2018年7月18日16時10分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国際通りや周辺の通りの交通渋滞を緩和しようと、信号機の運用を停止して、ドライバーが自分の判断で右折や左折ができるようにする実証実験が18日から始まった。
実証実験が行われるのは、浮島通りとニューパラダイス通りから国際通りに出る交差点で、午前10時に車両用と歩行者用の信号機にカバーがかけられた。
これによって、国際通りに出ようとするドライバーが自分の判断で右折や左折ができるようになり、信号待ちによる交通渋滞の緩和が期待できるという。
那覇市の平良・都市計画課副参事は、「国際通りは交通量が多いので、実験による緩和を期待しています。同時に、ドライバーには歩行者の安全確認をしっかりしてほしいと思います」と話していた。
実証実験は来年の1月18日まで行われる予定で、効果が確かめられれば、その後も継続するという。
出典
『信号機運用停止して渋滞緩和実験』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180718/5090003710.html
7月18日8時27分に沖縄タイムスからも、同趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
那覇市は18日から、浮島通りとニューパラダイス通りが接続する国際通り(旧国営館前)の交差点の信号機を一時的に停止させ、交通処理を解除する。
浮島通りや国際通りの交通渋滞緩和を狙った実証実験で、2019年1月18日まで。
18日午前10時~正午に車両用と歩行者用の信号機にカバーをかぶせる作業を実施。
実験前と実験中の交通量を計測し、比較する。
出典
『浮島通り交差点の信号、一時停止 那覇・国際通りで18日から実証実験』
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/285218
(ブログ者コメント)
NHKの解説図によると、国際通りとクロスする道路が十字路ではなく互い違いになっており、そこに計4つの信号機が設置されている。
それら4つの信号機を実験的に運用停止するとのこと。
以下はグーグルアースで見た現場の交差点(右部)。
(2018年9月2日 修正1 ;追記)
2018年9月1日9時21分に沖縄タイムスから、交差点進入待ちの車に視覚障碍者の白杖が当たったなどの意見があったため実験は期間を短縮して終了になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
那覇市都市計画課は31日、来年1月まで実施予定だった浮島通りと国際通りの交差点などの音響付き信号機を停止する実証実験を9月13日に終え、信号機を元の状態に戻すと発表した。
交差点利用者の多い県視覚障害者福祉協会(知花光英会長)からの「横断時の危険が増した」といった意見を考慮し、安全確保のために期間を短縮した。
信号機停止中の交通量調査は9月3日に実施し、その後は効果の検証期間に設定していたが、元に戻して検証を進める。
結果がまとまる来年1月以降に、信号機の在り方を県や県警、同協会や周辺商店街ら利用者と調整して判断する。
市の担当者は、「信号機の在り方は、混雑緩和だけでなく、安全性も含めて判断する。実験期間を短縮して、安全に横断できるように復旧したい」と語った。
知花会長によると、実験期間中に、交差点進入待ちで横断歩道や点字ブロック上に停止していた車に白杖(はくじょう)が当たった事例が3件あるが、事故やけがはない。
知花会長は、「まだ心配はあるが、期間短縮はありがたい。利用する視覚障がい者の安全を求めていきたい」と話した。
出典
『国際通りの信号機停止実験、期間短縮し13日終了 視覚障害者協会の訴え受け安全確保』
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/307656
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。