2024年7月31日6時27分にYAHOOニュース(FNN PRIME;東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後6時半前、多治見市大針町のリニア中央新幹線・大針工区の工事現場で、「男性が頭を負傷した」と消防に通報がありました。
岐阜県などによりますと、作業員の男性(44)がトンネル掘削工事の作業中にトンネルの掘削面が崩れ、岩が男性にあたりました。
男性は病院に運ばれましたが、下あごと右足首を骨折しているということです。
男性は当時、ドリルジャンボと呼ばれる掘削機械に乗り、トンネルの掘削面に火薬を装填(そうてん)する作業をしていたということです。
この事故を受けて、JR東海は大針工区の工事を中断していて、再開時期は未定としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/240f3d721df9d492395d62456a23ee352b040fcb
7月31日16時25分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、崩れた岩の大きさや骨折箇所など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県多治見市のリニア中央新幹線・大針工区の工事現場で30日、トンネルの掘削面から崩れた岩が作業員の男性(44)に当たり、下あごなどを骨折して救急搬送されていました。
JR東海によりますと、岩は縦2.5メートル・横2メートル・厚さ30センチと推定される大きさで、男性の骨折は顔や首・腰など全身6カ所に及んでいたことがわかりました。
JR東海は事故原因の調査のため大針工区での工事を中断していて、再開時期は未定としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/493c1aad1aff7e58603ed2391f71457e482e4ce8
(2024年9月18日 修正1 ;追記)
2024年9月16日19時29分に産経新聞からは、上部ガード(作業手順に定められている)を使用していなかった、監視責任者も注意していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は16日、作業員が必要とされていた安全対策を怠り、現場の監視責任者も注意しなかったことが原因と明らかにした。
同社の安全対策を検証するため、岐阜県が同日開いた専門家会合で説明した。
JR東海によると、落石は7月30日午後、多治見市の大針工区で発生。
作業員は掘削機のリフトに乗り、トンネルを掘るための火薬を設置しようとしていた。
作業手順では、落石から身を守るためリフトの上部ガードを使用することになっていたが、作業員は使用していなかった。
岩石が落下した原因は特定できなかったとしている。
作業員は顎や頸椎など6カ所を骨折。
同社は事故を受け、掘削作業を中断している。
https://www.sankei.com/article/20240916-CZJHTHOW2JPGLPN3ZWZ7WWQS4U/
9月17日19時8分にNHK岐阜からは、作業員は取り付けるのが面倒だったと話している、掘削面近くの作業には当分の間、元請け社員が立ち合うなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は、作業員が作業手順で定められていた「上部ガード」という身を守るための部品を掘削機のかごに取り付けていなかったことを明らかにしました。
作業員は「取り付けるのが面倒だった」と説明し、現場の責任者も注意していなかったということです。
JR東海は再発防止のため上部ガードの使用を徹底させるほか、掘削面の近くで作業する際には当分の間、元請け会社の社員が立ち会うとしています。
会議の中で専門家からは作業手順のチェックリストを作ることや、現場での責任の所在を明確にするべきだといった意見が出ていました。
県は今後、専門家の意見をとりまとめ、年内をめどにJR東海に提出することにしていて、JRはその後、現場付近で中断している工事を再開する方針です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20240917/3080014308.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。