2021年10月1日16時31分にYAHOOニュース(FNN PRIME:仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月21日、秋の交通安全運動が始まった。
宮城県警が安全運動期間中の重点課題の1つに挙げているのが「薄暮の運転」。
薄暮とは日没前後の時間帯を指し、今の時期だと、だいたい午後4時から午後6時くらい。
その時間帯に発生した死亡事故は、過去5年の累計を見ると9月ごろから増加傾向にあり、一方、夏場は低い水準で推移していることが分かる。
なぜ薄暮の時間帯に死亡事故が多くなるのか?
民間の事故調査会社、日本交通事故調査機構の佐々木尋貴さんに伺った。
【薄暮の時間帯に人と車が混在する時間が集中】
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「日中に比べて薄暮、いわゆる日没の前後一時間ぐらい、
薄暗くなった時間帯というのは、非常に視界が悪くなる、
見えにくくなる時間帯と言われている」
さらに、佐々木さんが指摘するのは、これからの時期、薄暮の時間帯と学校・買い物帰りの人々が出歩く時間が重なるということ。
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「人と車が混在する時間が、秋から冬は薄暮時間帯に集中
してしまうことが、交通事故が多くなる要因になって
いる」
【速度を落とし早めにライトを点灯】
具体的にどんなシチュエーションに危険が潜むのか。
佐々木さんに車に同乗してもらった。
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「例えば、この道路だと右手に小学校の出入り口の門が
あって、左手には民家の出入り口が迫っている」
右に小学校、左に住宅があるこの場所では、両側から人が出てくる可能性がある。
薄暮の時間は、人が出てきたのに気づくのが遅れてしまう危険があるという。
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「明るければしっかり見えるところも、薄暗くなってしまう
と見落としが多くなる。見えないわけではないが、見落と
してしまう可能性が多くなる」
では、薄暮の時間帯に事故を起こさないために、ドライバーができる対策はどのようなものがあるのか?
日本交通事故調査機構 佐々木尋貴 代表取締役:
「視界が悪くなってくるので、速度を落として早めにライト
を点灯すること。暗くなってからつけるのではなく、暗く
なる前から早めに点灯」
一方、歩行者については、明るい色の服を着て外に出る。または、反射板などきらきら光るようなものを身につけ、自分の存在を車側に伝えることが必要だという。
(仙台放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/df6e3336438b63aaa5c3f838c8b69f667d7afc96
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。