ある行動をとって現地を守ろうとする「レスポンシブルツーリズム(責任ある観光)」を呼びかけています。

そのなかのひとつが、現地の動物に出合ったときの対応。

ぜひハワイを訪れるときは、こんな現地のルールをチェックし、ハワイの地域環境や動物たちに悪影響を及ぼさないような行動を心がけていきませんか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/829b2f4d447b9dc8011d1f8460c290759099d763

 

※ちょっと前、20227292130分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

アメリカ・ハワイのワイキキビーチで海水浴をしていた女性が、2頭のアザラシに襲われました。

その一部始終をカメラが捉えていました。

ハワイのワイキキビーチで海水浴を楽しむ1人の女性。

そこに現れたのは、2頭のアザラシです。

アザラシは、女性の方へどんどん近づいていきます。

すると、アザラシが牙をむいて突進。
威嚇するように襲いかかってきました。

女性は突然の出来事に驚き、逃げようとします。

しかし、アザラシは執拗(しつよう)に女性を追いかけ、海に沈めています。

 “絶体絶命”と思われたその時、近くでカヌーに乗っていた男性が救出しました。

女性は顔と腕などに切り傷を負い、病院に搬送されたということです。

このアザラシは、「ハワイモンクアザラシ」という絶滅危惧種です。

保護対象になっていて、2週間前に出産したため、その間このエリアは立ち入り禁止になっていました。

地元の保護団体は、アザラシと50メートル以上の距離をとるよう、呼びかけています。











https://news.yahoo.co.jp/articles/0cab2d10544deead0927d2b1b9d9baf72aa69d14

 

 

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2022816日付でニューズウイークジャパンから下記趣旨の記事が、写真や動画付きでネット配信されていた。

8月6日(土曜日)、イタリアのピエモンテ州クーネオ県にある、人口約6,300人の自治体ソンマリーヴァ・デル・ボスコで50頭の牛が死亡した。

刈りたての新鮮な草を食べていた未経産牛と成牛が突然震え始め、地面に身を投げて窒息死したという、なんとも居た堪れないショッキングで凄惨な状況が写真や動画と共に報じられた。

一体、何が起こったのか、なぜ?

クーネオ県のソンマリーヴァ・デル・ボスコ市で歴史と伝統を持つピエモンテ牛の飼育農家を営んでいるジャコミーノ・オリベロ氏(58歳)は、「放牧中に種まきされた穀物を食べていた牛たちが目の前で、酔いしれるように、そしてハエのように死んでしまいました。すべては数分間で起こりました。」と、語った。

オリベロ氏はすぐに警報を発し、地方保険公社(ASL)の獣医師とブラの森林警察へ連絡をした。

地上に息絶え絶え生き残った牛たちを救おうと、少なくとも30回の点滴を投与するなど試みたが、なす術がなく、その他に何もすることができなかったという。

牛たちが食べていたその草は、実際には牛の餌には適していなかったと付け加えた。

その5日後の811日(木曜日)午後、ピエモンテ州で2例目となる同様のニュースが報じられた。

近くの畑から刈り取ったばかりの新鮮な草を食べた後に6頭の牛が死亡したという。

10頭の牛が突然地面に倒れ、6頭が死亡した。

4頭はクーネオ動物予防研究所のサヴィリアーノ氏、地方保険公社(ASL) のトーピ氏、バルベリス氏ら獣医チームによって救出された。

同日、さらに同県内で数時間のうちに2件の緊急要請が入った。

クーネオ県サルッツォ市モレッタの厩舎でも牛が倒れ出した。

獣医チームは、おそらく牛の死因は中毒死であるとみて、毒性物質の影響を中和するための硝酸ナトリウムを牛たちに投与したが、5頭の牛が死亡した。

その際、獣医師らが納屋で"ソルガム"に非常によく似た刈りたての草を見つけた。

モロコシが自分の土地で育っていないことを確信した農夫は、朝、160頭のほとんどが妊娠していた牛を厩舎から約1km離れた農夫の所有する畑に運ぶことにした。

ソルガムは、特に厳しい環境条件に適応でき、干ばつにも非常に強い植物だが、わずかな植物しか栽培されていなかった。

「ソルガムの種をまいたのは初めてです。 冬に使おうと思いました。 」と農夫は言った。

この2番目のケースから、数日以内に領土でより詳細なチェックが行われることとなった。

乳牛を育てている農家はソルガムとトウモロコシが水分ストレス下にあると毒素を生成する可能性があることをよく知っていると言う。

しかし、誰もが知っているわけではないし、ましてやこのような深刻な結果は想像もしていなかっただろう。

3番目の電話は、今度はクーネオ県ブラ市から。

町のすぐ外にあるピエモンテの牧場へ獣医師らは駆けつけた。

6頭が生き残り、4頭が死亡した。

報告によると、811日の夕方から12日の夜にかけ解毒剤を使用するなど、迅速な処置によりブラでは6頭、モレッタでは5頭が命を取り留め、ソンマリーヴァ・デル・ボスコ農場全体では、25頭の牛を救うことができた。

 

【原因分析と結果】

ロンバルディア州およびエミリア・ロマーニャ州の動物予防実験研究所Izsplvで分析が行われた。

牛の大量死の原因については、モロコシであったことに疑いの余地はない。

牛は「若い植物にのみ存在する有毒物質であるデュリンの摂取に起因するシアン化水素酸による急性中毒で死亡した」と結論づけた。

ピエモンテ州、リグーリア州、ヴァッレ・ダオスタ州の動物予防研究所から、「アレッポ・ソルガムを含むカットハーブを動物に与えてはいけない」とクーネオ県の飼育農家へ向け注意喚起がなされた。

 

【ソルガムとは】

セイバンモロコシ(学名:Sorghum halepense)単子葉植物イネ科モロコシ属の多年生植物である。

霜や乾燥などのストレスによりシアン化水素を植物体内に生産することや、硝酸塩を含むことから、日本では飼料としてほとんど栽培されない。

根茎、種子の両方で繁殖するため、畑地・牧草地の強害雑草となっている。

・・・

https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/vismoglie/2022/08/50.php 

 

8192341分にYAHOOニュース(AFP)からは、干ばつによってソルガムの成長が阻害され、有害物質の濃度が高まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

イタリア北西部ピエモンテ(Piedmont)州トリノ(Turin)近郊にある牧場で今月、成長初期段階のイネ科の植物ソルガムを飼料として与えた牛が急性青酸中毒を起こし、約50頭が死んだ。

通常は起こりにくい事故だが、干ばつによって有害物質の濃度が高まったとみられている。

地元の動物愛護団体によると、ソンマリバデルボスコ(Sommariva del Bosco)の牧場で6日、イタリアのブランド牛の一つ、ピエモンテ牛約50頭が、急性青酸中毒でごく短時間のうちに死んだ。

ソルガムには、青酸配糖体であるデュリンが含まれているが、成長とともにその量は減少する。

だが現地では干ばつが続いているため成長が阻害され、デュリンの濃度が高まったとみられている。

同国北西部の動物予防試験所(IZS)の獣医師ステファノ・ジアンティン(Stefano Giantin)氏は、「干ばつによってソルガムに多量のデュリンが含有されていたと考えている」と述べた。

急性青酸中毒では、摂取から1015分で呼吸や神経、筋肉などの障害が現れ、1530分後に死に至る。

現地で採取したサンプルからは、高濃度のデュリンが検出された。

ピエモンテ州の他の3か所の牧場でも牛に同じ症状が現れたため、専門家はチオ硫酸ナトリウムを注射する治療を施し、約30頭の牛を救うことができた

https://news.yahoo.co.jp/articles/e76a0003fbc58852713075e3e9dbc49f474b549f

 

(ブログ者コメント)

〇ネットで調べたところ、ソルガムは世界5大穀物の1つ。
日本では「たかきび」とも呼ばれており、信州などで生産され、通販でも売られていた。
毒素の件については、「草丈1m以下では青酸含量が多いので避ける」という記事があった。
 https://www.pref.oita.jp/soshiki/15087/saibaigijyutsusisin.html 

〇一方、セイバンモロコシについては、「世界的に悪名高き草」、「国内でも急増」、「葉に含まれる青酸配糖体は分解すると青酸になるため、生乾きだと家畜に危険」と記されている記事があった。
 https://www.city.noda.chiba.jp/shisei/1016739/1016740/kusakoho/kusazukan/1028191.html 

〇牧草を表現するのに「青臭い」と言うことがあるが、あれは微量の青酸が含まれているからだろうか?
調べてみたが分らなかった。

 

 

 

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2022816218分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

816日、静岡県浜松市の工場から濃硫酸が最大およそ1900リットル流出したことがわかりました。

けがをした人や土壌への影響は報告されていません。

事故が起きたのは、浜松市北区細江町にある「日本K」の工場です。

16日、朝出社した職員が異臭を感じて確認したところ、希硫酸の入ったタンクが変形し、さらに濃硫酸が漏れ出しているのを見つけたということです。

漏れ出した濃硫酸は土に浸透し、一部が近くの水路に流れ出ました。

3000リットル入る濃硫酸のタンクには、およそ1100リットルが残っていたことから、最大で1900リットルが漏れ出たとみられます。

前日、15日は休業日で、夕方のパトロール時点では異常はありませんでした。

けが人や土壌への影響は報告されておらず、会社では撤去作業を進めていますが、人体への影響はないとのことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0057d154a022013633106c3b7aad1f1d444ac3a

 

8161928分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、機械の誤作動で濃硫酸が薄まらず配管が発熱して破損したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日正午ごろ、浜松市北区細江町の保温材メーカー「日本K」の本社工場の従業員から、「濃硫酸が流出した」と市に通報がありました。

流出したのは最大で約1900リットルです。

浜松市によりますと、濃硫酸は、工場内の土壌に浸透し、一部が水路にも流出しているということです。

機械の誤作動で濃硫酸が薄まらなかったため配管が発熱し、破損したことが流出の原因と見られています。

濃硫酸は触れると重度のやけどを起こす他、目に入ると失明する危険性もあるため、浜松市は「流出現場付近の水路には絶対に近づかないでほしい」と呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9693bfb3b45cb2905414d91033f4c96cb4b92c7e

 

8162057分に毎日新聞からは、機械の誤作動で希釈するための水が注入されなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社によると、工場では産業用保温材を製造している。

16日午前8時ごろに点検した職員が、濃硫酸が入ったタンクにつながる配管に穴が開き、漏れているのを発見。

付近の水路への流出を確認した。

機械の誤作動で、希釈するための水が注入されず、配管が損傷したという。

現場は、工場と田畑が広がる地域。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20220816/k00/00m/040/285000c

 

81760分に朝日新聞からは、周辺の水路から強い酸性が検出された、流出量は数100ℓの模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

浜松市は16日、同市北区細江町中川の保温材製造会社「日本K」の工場から濃硫酸が漏れ出したと発表した。

周辺の水路から強い酸性が検出されたことから、同市は水路に近づかないよう呼びかけている。

市によると、同日夕時点で被害は確認されていないという。

日本Kによると、16日午前740分ごろ、工場内のタンクから濃硫酸が漏れ出しているのを確認。

浜松市や警察に連絡し、排水溝を土囊(どのう)でせき止め、漏れ出た分をポンプで吸い上げて回収したという。

当初は最大で約1900リットル漏れたとみられていたが、その後、確認したところ、多くが工場内のタンクに残っており、同社は流出した濃硫酸は数百リットルとみている。

同社では、保温材を製造する過程で出るアルカリ性の水を濃硫酸で中和して排水しているという。

機器の故障で濃硫酸が発熱し、配管などが損傷して漏れ出した可能性があるという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ8K00ZTQ8JUTPB00V.html#:~:text=%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E5%B8%82%E3%81%AF16%E6%97%A5,%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82 

 

817日付で静岡新聞からは、水路のPHは一時1~4の強い酸性を示したなど、下記趣旨の記事が、水路の写真と工場の大まかな場所を示す地図付きでネット配信されていた。

工場北側水路の水素イオン指数(pH)は、一時、1~4前後の強い酸性を示した。

同社によると、15、16日は休業中だが、設備は稼働していた。

16日午前8時ごろに設備を点検した社員が漏えいに気付き、市職員も現地調査で土壌に染み込んだ濃硫酸が水路に流出しているのを確認した。

水路に土のうを設けて排水を止め、産廃処理を施したほか、水路に水を流して希釈している。

濃硫酸に触れると重度のやけどを起こすほか、発生したガスを吸うとせきや息切れなどの症状が現れる。

市は当該の水路に近づかないよう呼びかけている。

現場は天竜浜名湖鉄道金指駅から南に約500メートルの工場や水田が広がる地域。

同社は「同様の事態を起こさないように再発防止に努める」とコメントした。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1109241.html

 

8171940分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、流出量は事業所から1900kgと通報されていたが市の担当者の誤認識で1900ℓと発表されたなど、下記趣旨の記事が水路全域のPH測定結果図付きでネット配信されていた。

市は16日、流出した濃硫酸の量を1900リットルと発表しましたが、1900キログラム(約1000リットル)の誤りだったことが分かりました。

事業所は1900キログラムと通報したものの、市の担当者が1900キログラム=1900リットルと認識したということです。

17日、事業所のタンクに濃硫酸が残っていることを確認したため、最終的に流出したのは数百リットルだったと見られています。

濃硫酸は事業所の土壌に浸透し、その一部が事業所北側の水路に流れ出ましたが、市が調査した結果、周辺の都田川や三和川、祝田北川に異常はないということです。

濃硫酸は皮膚に接触すると重度のやけどを起こす恐れがあることから、事業所は水路にロープを張り、近づかないよう周辺住民に呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0880caa9f822a52c6d80ac9c0107707ca3f192f5

 

(ブログ者コメント)

情報を総合して考えると、希硫酸タンクに希釈されないまま濃硫酸が入り、希硫酸タンク関連の配管が破損した、ということかもしれない。

 

 

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20228141252分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道網走市の「A観光ホテル」の燃料供給施設から大量の重油が漏れたことが分かり、市や地元漁協などは、近くの網走湖などへの重油流出による漁業被害を防ぐため、対策協議会を設立。

全量回収に向けてホテル側と協議していく方針を示している。

網走市によると、市は3月、ホテルの給油タンクとボイラー室をつなぐ屋外の配管が落雪で破損し、推定約8000リットルの重油が漏れたことを確認した。

ホテルの運営会社は、ボーリング調査を実施したものの、全般的な汚染土砂の撤去はしていないという。

漏出地点から網走湖までは約300メートル、北見管内さけ・ます増殖事業協会の網走孵化場までは約100メートル、湖に流入する白羽川までは約60メートルの距離にある。

湖はシジミやワカサギ、シラウオの漁場で、水域はサケ・マスの親魚捕獲、稚魚放流にも利用されている。

周辺でこれまでに重油の流出は確認されていないが、市や地元漁協などは8日に協議会を設立し、水産資源に被害が出ないよう、ホテル側に全量回収を求めていく方針を確認した。

試算では、重油が湖、川に流入すると、年間65億円の被害が出る。

水谷洋一市長は、「漁業者の不安も含めて、地域の実情、現状を関係機関、ホテル側に訴えていきたい」と強調する。

協議会は近く、ホテル側と事態改善に向けた話し合いを行う予定。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220814-OYT1T50080/

 

※ちょっと前、86150分に朝日新聞からは、重油漏れがあったという匿名の通報が3月にあったなど、下記趣旨の記事が重油流出箇所と孵化場などとの位置関係を示す写真付きでネット配信されていた。

北海道東部の景勝地・網走湖のそばにある観光ホテル(網走市)から、推定8千リットルの重油が地中に漏れ出していたことが分かった。

今のところ、河川などへの流出は確認されていないが、65メートル先にはサケやマスの孵化(ふか)場内を流れて網走湖に注ぐ川があり、重油が流れ出せば、水産や観光といった地域の主要産業に著しい被害を与える恐れがある。

ホテル側に汚染土壌の撤去を求めるため、漁業などの関係団体は8日にも協議会を立ち上げる。

このホテルは、横浜市のBホテルが運営するA観光ホテル。

網走市と大空町にまたがる網走湖の東250メートルほどに位置する。

道や網走市などによると、ホテル内で重油漏れがあったことを知らせる匿名の通報が323日、現場から35キロほど離れた北見市役所にあった。

https://www.asahi.com/articles/ASQ856SB7Q84IIPE008.html

 

※さらにちょっと前、71550分に北海道新聞からは、重油は地下7mにまで浸透していた、ボイラー室の真下の汚染土はボイラー室を取り壊さないと除去不可ゆえ観測井を掘って経過観察するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

A観光ホテル(呼人)で給油管が破損し、約8千リットルの重油が地下に漏れたことが分かった。

近くに網走湖やさけ・ますふ化場につながる河川があり、漁業関係者から汚染を懸念する声が上がっている。

現時点で被害は確認されていないが、オホーツク総合振興局は7日付で、同ホテルと運営会社のBホテル(横浜)に、重油が公共用水に流出するおそれを排除するよう文書で求めた。

道などによると、給油タンクからボイラー室につながる屋外の給油管が落雪により破損し、重油が漏れていることが3月末に判明。

ボーリング調査の結果、地下7メートルにまで浸透していることを確認した。

ホテルは、5月中に汚染土23トンを取り除いたが、ボイラー室の真下にある土はボイラー室を取り壊す必要があり、除去には至っていない。

今泉総支配人は、「大型重機も入れず、営業を止めることもできない」と話し、早急に観測井戸を近くに掘って、河川への流入がないよう経過観察するとしている。

漏えい場所から65メートルの場所には北見管内さけ・ます増殖事業協会の網走ふ化場や網走湖につながる「白羽川」が流れる。

協会の石塚専務理事は、「白羽川や網走湖は地域の産業にとって最も重要な場所。取り返しのつかないことになる前に、汚染土は全て撤去してほしい」と求めている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/705790

 

 

(2022年8月27日 修正1 ;追記)

20228242150分にNHK北海道からは、現場の地下はホテル側が説明しているような水を通さない地層ではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ホテルの運営会社の社長が24日、地元の対策協議会に今後の対応などを説明しました。

A観光ホテル」ではことし3月、配管の破損で推定およそ8000リットルの重油が地中に漏れ出したことが分かり、網走市や漁協などでつくる対策協議会は、湖や川に流出した場合には深刻な漁業被害が出るとして、汚染された土壌をすべて撤去するよう求めています。

24日はホテルの運営会社の社長が今後の対応などを説明するため網走市を訪れ、ホテルの近くのサケ・マスふ化場では地元の漁業者が適切な対応を求める抗議活動を行いました。

説明会はホテル内で非公開で行われ、対策協議会によりますと、社長は対応の遅れを陳謝したものの、今後の対応については重油の汚染が疑われる地点で定期的にボーリング調査を行うなどとした説明にとどまったということです。

この問題を巡っては道の依頼を受けた専門家が今月18日に視察を行った結果、現場の地下はホテル側が説明する水を通さない地層ではなく、敷地外に重油が漏れ出すことが懸念されています。

対策協議会の副会長を務める網走市の水谷洋一市長は、「認識がわれわれと大きく異なり、説明も二転三転していたので、きょうの説明や意見を踏まえて運営会社に再度、説明会を開くよう求めていく」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220824/7000049966.html

 

 

 

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20228151752分に東海テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午後145分ごろ、久々野町久須母を流れる飛騨川でアユおよそ1000匹が死んでいるのが見つかり、さらに200匹ほどが死んでいるのが15日朝、確認されました。

高山市が800メートル上流にある市のし尿処理施設を調べたところ、次亜塩素酸ソーダの入ったタンクの底に1センチから2センチほどのヒビが確認されたということです。

次亜塩素酸ソーダは汚水処理や水道水の消毒などに使われるもので、およそ800リットルが飛騨川に流出したことが大量死の原因とみられています。

これまでに健康被害の報告はありませんが、高山市は、この施設でのし尿処理を停止しています。



https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20220815_21009

 

815195分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事は転載省略)









https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000265104.html 

 

816101分に読売新聞からは、土日祝は職員が出勤していなかったため13日~14日に漏れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岐阜県高山市は14日、同市久々野町久須母のし尿処理施設「久々野衛生センター」から汚水処理水の消毒などに使われる薬品「次亜塩素酸ソーダ」が飛騨川に流出したと発表した。

15日午前9時までにアユなど約1200匹が死んでいるのが確認された。

同日に行った水路付近や飛騨川での水質検査では薬品は検出されず、下流域の下呂市からも被害の報告はないという。

高山市は同施設の排水を停止し、再発防止対策を行ったうえで再開する。

市によると、強化プラスチック製タンクの底部に1~2センチのひびが確認された。

タンクの経年劣化が原因で、流出量は最大800リットルとみられる。

土日・祝日は職員が出勤しておらず、13~14日の間に漏れ出したという。

釣り人から14日午後1時45分頃、益田川上流漁業協同組合(高山市)に「魚が浮いている」と連絡があった。同施設周辺で塩素臭が確認され、薬品の河川流出がわかった。

15日に記者会見した市の池之俣・水道部長は、「大変なご心配、ご迷惑をおかけしていることをおわび申し上げる」と陳謝した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220815-OYT1T50286/

 

 

 

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20228181117分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

倉敷市水島地区にあるENEOSの製油所で、作業の手順を誤り、油を含んだガスやミストを周辺に飛散させていたことが分かりました。

会社が詳しくいきさつを調べるとともに、周辺に住む人たちからの被害について連絡を受け付けています。

ENEOSによりますと、倉敷市水島地区にある水島製油所に8月14日、市内の児島消防署から、近くの倉敷市児島宇野津で油が飛び散っていると連絡がありました。

場所は製油所から北東の地域で、車などに付着していたということです。

調べたところ13日の夜、製油所内にあるコークスを製造する装置を誤って操作し、油を含んだガスやミストおよそ800キロを、90秒間にわたって外に排出していたことが分かったということです。

ENEOSは16日、社内に対策本部を設置し、装置の操作を誤った原因などいきさつを詳しく調べています。

また近くに住む住民からの被害の問い合わせを受け付けています。

連絡先は水島製油所総務グループで、電話番号は0864582511です。

ENEOSの担当者は、「関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけして深くおわび申し上げます」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220818/4020013701.html

 

8181844分にYAHOOニュース(山陽放送)からは、油の飛散範囲は風下5kmに及んだなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。

範囲は約5キロにも及んでいました。

きのう(17日)お伝えした水島工業地帯の製油所から油分が大気に放出され車や建物などに被害が及んだ問題の続報です。

【写真を見る】【続報】「空から油が降ってきた」車や建物に茶色い点々の被害 原因は製油所が誤って油分を大気へ放出 範囲は約5キロか【岡山】

製油所への取材などから油分が放出された範囲は約5キロに及ぶことが分かりました。

最初に被害の通報があったのは14日、午前9時頃。

内容は「油のようなものが降ってきた」というのものでした。

雨のあとも茶色の汚れは残ったままです。

(従業員):
「最初何が散ってるんかなと思ったんですけど、明らかにサビているような感じだったので驚きました。拭いても全然取れないし、何なんかなみたいな、原因不明ですね」

油分を飛散させていたのは水島工業地帯にあるエネオス水島製油所B工場です。

13日午後11時ごろ製油所内のコークスの製造装置において大気開放弁を誤って開放し約90秒間、大気に油分を放出させていたことが分かりました。

水島製油所の調査では、油分が飛散したエリアは製油所の北東方向で、国道276号線の沿線付近、約5キロに及ぶといいます。

油分の飛散量から、人体や農作物への影響はないとしています。

今回の事故を受け倉敷市消防局では、製油所に対し原因究明や再発防止に関する指示書を交付。

水島製油所はさらに調査を進め、原因究明や被害の対応を続けるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/743dabc3b63c082fa7e898ae9f991da65df08d06

 

 

 

 

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20228141840分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日夜10時ごろ、静岡市葵区呉服町のビルの3階の飲食店から火が出て、ビルの3階と2階の一部が焼け、3階から1人が遺体で見つかりました。

飲食店の従業員や客は無事でしたが、消防によりますと、消火活動をしていた静岡市消防局駿河消防署の消防司令補、山本さん(男性、37歳)と連絡が取れなくなっていて、亡くなったのは山本さんと見られ、警察は身元の確認を急ぐとともに、詳しいいきさつを調べています。

消防によりますと、山本さんは消火活動のため、午後10時50分に2人の消防隊員と一緒にホースを持ってビルに入りましたが、およそ10分後に退出命令が出た直後に連絡がとれなくなったということで、当時の対応に問題がなかったか検証するとしています。

この火事を受けて、14日夕方、田辺市長が会見し、「2年前に別の場所で起きた火災で職員が殉職し、安全管理に努めてきたなかで、このような事故が起きてしまったことを重く受け止めている。徹底的に原因を究明するよう指示した」と話しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220814/3030016960.html

 

814238分に読売新聞からは、隊員3人が3階で火元調査し15分後に戻ろうとしたところ最後尾にいた山本さんの姿が見えなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同消防局によると、午後10時頃に隊員らが到着。

火元を特定するため、山本さんは他の隊員3人と午後10時50分頃に進入した。

1人が3階のエレベーター近くで待機し、山本さんを含む3人が周辺を調べた。

約15分後に戻ろうとしたところ、最後尾にいた山本さんの姿が見えなくなったという。

14日午前2時25分頃、3階で1人の遺体が発見された。

市消防局の管内では、2020年7月に吉田町の工場倉庫で発生した火災で、消防隊員ら4人が殉職した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220814-OYT1T50192/

 

814217分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、ビルは感知器不足などの不備を指摘されていたが改善報告は出されていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ビルは、2016年に消防が行った立ち入り検査の際、階段部分の感知器不足など不備があったことが確認されていますが、消防はこれまでに改善の報告を受けていなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/af79403ebe4804e151baf47461096a0918d98f0b

 

8171856分にNHK静岡からは、遺体は奥の倉庫の中で見つかった、通常はロープで隊員同士をつなぐが、今回は足元の視界が確保されていたためロープは使わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察が、DNA鑑定などで確認を進めた結果、遺体は、現場で消火活動にあたり連絡が取れなくなっていた静岡市消防局駿河消防署の消防司令補、山本さん(37)と確認されました。
死因は焼死でした。

消防によりますと、山本さんは、飲食店の奥にある従業員の更衣室などに使われていた倉庫の中で見つかったということです。

また、山本さんは2人の隊員と一緒に消火活動に入りましたが、通常はロープで隊員同士を繋ぐのに、今回は足元の視界が確保されていたためロープは使わなかったということです。

この倉庫の焼け方が激しかったと見られることから、警察は、出火原因とともに、消防の当時の安全管理や指揮などに問題がなかったかなど調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220817/3030016985.html

 

8172017分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、遺体が見つかった倉庫が火元らしい、急に激しくなった火に巻き込まれた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性隊員は別の隊員2人と火元を確認するため、火災発生からおよそ1時間後にビル内に入っていました。

男性隊員の遺体が見つかったのは、ビル3階の一番奥にある倉庫。

ここは飲食店の倉庫兼更衣室で実況見分の結果、最も損傷が激しく、今回の火事の火元とみられています。

発見された遺体の状況などから、警察や消防は退避命令が出た後、1人で現場に取り残された男性隊員が何らかの理由で急に激しくなった火に巻き込まれた可能性もあると分析しています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/c98edda37646c00bcbdf863d8bb822ef41e36d93 

 

817194分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、火の不始末だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

倉庫は従業員の着替えや休憩に使われていて、同じビルの別の飲食店の店長は「更衣室が火元だった」と聞いていたということです。

同じビルの別の飲食店・店長:
 
「(火元となった)上の飲食店の人からは更衣室の火の不始末と聞いています。注意不足としか言いようがないですね。こんなこと起こると思わなかったので、自分たちも気をつけなきゃいけないですね」。

出火当時店内にいた客はテレビ静岡の取材に対し、「火災報知器が鳴って焦げたにおいがしたあと煙が漂ってきた。店員の指示に従い階段を使って外に避難した」と話しています。

当時店内にいた店員やおよそ30人の客は避難して無事でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/81de743b7a484c388d7900430590f7f07a1b5e7f 

 

818日付でテレビ静岡からは、火元とみられる倉庫兼休憩室でタバコの吸い殻が複数見つかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局のこれまでの調べで、火元は山本さんが見つかった倉庫兼休憩室で、この部屋から紙タバコの吸い殻が複数見つかったことがわかりました。

また、部屋には段ボールや従業員の衣類など燃え移りやすいものも置かれていました。

静岡市消防局は、吸い殻が見つかった付近が特に激しく焼けていたことから、出火原因はタバコの不始末とみて、山本さんが死亡した経緯などについて調べを進めています。

また、静岡市消防局は消防隊員が死亡した状況や出火原因を特定した上で報告書をとりまとめ、再発防止に生かしていく方針です。

https://www.sut-tv.com/news/indiv/17660/ 

 

(2022年8月27日 修正1 ;追記)

20228251838分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、消火活動時はロープで隊員同士をつないでいたが、火元確認時は視界が確保されていたため消防ホースをたどるだけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

これまでに、出火からおよそ1時間後に火元確認のためビルに入った3人の隊員は、基準となっている「隊員同士をロープで結ぶ」という手法を取らず、消防ホースをたどって進入と退出の経路を確保する手法をとったことが分かっています。  

一方で、消火活動のため2度ビル内に入った、亡くなった消防士らとは別の3人の隊員らは、基準通りに隊員同士をロープでつなぎ、はぐれないようにしていたことが新たにわかりました。  

静岡市消防局は、火災発生後の会見で…。

静岡市消防局:
「今回はある程度床面付近での視界が確保出来ていたと解釈されるため、(ホースを)退出に利用していた。現時点では、活動に対しては問題は無かったと理解している」  

手法については問題がなかったとしていますが、今後、判断が正しかったか検証を進める方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/78c0829c898471d0ce6cb8a984ddc33b91d45c3b 

 

(2022年9月4日 修正2; 追記)

2022922045分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、吉田町の倉庫火災殉職事故を教訓につくられた支援隊との情報連携がうまくいってなかったかもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡市消防局は、関係者から火元の情報を聞いていたにもかかわらず、別の部屋を検索していたことがわかりました。

その提言をしたのは、2020年、3人の隊員が殉職した工場火災を受けてつくられた安全管理に特化した部隊でした。

<火災現場を見た人>
「従業員の消し忘れかなんかで燃えちゃった。(現場では)『更衣室でタバコの消し忘れがあって』と言っていた」

静岡市消防局によりますと、当時、飲食店の関係者から火元は倉庫兼休憩室と聞き取り、現場部隊に伝えていたと言います。

ところが、亡くなった男性隊員の部隊より先に到着し、2度の火元確認を試みた先行の救助隊は、いずれも出火元とは逆の位置=入り口付近にある給湯室やトイレ付近の確認作業をしていたことがわかりました。

結果、火元が確定しないまま、火災発生から1時間が経過。

男性隊員の部隊が3度目の進入で火元を特定するも、何らかの理由で男性隊員1人が火災に巻き込まれました。

火元の情報がありながら、別の部屋の確認に時間を費やした消火活動。

関係者によると、その活動指針を現場本部に提言したのは、災害機動指揮支援隊でした。

20207月、静岡県吉田町で起きた大規模な工場火災では、静岡市消防局の隊員3人が殉職。

この火災を教訓につくられたのが、現場の安全を俯瞰的に見て、消火活動の助言をする災害機動指揮支援隊でした。

静岡市消防局は、屋内進入の判断の経緯などは事故調査委員会で検証するとコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/733c3abf4255fcd98413174e42622322dad3f997

 

(2022年10月6日 修正3 ;追記)

20221051847分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、退出前に隣の隊員が身体に触れ退出と声をかけていた、動きが無くなると95dBの音が鳴る警報器を携帯していたが鳴らなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日、市議会企業消防委員会で市消防局は現場の図面を示し、経緯などについて説明しました。

それによりますと、山本さんの隊の3人は、山本さんを先頭に青の線の経路で現場に進入。

午後1055分ごろ、火元を発見し放水。

およそ5分後、指示を受け退出をする際、真ん中にいた隊員が山本さんの体に触れ、「退出」と声をかけましたが、その3分後の午後113分、山本さんがいないことに気が付いたということです。

山本さんは、所有者に一定時間動きがなかった場合、走行中の電車内より大きい95デシベルの音が鳴る警報器を携帯していましたが、捜索にあたった隊員らは音を確認していないと言います。

警報器が何らかの理由で作動していなかった可能性があります。 

市消防局は13日に外部の有識者らで作る事故調査委員会を設置し、20231月をめどに原因などについてまとめた報告書を公表するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc05c44d8540e01540cbf08943f78b10e7f29400 

 

105203分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、警報器は45秒以上静止していると大きな音が出るようになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

こちらは火災のあった飲食店が入るビル3階の見取り図です。

消防はまず、1隊目と2隊目が煙や熱気が確認された建物東側に進入しましたが、火元は確認できませんでした。

その後、南側にある倉庫兼休憩室が火元との情報があり、山本さんを含む3隊目が火元の近くまで進入し放水を開始しました。

しかし、隊長から退出の指示が出たため、隊員はホースを辿りながら来た通路を戻りましたが、山本さんは戻らなかったということです。

・・・

警報機は45秒以上静止しているなど、異常を感知すると大きな音が出るようになっています。


https://news.yahoo.co.jp/articles/88c42b75ba9f66b99efe0ac9a33d7efc3f7ccb9b 

 

105209分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、警報器は高温が続いても鳴る、鳴っていれば外にいた隊長にも聞こえていたはずなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

<長沼静岡市議> :
45秒停止したり、高温の状態が長時間続くと(音が)連続するというようにカタログに書いてありますけども」

<静岡市消防局警防課長>
 
「今回の火災対応の時の距離からすれば、建物の外で待機している隊長には聞こえる距離だと判断しております」

火元への進入前、身に着けた警報器が作動することを確かめていたものの、隊員が行方不明になった際、警報器の音は確認できませんでした。

このため、居場所が分からず、813日午後11時頃からあわせて16回捜索を行い、約3時間半後、心肺停止の状態で隊員が見つかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5cdb01e35f553a67b74c81205d301c5913f1d48b

 

(2022年11月15日 修正4 ;追記)

202211141846分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、ビル地下にあった居酒屋では押し寄せた消火の水で店内がメチャメチャになり、3ケ月たった今でも営業再開が危ぶまれる状態だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

梅田記者:
「火災があったビルの地下にある居酒屋。
消火活動による水が流れてきて、今も休業状態が続いている。
片づけ作業も進んでいるが、壁には大量のカビがある」

火災の影響は、3カ月たった今も色濃く残っていました。

ビルの地下1階に店を構えていた「府中かしわで」では、消火活動の水が店内に押し寄せたそうです。

府中かしわで オーナー 市川さん:
「(消火後にきたときは)どこもかしこも店中、隅から隅まで雨が降っているようなそんな状況。
ぽたぽたではなく、カッパ着るかしてないと濡れちゃうような状況。
一体いつまで続くんだという。
自分もまさかというか、状況を受け入れるのには時間がかかった」  

浸水で家電や電気系統は全て故障し、地下ということで十分な換気もできず、店内の至るところにはカビが発生しています。

水を吸った床もゆがんでしまい、現状の被害総額は5000万円以上にも上るそうです。 

姉妹店舗や新規店舗の応援を得て、営業再開に向け準備し、雇用も何とか維持しようとしていますが、営業再開には店を一度解体しなければならないといいます。

府中かしわで オーナー 市川さん:
「本当にここに戻れるかどうかも今心配なところ。
ちゃんと全額保険で出るのかというのが、明確になっていない不安は大きい。
そろそろ賃料も発生してきてしまいそうな流れにもなっていて、どうしていっていいか分からない」

火災で生じた店存続の危機。
今後の方針は12月中にも決めたいということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abde1de6effa9d3239b5336bce855941fc1c2cbb

 

 

  

  

 

   

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20228141830分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午後3時10分ごろ、登米市消防本部の駐車場で、職員5人が要救助者にロープや浮き輪を渡すための「救命索発射銃」と呼ばれる銃を使った訓練をしていたところ、銃が暴発しました。

弾は幅が63ミリ、長さが100ミリのゴム製で、敷地と道路を越えて、およそ80メートル離れた場所に駐車していた散水車にあたりました。

散水車に人はおらず、けがをした人はいませんでしたが、助手席のドアとガラスが破損しました。

登米市消防本部は、「歩行者等の有無の安全確認は行っていたものの、一歩間違えれば、大事故につながる」とした上で、「原因の調査を進め、再発防止に努めたい」としています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/4177e0cc74a73eaf583f8478af2d7034db1be9e9

 

8141658分に産経新聞からは、空気圧の調整や発射角度が不適切だった可能性がある、この訓練は年に2~3回、飛距離50mで実施していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市消防本部は14日、救命索発射銃の訓練で誤ってゴム弾を敷地外まで約80メートル飛ばし、近くにある会社の車のガラスとドアを破損させたと発表した。

空気圧の調節や発射角度が適切でなかった可能性があるという。

13日午後3時10分ごろ、消防本部の駐車場で署員5人が訓練中、口径63ミリの救命索発射銃を発射。

ロープの付いたゴム弾が飛びすぎ、駐車されていた工事車両の助手席のガラスが割れ、ドアがへこんだ。

救命索発射銃は水難事故などで使われ、遠方や高所にロープを付けたゴム弾を飛ばす。

登米市では年2~3回、約50メートルの飛距離で訓練している。

https://www.sankei.com/article/20220814-VSG42BGXWRPCHCMHZB3SCLXNBM/

 

815742分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、訓練時は空気圧を調整し70m以上は飛ばないようにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市消防本部は14日、救助用のロープを遠方に届ける空気銃を訓練で使用した際、ゴム製の弾が敷地を飛び越え、隣接する会社に止めてあった車を破損したと発表した。
けが人はなかった。

発表によると、13日午後3時10分頃、同本部の駐車場で同市消防署の職員が銃を使用。

ゴム製の弾が約80メートル先の道路工事の散水車に当たり、助手席側のドアとガラスを破損した。

お盆期間で工事は行われておらず、周囲に人はいなかった。

訓練時は銃の空気の圧力を下げ、弾の飛距離が70メートルを超えないようにしていた。

弾が飛びすぎた原因はわかっておらず、同本部で調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1ee2291e3e51f98fa2267c737c98c59d3ac489d

 

(ブログ者コメント)

情報を総合すると、青ルートで飛ばすところ赤ルートで飛んでしまった、ということかもしれない。

 

 

 

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2022812190分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前8時ごろ、JR札幌駅前の歩道で、ふたがずれたマンホール(直径約60センチ)に歩いていた女性の右足が落ち、両足と左腕にすり傷を負った。

札幌駅総合開発によると、マンホールのふたを固定するナット4本全てが外れ、ふたが4分の1ほどずれていた。

大雨で下水管の空気が圧縮され、外れたのではないかとみて、原因を調べている。

同社は12日午後、ナットを交換してふたを取り付けた。

今後、巡回を強化するという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ8D65HVQ8DIIPE01T.html

 

81350分に北海道新聞からは、6月に点検した際は異常なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前8時ごろ、札幌市中央区北5西2の札幌駅バスターミナル東側の歩道を歩いていた女性が、ふたがずれたマンホールに右足をとられて転倒し、左腕と両足に擦り傷の軽傷を負った。

マンホールを所有、管理する札幌駅総合開発(札幌)によると、ふたは直径約60センチ、厚さ5・5センチ、重さ60キロで、4分の1程度ずれていた。

札幌中央署を通じて連絡を受けた同社が確認したところ、ふたを固定するナット4本が外れていた。

2本は現場付近で見つかったが、もう2本は見つかっていない。

6月に点検した際は異常がなかったといい、同社は「巡回や確認を強化する」としている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/717272

 

(ブログ者コメント)

気象庁のデータによれば、当日の雨量は下記だった。

午前1時      8.5mm/
午前2時     25.0mm/
午前3時~8時   0 mm/
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=14&block_no=47412&year=2022&month=08&day=12&view=p1

 

 

 

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2022810157分にYAHOOニュース(rkb)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北九州市の工場で去年、ブレーカーをつけたまま照明器具を取り替えるなど、適切な作業手順を怠ったことで作業員を感電死させたとして、電気設備会社の男性社員が書類送検されました。

業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、北九州市小倉北区の電気設備会社に勤める34歳の男性です。

男性は去年7月、照明器具の交換を依頼された小倉北区許斐町の工場で、適切な作業手順を怠り、電線に触れた作業員の浦田さんを感電事故によって死亡させた疑いが持たれています。

警察は、男性が工事を発注した会社から事前にブレーカーを落とすよう指示されていたものの、そのまま照明器具を取り替えたことが事故につながったと判断しました。

取り調べに対して、男性は容疑を認めた上で、「作業効率を優先した」と供述しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/484d3b74ae9ebc55580580685b31700aa4754a41

 

810169分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、2人は一緒に作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年7月、北九州市の工場で照明器具を取り換えていた作業員の男性が感電して死亡しました。

警察は10日、感電を防止するための措置を怠ったとして、一緒に作業していた男性を書類送検しました。

業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、北九州市小倉北区の電気設備会社に勤める34歳の会社員の男性です。

警察の調べによりますと、男性は去年7月、北九州市小倉北区許斐町の工場で、照明器具の取り換え作業を行う際に感電防止措置を怠り、一緒に作業していた同僚の浦田さん(当時28)を感電死させた疑いが持たれています。

男性は第一種電気工事士の資格があり、本来はブレーカーを落として電気を止めて作業をするよう決められていましたが、調べに対し「作業効率を優先させ、ブレーカーを落とさず作業した」と話しているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/85576e5c0ad31c852da6617055088df9196bba4a

 

 

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2022811146分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後8時55分頃、北九州市小倉北区魚町4の旦過市場付近で火災があり、警察や消防に通報が相次いだ。

北九州市消防局によると、飲食店から「天ぷら油に火が付いた」と通報があったという。
消防が消火活動に当たっている。

同市場付近では4月にも大規模な火災が発生し、40店舗以上が被災した。

福岡県警小倉北署によると、複数の建物が燃えている。
けが人の情報は入っていない。

激しく燃えているのは、旦過市場に隣接する「新旦過地区」で、4月19日に火災が発生した場所のすぐ南側。

同地区にある老舗の映画館・小倉昭和館や、同市場商店街にも火が回っている。

昭和館の樋口館主は自宅から現場に駆けつけた。
「これ以上燃え広がらないことを望むばかりです」と言葉少なに語った。

市場に食事に来ていたという同市小倉南区の会社員男性(61)は、「最初は白い煙が充満していたが、あっという間に炎が噴き上がった。2回も火災が起きるなんて」と語った。

旦過市場はJR小倉駅の南約600メートルにあり、大正初期から約100年の歴史を持つ「北九州の台所」として親しまれてきた。

4月の火災では大量のがれきが発生したが、寄付金で撤去作業が行われるなどし、今月13日に完了予定だった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220811-OYT1T50106/

 

8112013分に毎日新聞からは、トタン屋根は焼け落ちにくいため上からの放水が下に伝わりにくいなど下記趣旨の記事が、前回と今回の消失エリア説明図付きでネット配信されていた。

4月に大規模な火災が起きたばかりの旦過市場(北九州市小倉北区)一帯で10日、なぜ同じような大規模火災が繰り返されたのか。

元東京消防庁麻布消防署長で市民防災研究所(東京)の坂口隆夫理事は、両方に共通する構造的な問題が背景にあると指摘する。

二つの火災が起きた場所は、いずれも古い木造の建物が密集。
多くの店舗が連なって長屋のようになり、トタン屋根で覆われていた。

坂口氏によると、このような市場一帯の環境から、大規模に燃え広がったメカニズムは二つの火災に共通しているとみられる。

建物が密集していると、消防隊員が中に入り込んで放水活動をするスペースがほとんど無い。

トタン屋根は焼け落ちにくく、上からの放水は屋根より下へと伝わりにくい。

火はトタンに逃げ場を塞がれて横へと広がりやすくなり、延焼につながった可能性があるという。

坂口氏は、「消防隊はそばの広い道路で待ち受けて放水するしかなく、延焼そのものを防ぐのは難しかったのでは」と分析する。

市消防局も、木造の建物が密集する場所の危険性を4月の火災で再認識していた。

火災後は、同様の場所にある市内の飲食店105店舗に立ち入り検査を実施し、6月までに各店舗の防火体制を確認。

旦過市場でも6月、関係者と初期消火の手順や避難経路を確認する訓練を実施していた。

直近でも消防訓練の予定があり、市場関係者と内容を協議していたという。

今回の火災では、飲食店関係者からの119番が入っていた。

坂口氏は、「4月の火災を踏まえ、各店で初期消火の準備ができていれば、大規模な延焼は防げた可能性がある。火を使っている時は、そばから離れないでほしい」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20220811/k00/00m/040/280000c

 

81320分に毎日新聞からは、凝固剤を天ぷら油に入れて固めるために加熱中、皿洗いしていた、消火器で消そうとしたが消えなかった、凝固剤加熱中の火災は15年で少なくとも40件など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火元とみられる飲食店関係者が「天ぷら油を処理する凝固剤を入れて加熱していたら、油に火が付いた」などと説明していることが関係者への取材で判明した。

店関係者は消火器で初期消火したが、火の勢いは収まらなかったという。

火元とみられる店を利用したことがあるという男性によると、店は2階建てで、今回の火災で激しく燃えた「新旦過横丁(よこちょう)」の一角にある。

1階のカウンター席の奥に調理場があり、2階には座敷があった。

関係者によると、店には火災当日は客4人が訪れ、貸し切りで営業していた。

調理が終わった後、店関係者は使用済みの天ぷら油を固めて処理するため、凝固剤を油が入った調理器具に投入。

一定の温度に達しないと固まらないため、火を付けて油を加熱しながら洗い物をしていたという。

その後、油から火が出ているのに店関係者が気づき、備え付けの消火器で初期消火に当たったが、ブレーカーが落ち、火は天井に引火。

2階にいて異変に気づいた客が店の外に出て、別の消火器を借りてきて消火作業に加わったものの収まらず、客が119番した。

火元とみられる店付近には、他の市場関係者らも駆けつけた。

複数の関係者は、この際、「消火器が見つからなかった」と証言。
さらに、ホースで水道水を使って消火しようとしたが、なすすべがなかったという。

市消防局によると、店関係者は「初期消火ができなかった」と説明しているといい、消防などは店関係者などが初期消火を試みたが火勢を止められず、火の手が回った可能性があるとみて調べている。

・・・

油を固めて捨てるための凝固剤は、油を下水道に直接流さずに済むため、環境保護の機運の高まりもあって、家庭でも広く使われている。

一方、油を温かい状態にしておかないと使えないため、加熱のし過ぎによる火災も後を絶たない。

独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE)によると、凝固剤で油を固めようとした際に起きた火災は200217年に全国で少なくとも40件確認されている。

建物が全焼したり、けが人が出たりした事例も珍しくなく、油を火にかけたまま目を離してしまったケースが目立つ。

各自治体も凝固剤の使用方法について注意を呼び掛けている。

東京都は「廃油凝固剤でついうっかり火災を起こさないために」と題して、ホームページ(HP)で正しい使用法を公開。
加熱のし過ぎにより、鍋から炎が上がる様子を映した動画も閲覧できる。

新潟県佐渡市はHPで使用上の注意を紹介する一方、発火した場合はぬれたバスタオルやシーツを使って鍋全体を覆うといった対処法も公開。
同市消防本部予防課の担当者は、「油を使う時は目を離さず、過熱防止装置付きのコンロがある場合はそちらを使ってほしい」とアドバイスした。

https://mainichi.jp/articles/20220812/k00/00m/040/333000c

 

813653分に読売新聞からは、密集地にある飲食店の防火対策を確認するため消防は営業前に連絡するよう求めていたが、この店からは連絡がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同市場付近では4月19日にも大規模な火災が発生。
新旦過地区の飲食店など42店舗が被災した。

市消防局は、この火災以降、北九州市内で木造店舗が密集する地域にある飲食店に対して立ち入り検査を順次行い、防火対策を確認するなどしてきた。

しかし、新旦過地区の飲食店については、店が営業を再開する時には連絡するよう求めていたが、今回の火災まで連絡はなかったため営業していないと判断し、検査は実施していなかったという。

同地区で最後に検査を行ったのは2020年12月だった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220813-OYT1T50078/2/ 

 

(ブログ者コメント)

〇個別原因は違えど、事故は続く時には続く。
そういった事例が過去に産業現場では散見されるが、一般火災では珍しい。

〇わが家でも使っている天ぷら油の凝固剤。
使い方を確認したところ、揚げ終わって火を止め、油が熱いうちに投入しているとのことだった。


(2022年9月11日 修正1 ;追記)

202298190分に毎日新聞からは、火元となった店の関係者は消火器で初期消火を試みていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火元とみられる飲食店の関係者が備え付けの消火器などで初期消火をしていたと確認されたことが、市消防局への取材で判明した。

市消防局などは、初期消火を試みたものの、火勢を止められなかったとみて調べている。

市消防局によると、火元とみられる飲食店の焼け跡から使用済みの消火器2本を回収した。

うち1本は、この店に備え付けられていたもので、もう1本は初期消火に当たった関係者が、別の店などから持ち込んだものとみられる。

火元とみられる飲食店付近には他の市場関係者らも駆け付け、複数の関係者はこの際、「消火器が見つからなかった」と証言していた。

現場が混乱していたことに加え、店関係者が備え付けの消火器を既に使い切っていたためとみられる。

https://mainichi.jp/articles/20220908/k00/00m/040/292000c 

 

(2023年1月28日 修正2 ;追記)

20231271213分に毎日新聞からは、1回目の火災の原因は特定できなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北九州市小倉北区の旦過(たんが)市場一帯で起きた2度の大規模火災のうち、最初の20224月の火災について、市消防局は27日、出火原因は「不明」とする調査報告書を公表した。

出火場所は、市場に隣接する旧「新旦過町内会」(新旦過横丁(よこちょう))内の木造飲食店と断定した。

出火原因を巡っては、福岡県警も「不明」とする鑑定結果をまとめていた。

市消防局は、火災現場の状況から
①放火
②たばこによる出火
③電気による出火
のいずれかが火災の原因の可能性があるとみて、調査を続けてきた。

その結果、①と②については防犯カメラの映像に放火につながるものは確認されず、店舗に灯油などがまかれた痕跡や、たばこから出火した痕跡もなかったことから「考えにくい」と判断。

③は電気コードにショートした跡が確認されたものの、出火原因となったかは「不明」で、漏電や電気機器からの出火も「焼損が激しく、確固たる証拠が得られなかった」とした。

火災は22419日未明に発生し、42店舗延べ約1924平方メートルを焼損。

旦過市場一帯では8月にも2度目の大規模火災が起きており、市消防局などが出火原因を調べている。

https://mainichi.jp/articles/20230127/k00/00m/040/072000c

 

(2024年6月9日 修正3 ;追記)

2024661928分に産経新聞からは、出火元の女性は市場に100万円を寄付していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

旦過(たんが)市場一帯で起きた2度目の大規模火災で、食用油を加熱したまま放置したため約3324平方メートルを焼いたとして、業務上失火罪に問われた元飲食店経営者の女性被告(63)は6日、福岡地裁小倉支部(渡部五郎裁判長)の初公判で起訴内容を認めた。

検察側が禁錮2年を求刑し、即日結審した。

判決は7月11日。

検察側は論告で「ごく基本的な注意義務に反し、過失の程度は大きい。焼損面積は広範囲に及び、財産的被害も計約6億円と極めて多額だ」と非難。
市場に100万円を寄付したことなどを考慮しても、刑事責任は重いと指摘した。

弁護側は最終弁論で、古い木造建物が密集し構造的問題もあったとして、執行猶予を求めた。

被告は「深く反省し、心よりおわび申し上げたい」と述べた。

https://www.sankei.com/article/20240606-VWGXE66MARNQFMSTHDZ73MIWBY/

 

662121分に毎日新聞からは、なぜ鍋を火にかけたことを忘れたのかなど、火災に至る詳細な経緯が下記趣旨でネット配信されていた。

「キッチンに戻ると、コンロの上のフライパンから火柱が上がっていた。消火器で消すと火は消えて、ホッとしたのに……」

北九州市小倉北区の旦過市場一帯で20228月に起きた2度目の大規模火災で、火気の注意義務を怠ったとして業務上失火の罪に問われた火元の飲食店の経営者だった女性(63)は、6日に福岡地裁小倉支部(渡部五郎裁判長)で開かれた初公判で、出火当時の状況を克明に語った。

女性は旦過市場で飲食店が建ち並んでいた「新旦過横丁(よこちょう)」の一角で、小料理屋を営んでいた。

建物は木造2階建てで2階に座敷があり、1階奥に調理場があった。

起訴状によると、女性は使用済み食用油を処理するため、調理場でフライパンに油処理剤を入れてガスコンロで加熱。

他の作業に気を取られて、その場を離れたとされる。

油凝固剤は一定の温度に達しないと固まらない。

被告人質問で弁護人から、普段からそのように火元を離れることがあったかと問われた女性は、「(普段は)火元を離れることはありません。油を温め、火を切ってから処理剤を入れます」と力を込めた。

なぜ、この日は火元を離れたのか。

市場一帯は同年4月にも42店舗を焼く大規模な火災が起きたばかりだった。

女性の店は難を逃れたが、被災店舗のがれき処理が目の前で進み、周囲には粉じんが舞ったり焼け焦げたような臭いが漂ったりしていた上、街灯もなくなった事で物騒に感じていたという女性。

弁護人からの質問に「建物のオーナーからは『営業して良い』と言われたが、あまり営業したくなかった」と明かし、店を開けない女性に「少しでも協力したい」と予約を入れてくれる常連客の好意に応えようと、予約が入った際のみ、貸し切りで店を開けていたと説明した。

火災の起きた22810日は午後6時から4人の客を2階の座敷に入れ、午後8時過ぎに料理を提供し終わった。

「そろそろお帰りになるかな」

通常は客が帰ってから片付けをしていたが、4月の火災以降、周辺を物騒に感じていたことから、「夜、店の中に一人でいるのは嫌」と、客と一緒に帰り、翌日に店へ出て洗い物などをするようにしていたという。

ただ、この日は「翌日がごみの日だった。ネズミに荒らされるので、ごみを出して帰りたかった」と、急いで片付けを始めた。

唐揚げを揚げた油と、かき揚げを揚げた油を、それぞれの鍋からフライパンに移し、凝固剤を投入。

ガスコンロに火を付け、「すぐ戻るつもり」でトイレへ行った。

そこで目についた手洗い場の掃除をしていた頃までは火のことを覚えていたが、「他のことをしている間に頭から抜け落ちた」。

散らばった客用の下駄(げた)を整理したり、カウンターに置きっぱなしになっていた客からもらった果物を移動したり……。

火を離れてから15分ほど過ぎた頃に思い出し、調理場に戻った時にはフライパンから火柱が上がっていたという。

女性が備え付けの消火器を使うとフライパンの火は消えたといい、女性は「ホッとした。よかったと思った」と振り返った。

しかし直後に停電し、真っ暗になった店内でふと上を見ると、天井にオレンジ色と青色の火の玉のようなものがゆらゆらとしているのが見えた。

「これは火かな?」と、瞬時には認識できなかったという。

停電に驚いて2階から下りた客が店の外に出て、別の店から消火器を借り、天井に向けて噴射したが消えず、「初期消火失敗」と119番した。

検察側は、4月の大規模火災で、旦過市場で火災が起きれば周辺店舗に延焼する可能性を認識していたか、女性に尋ねた。

「はい」と答えた女性は、さらに「火元を離れる危険性は頭から抜けていたのか」と問われ、「うっかりしました」とくぐもった声で返答した。

検察側の求刑と弁護側の弁論後、裁判官から最後に何か言いたいことはあるか問われた女性は、「この度は私の不注意により大規模な火災を起こしてしまい、本当に深く反省しております。被害に遭われた方に心よりおわびを申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

https://mainichi.jp/articles/20240606/k00/00m/040/311000c

 

 

※キーワード;非定常作業 、 ヒューマンエラー

 

  

   

 

 

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202281396分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

人の運命は本当に分からない……。

米国で、風に飛ばされたビーチパラソルの先端部が女性の胸に突き刺さって死亡する事故があった。

810日、サウスカロライナ州ガーデンシティのビーチで起きた悲劇で、不運な事故の犠牲になったのはタミー・ペローさん(63)。

その日の昼ごろ、急に天候が悪化して暴風雨となり、昼の1240分ごろ、ビーチパラソルが突風にあおられて飛ばされ、尖った先端部がタミーさんの胸に突き刺さった。

すぐに近くのタイドランズ・ワカマー・コミュニティー病院に救急搬送されたが、同130分ごろ、死亡が確認された。

米消費者製品安全委員会によると、ビーチパラソル関連の事故で毎年約3000人が負傷しているという。

2016年にも、バージニア州のビーチで今回と同じような事故で55歳の女性が死亡したという。

日本でも、くれぐれもご用心!

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea68d479155fcaf0da3fbdbb133b55798a80e55

 

 

キーワード;海水浴

 

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2022891634分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岐阜県関市の板取川で20227月、男性が流されて死亡する事故が2件続けて発生しました。

板取川は水難事故が多発している川で、原因について川の専門家と共に調査しました。

 

【立て続けに死亡事故が発生… 板取川では2021年までの14年間で22人が死亡】

2022717日、岐阜県関市の板取川で「友達が川に流された」と消防に通報がありました。

流されたのは名古屋市に住む30歳の男性で、友人らおよそ30人と河原でバーベキューをしていましたが、ほかの5人と川に入った際に流され、その後、行方がわからなくなりました。

事故から1週間後の24日、およそ23キロ下流の美濃市の川原で釣り人が全裸の遺体を発見し、27日に身元が確認されました。

事故当時、現場の板取川は前日に降った雨の影響で水位が70センチほど高く、流れも速くなっていたということです。

また25日には、同じ関市の板取川で「友達が川に流された」と警察に通報がありました。

通報からおよそ20分後、泳いでいた場所から上流に30メートルほど離れた川底で男性が沈んでいるのが見つかり、その後、病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

死亡したのは21歳の男子大学生で、大学の友人3人と川に遊びに来ていて、上流の岩場を目指し泳いでいたところ、途中で流され溺れたということです。

警察庁によると、2021年に起こった水難事故による死者・行方不明者のうち、およそ半数が河川や湖などで事故に遭っています。

河川財団のデータによると、河川や湖などの水難事故は夏休みに集中し、7月・8月の発生件数は全体の半数以上となっています。

事故があった板取川は関市や美濃市を流れ、長良川に合流する川ですが、2021年までの14年間で58件の水難事故が起き、22人の方が亡くなっています。

水難事故の原因はどこにあるのか、ドローンを使って川の専門家と共に調査しました。

 

【板取川上流の午渡橋では岩やブロックで変化する水流に注意!】

名古屋から車でおよそ1時間半。
岐阜県の板取川。

岐阜県を中心に、消防や警察などに川での救助を指導しているレスキュー3ジャパンの佐藤さんにご協力いただきました。

まずやってきたのは、板取川上流の午渡橋(まわたりばし)の付近。

ここでは過去14年間で2件の水難事故が発生し、1人が亡くなっています。

ドローンを飛ばし、上からその様子を観察してみます。

美しい流れですが、危険は潜んでいました。

佐藤さんがまず指摘したのは、岩にぶつかる波です。

佐藤さん:
「縦渦(たてうず)という独特の、上から下に向かって渦が作られますので、よく一般の方が気づいたら水に沈み込まされるのも縦渦の流れのせいになります」

一般的に、川の流れが岩に当たったあとは左右に避けて流れます。

しかし流れが強いと、ぶつかった勢いで流れが上向いたあと、下に下がる「縦渦」という現象が起き、岩の少し前に白波が立ちます。

見た目はさほど大きなものではありませんが、飲み込まれると、沈み込む水流と重力が重なった強烈な力が働き、ライフジャケットなどの装備をしていなければ、川底に飲み込まれ溺れてしまう危険な現象です。

全国的にも、この縦渦に飲まれてしまう事故が多いといいます。

さらに川の様子を見ると、佐藤さんがもう一つ危険な場所を発見しました。

佐藤さん:
「コンクリートブロックの上流側に流れが当たっている所は、極めて危険です。流れてくる人がコンクリートブロックに当たった瞬間に、隙間の方に流れは押そうとしますので、中に潜ってしまったら場合によっては脱出できないこともあります」

流れが集中するブロックの隙間に体が入りこんでしまうと、水流に押され隙間から抜け出せず、さらに沈み込む力も働き溺れてしまうといいます。

また、この時、ブロックの陰に隠れてしまうため、発見も遅くなるため、ブロックのような人工物には近づかないことが大切です。

 

【「高い所から見て地形の把握を」 洞戸阿部地区では川の深さに注意!】

先ほどの場所から下流に下った洞戸阿部(ほらどあべ)地区。

ここでは過去14年間で4件の水難事故が発生し、2人が亡くなっています。

雨が降ってきたためドローンは飛ばせませんでしたが、道路から見て危険なポイントを教えてもらいました。

佐藤さん:
「中州からこちらの川の右岸の浅い所、流れが緩い所でしたら楽しく遊べるんじゃないかと思います。中州から左岸に近い方になってきますと、急に深くなったりとか急に流れが速くなる」

水質が良い場合は色の違いで深さがわかります。

川の右岸は底が見えていますが、左岸は底が深いため緑色に。

水難学会が公開している実験映像をみると、濁っていて一見わかりませんが、川の中央へ進んでいくと、ひざくらいの高さから一気に肩辺りまでの深さに変わりました。

この深さになったときに戻ろうと思っても、川底は砂利やぬかるみで滑ってしまい足を取られ、深い方へ落ち込んで溺れる原因になります。

川遊びをする場合は、「ドローンとまではいかないものの、一度できるだけ高い位置から見て欲しい」と佐藤さんは話します。

佐藤さん:
「河原に降りてしまうと、自分の視点が低くなってなかなか視界が狭くなるので見にくいんですが、ちょっと高い所からだいたいの川の地形を見て、自分たちが安全に遊べる範囲を高い所で作ること、その目印をつけておくこと、その範囲内で遊ぶことによって安全に楽しく遊べるのではないかと考えております」

 

【川で遊ぶときのポイントは「ライフジャケットを着てひざ下まで!」】

実際に川で遊ぶときの注意点について、水難学会の斎藤会長は、「ライフジャケットを着て、ひざ下までのところで遊ぶこと」と指摘します。

ライフジャケットを着れば安全というわけではありません。

ライフジャケットを着ていても、腰の深さの川に入ってバランスを崩してしまうと、浮いて流され始めます。

ライフジャケットをつけていることで浮力が働きますが、川の流れによって簡単に流され、水に飲み込まれる可能性があります。

ライフジャケットを着た上で、転んでもお尻がつき、流されにくいひざ下までの所で遊ぶようにしてほしいということです。

また、川は流れの音が大きく、助けの声が届きにくいので、「子供を含め、川に入っている人から目を離さないこと」「大人が下流にいることで、いざ流されはじめたときに助けやすい」と指摘しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7064586b597d2a8b550758f2cbe2c037b4d1fbf9

 

 

 

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202289910分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新型コロナウイルスの感染の再拡大や熱中症などで、地域によって救急車の稼働率が90%を超える日があるなど、ひっ迫した状況となっています。

そんななか、SNSでは救急車に関して、あるユーザーの投稿が話題に。

どういった内容なのでしょうか。

バク@精神科医/新刊発売中!!@DrYumekuiBaku)さんは、精神科専門医としてさまざまな分野の精神科領域の治療に従事しています。

そんなバクさんは、救急車が来たときの一般車両の対応について、SNSに以下のように投稿。

「救急車が来た時減速して避けつつハザードたくと救急車からしたら『あのクルマはめっちゃ譲る気満々やな!安心して横抜けれるやで!』と思えるらしいので、運転中に道を緊急車両に譲る時はハザードたいてあげてください。
 
(情報元は関西の救急隊員さん。地域差あるかもですが後続車にも伝わるし良いと思う)」

この投稿を読んだユーザーからは、「めっちゃ分かります」「私もハザードします」といった共感や、「なるほど、今まで端に寄ってたけどハザードたくようにします」という声が寄せられています。

実際に救急車を運転しているというユーザーからは、「救急車に気づいてるか気づいていないかは本当に重要です」との意見も見られました。

また、救急車についての対応を知らないドライバーもいるようで、「これをやると後続車に抜かれるのでモヤモヤする」との声も見られています。

今回の投稿の経緯について、バクさんは以下のように話します。

「最近緊急車両を見る機会が非常に増え、過去同乗していたドクターカーで聞いた記憶から投稿しました。実際車内から見ているとわかりやすかったです」  

投稿の反響はさまざまだったようで、これについて以下のように話します。

「『もちろんそうしている』という意見がかなり多かったのですが、『ハザードは逆に危険』『停車より徐行の方が良い』などのご意見もありました。怖いなと思ったのは『緊急車両に道を譲ったら後続車にすごい勢いで抜かされた』という内容です。救急車の事故を招きかねず譲ることの難しさを感じました」

本来、救急車が接近してきた際は、道路交通法40条で、道路の左側に寄って一時停止しなければいけないと定められています。

ハザードランプの本来の使用方法については、夜間に幅5.5m以上の道路に駐停車するときと、通園通学バスの乗降時のために駐停車させているときに用いられることが定められており、これは道路交通法第18条、26条にて規定されています。

では、今回の投稿のようなケースではどうなのでしょうか。

元警察官のBさんは以下のように話します。

「緊急車両が近づいてきたときにハザードを点灯させるというのは正直なところ法律で定められたものではないので、良いとは言い切れないかと思います。ただし、特に罰則などもありません」  

法律上だけで見ると、救急車が近づいてきた際のハザードの使い方は本来の目的ではないといえます。

しかし、救急車が接近してくるなどお互いの意思疎通が必要な状況では、ハザードランプで合図を示すのも大切な行動のひとつといえるでしょう。

※ ※ ※  

今回の反響があった投稿を受け、バクさんはユーザーに向けて以下のような想いを話しています。

「コロナ禍の昨今、移動手段を公共交通機関から自家用車へ変えた人もいると思います。 道路は常に流動的で緊急車両が来た時の対応として徐行か停車かなどの最善は、その時々で変わります。しかし最善でなくとも少しの配慮で十分だと思います。 『お先にどうぞ』というゆとりの気持ちを持ち、元気&無事故で走行することで支援される医療がとても多くありますので、気をつけてもらえますと幸いです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/20de8024b228288f142186c8aa14acaccd544590 

 

(ブログ者コメント)

ブログ者は房総半島の山の中の410号線で1ケ月ほど前、後ろにピタリとつかれたことがある。

せっつかれるのはイヤなので、見通しの良い直線道路に出た際、対向車がいないことを確認したうえで、お先にどうぞとハザードを点滅しながら減速した。

しかし後続車は追い抜くことなく、一緒に減速している。

ん・・・?

意図が伝わってないかな?と思っていると、気が付いたらしく、数秒後に追い抜いて行った。

あの車も当初、前の車がハザードをチカチカさせた意味を理解できていなかったのかもしれない。

 

 

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20228102019分にYAHOOニュース(南日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鹿児島県曽於市の小学校で9日、イチョウの木の枝が折れて落下し、下敷きになった校長が死亡しました。

地域のシンボルでもあったイチョウの木を今後どうするのか、住民は揺れています。

(記者) :
「高岡地域のシンボルであるイチョウの木。高さおよそ10メートルから枝が落下したということです」

曽於警察署によりますと、9日午後4時前、曽於市末吉町の高岡小学校の校庭のイチョウの木の枝が折れて落下し、草刈りをしていた女性校長が、直径およそ30センチ、長さおよそ8メートルの枝の下敷きになりました。

校長は、およそ2時間後に搬送先の病院で死亡。
死因は胸などを強く打ったことによる出血死と見られています。

事故から一夜明け、学校には献花台も設置され、訪れた地域の人たちが校長の死を悼んでいました。

校長は昨年度赴任し、校内の美化作業に熱心に取り組むなど、児童や地域からの信頼も厚かったということです。

(PTA会長をつとめたこともある住民):
「先生が芝を刈っているところを何度も見たことがある。頑張る人だなと思った」

枝が折れたイチョウの木は、学校のホームページでは「樹齢160年を超える」と紹介されています。

イチョウの木の周りでイベントも開かれるなど、学校だけでなく地域にとってもシンボル的な存在だったといいます。

(PTA会長をつとめたこともある住民):
 
「高岡といえば大イチョウだなという感じ。学校区の誇りのような存在。できれば枝も切りたくない、大事にしたい気持ちもあるが…」

イチョウの木の枝は自然に折れたとみられ、9日は学校に通う6人の児童は夏休み中でいませんでした。

ただ、安全管理上、木をこのままにしていていいのか、市教育委員会は学校や住民と協議して対応を決めたいとしています。

(教育委員会 鶴田総務課長) :
「地域の方々の憩いの場でもあるので、今後は地域の方々や保護者を含めて話し合いをする場を設けたいと思っている」

なお、市教委は市内の学校の古木について調べ、子どもたちが木の近くで遊ばないよう指導を強化するよう、文書で通知する方針です。







https://news.yahoo.co.jp/articles/97b84c8451935b4d8911216474c6702591bfbe62

 

892027分にNHK鹿児島からは、校庭にいた教員が大きな音で事故に気付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、校長は、樹齢160年を超えるイチョウの大木の下で作業をしていて、およそ10メートルの高さから落ちてきた、長さおよそ8メートル、直径およそ30センチメートルの枝が直撃したとみられるということです。

大きな音がしたことから、校庭にいた教員が事故に気付き、病院に運ばれて手当てを受けましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。

落下した枝は、自然に折れたとみられるということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。

9日は、伐採やせん定の予定はなかったということです。

また、高岡小学校には児童6人が在籍していますが、9日は夏休みのため、児童はいなかったということです。

曽於市教育委員会は、「このような事故が起き、大変遺憾に思います。児童につきましては、学校にスクールカウンセラーを派遣するなど心のケアをしていきたい」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20220809/5050019881.html 

 

8101843分にYAHOOニュース(鹿児島テレビ)からは、校長は安全ロープの外で草刈りしていた、緑が生い茂り枝の重みが増したため自然に折れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

校長は意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡しました。
死因は、失血死でした。

警察などによりますと、値校長は9日、イチョウの根元の保護と、安全のために囲っているロープの外で1人で草刈りをしていて、落下してきた枝の下敷きになったとみられています。

曽於市によりますと、折れた枝に腐敗や老化は確認されず、緑が生い茂り、枝の重みが増す夏の時期に自然に折れて落下したとみられています。

曽於市教育委員会は、普段から児童に対しては、イチョウの木のそばで遊ばないよう指導していたということです。

今回の事故を受けて、市教委は改めて市内の学校の安全管理について調査するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/512ab254c1bd3c3c263985b8a488ec02cccca862 

 

811830分にYAHOOニュース(南日本新聞)からは、切断面は生木状態だった、ギンナンの実がギッシリなっており、かなりの重さになっていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市教育委員会は10日、全小中学校22校の古木、老木の状態を調べることを決めた。

出校日(19日)前後をめどに、県がスクールカウンセラーを派遣し、全児童6人と教職員の心のケアに対応する。

10日、樹木医の資格を持つ市職員が折れた枝の切断面を調べた結果、朽ちた部分は見つからず、生木だった。

枝にはギンナンの実がぎっしりなっており、かなりの重さだったとみられる。

市教委によると、2月に業者が小枝を伐採した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/47159cfbaf0e4e17865f370b3c6e3de1b6c11e1d 

 

8101612分にNHK鹿児島からは、今後、柵の範囲を広げることが検討されるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

学校には献花台が設けられ、きょうは午前中から訪れた人が手を合わせる姿が見られました。

近くに住む63歳の女性は、「腰が低くて、校長先生というより“お母さん”のような方でした。学校の前の道路を一生懸命掃除されたり、朝はいつも子どもたちを迎え入れたりと、本当に良い先生でした。残念でなりません」と話していました。

午後2時すぎには作業員5人が学校を訪れて落ちた枝の撤去作業が始まり、チェーンソーを使って落ちた枝を切りわけたあと、トラックに積み込んでいきました。

イチョウの大木の周りには木を囲むように柵が設置されてきましたが、曽於市教育委員会では今後、柵の範囲を広げることを検討するということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20220810/5050019898.html 

 

812193分にYAHOOニュース(鹿児島読売テレビ)からは、文科省は各都道府県教委に樹木危険の点検を指示したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受け、文部科学省が10日、各都道府県の教育委員会に対し、学校の樹木を点検し、倒れたり、枝が落ちたりする危険性が高い木には、立ち入りを禁止するなどの応急措置をとるよう注意を促す通知をしていたことがわかった。

県教育委員会は12日、県内の各市町村の教育長と県立学校長に対し、樹木を点検し安全を確認するよう要請した。

県教育委員会は「必要な対策を講じて、学校環境の安全確保に万全を期してほしい」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1472892878d353875ace84c2e793792126c3ab7

 

(ブログ者コメント)

調べたところ、事故当日も、その前日も。鹿児島県では、そう強い風は吹いていなかった。

(日本気象協会アメダスデータ 89日)

 

 

(2022年10月28日 修正1 ;追記)

202210271035分にYAHOOニュース(南日本新聞)からは、再発防止のため3分の2ほどの枝を剪定したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鹿児島県曽於市末吉町南之郷の高岡小学校で、校長が折れたイチョウの枝の下敷きになって亡くなった事故を受け、市教育委員会は再発防止のため、約20本の枝を剪定(せんてい)した。

【写真】枝切りを終えたイチョウ=曽於市の高岡小学校

事故は8月9日に発生。

市教委は、管理の在り方を樹木医や地区公民館と協議。

自治会長の大多数から、学校のシンボルのイチョウを残してほしいとの声が挙がり、遺族も保存を希望していることから、伸びた枝を切ることを決めた。

作業は14~16日に行った。

枝周りは剪定前と比べると、3分の1ほどになった。

校内にあった別のイチョウ2本とケヤキ、センダンの計4本は伐採した。

今後は1~3年をめどに定期的に診断し、必要な対策を講じる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a882254d7949aca2091538064b0acdf3ef1ba254

 

 

 

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2022882244分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

滋賀県長浜市で昨年10月、走行中のトレーラーからスペアタイヤを落下させ、対向車線のバイクの男性にけがをさせたとして、滋賀県警木之本署は8日までに、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、運転手の男性(57)=福井県敦賀市=を書類送検した。

また、直前の車検に不備があったとして、業務上過失傷害の疑いで、敦賀市の自動車整備工場の工場長(48)=福井県若狭町=と検査員(37)=福井市=の男性2人を書類送検した。
いずれも5日付。

トレーラーの運転手の送検容疑は昨年10月24日、長浜市木之本町大音の国道8号で、車体下に取り付けられたスペアタイヤを落下させ、衝突して転倒したバイクの男性(47)=愛知県日進市=に軽傷を負わせたとしている。

署によると、車検は同20~22日で、タイヤを固定するチェーンの劣化を見逃したとみられる。

https://www.sankei.com/article/20220808-HLQBZJDBSRIC3FA7O6JNEP5FW4/

 

(ブログ者コメント)

20171018日に津山市の中国自動車道で起きた事故を受け、国交省は117日に大型トラックなどのスペアタイヤを3ケ月毎に点検するよう事業者に義務付けたという情報を、本ブログでは2017117日に紹介している。

20171018日 岡山県津山市の中国自動車道で夜間雨天時、固定器具の破断で落ちていたスペアタイヤに乗り上げ非常駐車帯に避難中、乗り上げた後続車に突っ込まれ2人死亡 (第2報)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7748/
 

今回書類送検された整備工場は、なぜチェーン劣化を見逃していたのだろう?
国交省通達を自社マニュアルに反映していなかった?
目視できない部分が劣化していた?
それとも・・・。

〇国交省からの報道発表資料は下記参照。

 (平成30627日)

国土交通省では、昨年10月岡山県の中国自動車道で発生した大型トラックのスペアタイヤ落下による死亡事故を受け、同年1027日、全ての大型トラックを対象に、スペアタイヤ等を車両へ固定する構造・装置について、損傷やボルトの緩みがないか直近の定期点検等の機会を捉えて早急に点検を実施するよう、関係業界団体へ指示するとともにその徹底を図って参りました。

今般、当該点検を恒久的な対策とするため、大型トラック・大型バスに備えるスペアタイヤ及びツールボックスを新たに定期点検の対象に加えるべく、道路運送車両法(昭和26年法律第185号)に基づく「自動車点検基準」(昭和26年運輸省令第70号)を改正し、本年10月より施行します。

・・・

https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000184.html#:~:text=%E5%9B%BD%E5%9C%9F%E4%BA%A4%E9%80%9A%E7%9C%81%E3%81%AF%E3%80%81%E5%B9%B3%E6%88%90,%E4%BD%BF%E7%94%A8%E8%80%85%E3%81%AB%E7%BE%A9%E5%8B%99%E3%81%A5%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82  

 

 

 

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2022881348分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし1月、岩泉町内の砂防ダム工事の現場で、68歳の作業員が旋回した油圧ショベルの車体と近くに停車していたダンプカーの間に挟まれて死亡する事故があり、宮古労働基準監督署は、油圧ショベルの近くに誘導員を配置せず、危険が生じるおそれのある場所に作業員を立ち入らせたとして、8日、工事を請け負った建設会社と48歳の現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、葛巻町に本社がある建設会社「K組」と48歳の現場責任者です。

ことし1月、岩泉町二升石で行われていた砂防ダムの工事現場で、68歳の作業員が、旋回した油圧ショベルの車体と近くに停車していたダンプカーの間に挟まれて死亡しました。

宮古労働基準監督署によりますと、作業員は油圧ショベルの近くに停車していたダンプカーの運転手と業務について話をしていて、事故に巻き込まれたということです。

この事故で、宮古労働基準監督署は、当時、作業中の油圧ショベルの近くに誘導員を配置せず、危険が生じる場所に作業員を立ち入らせたとして、この建設会社と現場責任者を、労働安全衛生法違反の疑いで盛岡地方検察庁宮古支部に書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20220808/6040015131.html

 

 

 

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20228112113分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府堺市で8日、トラックから落ちた荷物が、走っていた対向車やバイクにぶつかる事故がありました。

ドライブレコーダーに事故の瞬間が映っていました。

8日、1台の車がゆるいカーブを進んでいると、対向車線のトラックの荷台から荷物が落下し、車を直撃しました。

さらに、対向車線を走ってきたバイクにもぶつかりました。

事故があったのは、大阪府堺市の住宅街です。

車を運転していた女性:
 
「すごい音でした。衝撃もすごかった。バイクの人はすごいケガで、大丈夫ですかと救急車を呼んだ」

対向車線のバイクには、親子が乗っていました。

バイクを運転していた男性:
「バイクなんで倒れこむこともできたけど、後ろに乗っている子どもにぶつかるので、(落下物を)肩で突き飛ばした。ガードレール付近まで飛ばされて、気が付いたら土の上だった」

警察によると、父親が鎖骨を折る重傷で、子どもは打撲など軽傷だということです。

ドライバーらによると、トラックの荷台から落下した荷物はポリタンクとみられています。

トラックはそのまま逃走していて、警察は行方を追っています。













https://news.yahoo.co.jp/articles/da23a58510af935b3ef5bd952e7c125b5cf4a7fc

 

 8131232分に産経新聞からは、容疑者が逮捕されたが落下させた認識がないと容疑を否認しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

トラックに積載していたポリタンクを落下させ、後続のオートバイの運転手らにけがを負わせて逃走したとして、大阪府警南堺署は13日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、大阪市浪速区浪速西の会社員、赤嶺容疑者(男性、65歳)を逮捕した。

「ポリタンクを落下させた認識がなかったので納得できない」と容疑を否認しているという。

逮捕容疑は8日午後0時55分ごろ、堺市南区槇塚台の市道で2トントラックを運転中、積み荷のポリタンク(縦横ともに約80センチ、高さ約100センチ、重さ約10キロ)を落下させ、ポリタンクが直撃した後続のバイクの運転手らにけがをさせるなどしたのに逃走したとしている。

同署によると、現場は片側1車線の緩やかなカーブ。

この事故でバイクに乗っていた大阪府富田林市の美容師の男性(41)が右鎖骨を折る重傷、息子の中学生(12)が左足に打撲などの軽傷を負った。

ニュースサイトで報じられた乗用車のドライブレコーダーの映像を見た会社関係者が12日、府警に相談して赤嶺容疑者が浮上した。

https://www.sankei.com/article/20220813-XE6HMXYTPFMSNGYA4LN7TX54NM/

 

8141212分に読売新聞からは、ひき逃げと言われても納得できないと容疑を否認しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

トラックに積んでいたポリタンクを落とし、後続のバイクの運転手らにけがを負わせ、そのまま逃げたとして、大阪府警南堺署は13日、大阪市浪速区、会社員(65)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。

「落とした認識がなく、ひき逃げと言われても納得できない」と否認しているという。

南堺署によると、会社員は8日午後0時55分頃、堺市南区の市道を走行中、荷物のポリタンク(約10キロ)を落下させ、対向車や後ろを走っていたバイクに接触させ、運転手ら3人に重軽傷を負わせたにもかかわらず、そのまま逃げた疑い。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220814-OYT1T50061/

 

  

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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