2018年11月4日10時18分に下野新聞から、栃木県内の危険な交差点に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
交通事故を防止しようと、日本損害保険協会は3日までに、人身事故件数が多い交差点を都道府県別にワースト5まで紹介する、2017年の「人身事故件数ワースト5交差点」を発表した。
本県のワーストは佐野市越名町と同市高萩町の境にある国道50号の佐野新都市交差点で、事故件数は7件。
交通量が多い交差点で、特に車の追突事故が目立った。
同協会は08年から毎年、「ワースト5」を発表している。
事故件数や発生箇所などの集計には、全国地方新聞社連合会や都道府県警が協力した。
佐野新都市は、国道50号と市道が交わり、その上を市道の陸橋が走る立体交差点。
佐野プレミアムアウトレットなどの大型商業施設のほか、東北自動車道の佐野藤岡インターチェンジが近くにあり、交通量は多い。
事故件数7件のうち、6件が追突事故だった。
出典
『17年の「人身事故ワースト5交差点」 栃木県内最多は佐野新都市 損保協が発表』
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/95081
(ブログ者コメント)
損保協会が発表した「危ない交差点」については、今年9月に宮崎市の事例を紹介したところだが、今回の報道を機に損保協会のHPを確認したところ、2018年9月19日付で全国各地の「危ない交差点」での事故状況が、実に詳細にまとめられていた。
冒頭の記述は下記。
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:西澤 敬二)では、交差点での交通事故防止・軽減を目的として、9月21日(金)から始まる「秋の全国交通安全運動」に合わせ、全国地方新聞社連合会および警察庁の協力を得て、当協会ホームページに、最新の2017年「全国交通事故多発交差点マップ」を発表しました。
本マップは、人身事故の50%以上が交差点・交差点付近で発生していることに着目し、2008年から毎年発表しています。
47都道府県別の「人身事故件数ワースト5交差点(※)」について、交差点の特徴や事故の状況・要因・予防方策等を写真や地図・イラストで、わかりやすく紹介しています。
年代別の特徴としては、高齢者の交差点・交差点付近の交通事故の割合が高くなっています。
これまでに掲載した交差点は1,500か所を超え、アクセス数(ページ別訪問数)は延べ560万件となりました。
また、昨年度に引き続き、交差点通行時の安全度チェックページを掲載しています。
ドライバーの皆さんが、簡単な設問に答えることで日常の運転行動の安全度が診断できます。
本コンテンツは、日本全国を網羅した大規模かつ継続的な交通安全を注意喚起するデータベースとして、企業等の交通安全研修やカーナビへの情報提供など、さまざまな場面で活用されており、今後も一層の活用拡大を進めていきます。
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出典
『都道府県別「危ない交差点ワースト5」を発表 ~交通事故の54.1%が交差点・交差点付近で発生、高齢者の交通事故が多発~ 【No.18-029】』
http://www.sonpo.or.jp/news/release/2018/1809_09.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。