2018年12月9日18時57分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知県南国市の高知空港で7日夕、保安検査場の金属探知機の電源が入っておらず、検査場を通過した乗客約200人が再検査するトラブルがあった。
この影響で、東京や大阪、福岡に向かう計4便の出発が最大で1時間16分遅れ、約500人の足に影響が出た。
高知空港事務所によると、7日午後6時頃、検査を担当する警備員が、2台あるうち1台の金属探知機の上部にある電源のスイッチが切れていることに気付いた。
検査を中断し、すでに搭乗待合室に入っていた乗客に戻ってもらい、検査をやり直した。
検査場に設置されている防犯カメラを確認したところ、実際に電源が切れた状態の探知機を通ったのは6人だった。
通常、探知機の電源は、始発便が出発する1時間前の午前6時頃から最終便の運航が終わる午後8時頃まで入ったままだという。
近く、空港事務所や航空会社、警備会社などが、原因の究明や再発防止策について協議を行う予定。
出典
『金属探知機オフ、200人空港保安検査やり直し』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181209-OYT1T50013.html?from=ycont_top_txt
12月7日23時45分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
高知空港(高知県南国市)は7日、保安検査場の金属探知機の電源を入れ忘れるミスがあり、乗客の検査が約10分間行われなかったと発表した。
搭乗待合室に入っていた乗客約200人の検査をやり直したため、東京便など計4便に最大1時間16分の遅れが出た。
空港事務所によると、保安検査場には2つの入り口があり、1つを午後5時50分に開場したが、その際に検査責任者が金属探知機の電源を入れ忘れたという。
午後6時ごろに航空会社職員が見つけた。
適正な検査のないまま飛行機に搭乗した乗客はいなかったという。
同事務所総務課は、「あってはならない初歩的なミス。再発防止に努める」としている。
出典
『高知空港で金属探知機の電源入れ忘れ 200人検査やり直し』
https://mainichi.jp/articles/20181207/k00/00m/040/314000c
キーワード;ヒューマンエラー、人的エラー
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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