2024年8月2日17時24分にYAHOOニュース(テレビユー福島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日、福島県会津若松市でビルの解体現場の足場が倒れた事故で、倒れた足場とともに、解体中のビルのものとみられるコンクリート片が見つかり、警察は足場の倒壊との関連を含め、原因を調べています。
小枝記者:
「事故の発生から一夜明けました。現場では今も、がれきが散乱していて、通行止めが続いています。」
1日午後2時半ごろ、会津若松市中町の商業ビルの解体工事現場で、高さ10メートルの足場が幅35メートルにわたって倒れ、通りかかった女性がけがをしました。
また、建物2棟の屋根や、駐車していた車3台が破損しました。
現場では、通りをふさぐ足場などの撤去作業が続いていますが、通りの通行止め解除の見通しは立っていません。
一方、被害を受け、休業を余儀なくされた店舗の人は…。
被害を受けた店の代表:
「あれが、3階にあった部分が落ちた(とみられる)」
倒れた瞬間の映像を見ると、解体現場の重機のアームが急に下がると同時に、足場がゆっくりと倒れていきます。
被害を受けた店舗の男性は、ビルの解体作業中に、梁の部分が落ち、足場に接触して倒れた可能性があるのではないかと指摘しています。
警察は、業務上過失傷害の疑いを視野に、足場の倒壊と解体していたビルのものとみられるコンクリート片との関連を含め、原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81a906a8acef9c56950831cbf68cb2b675a60537
8月3日10時2分にYAHOOニュース(福島民友)からは、工期に間に合わせるため通常の10倍ほどの大きさで切り分けた梁がビルの外側に落ちてしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業中にビルの梁(はり)が足場側に落下したことが原因で足場が倒壊したとみられることが2日、解体作業を請け負っていた建設会社関係者への取材で分かった。
会津若松署は同日、事故現場で実況見分した。
関係者によると、落下した梁は鉄筋コンクリート製で長さ約20メートル、重さが約30トン。
解体作業では、本来は梁をビルの内側に向かって落とすはずだったが、ビルの外側に落ちたという。
工期内に工事を終わらせるために、梁や柱などを2メートル程度に切り分ける作業を省いて通常の10倍ほどの大きさで切り分けていたといい、関係者は「(梁が)大き過ぎた。安全管理が行き届いていなかった」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dbabcc0224513d3a4ff518df84ec23c70b1f2b0
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事故当時、店内には10人ほどの観光客がいたが、ケガ人などはいなかったという。
しかし、瓦の修復など安全が確保できず、営業再開の見通しはまだ立っていない。
従業員は「1年のうちで一番の繁盛期だったので。気持ち的にもすごく落ちてしまったと」と話す。
7月にも解体作業鉄筋コンクリートが崩落し、隣のマンションの壁などを壊す被害を起こしていた、この解体現場。
警察は、業務上過失傷害の疑いも視野に事故の原因を調べる方針。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1b38f02d2600333b34b4c9884ffd2c2de84dccd
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。