2024年8月2日17時12分にYAHOOニュース(テレビ北海道)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市白石区の工事現場で、クレーン車が横転する事故がありました。
事故があったのは、札幌市白石区東札幌2条4丁目です。
午後3時44分ごろ、クレーン車が倒れたと工事関係者から警察に通報がありました。
クレーン車が倒れたのは、三樹会病院の移転新築工事の現場です。
警察によりますと、倒れたのは70トンクラスのキャタピラ付きのクローラクレーンで、アームの長さは30メートル。
クレーンが高所に資材を置いた後、アームを縮めずに前進したところ倒れたということです。
運転していた60代の男性が腰の痛みを訴えましたが、通行人などにけが人は出ていなく、周辺の建物や車両への被害も出ていないということです。
ただ、クレーンのアームによって電信柱が折れたほか、米里行啓通がふさがれた状態になっていて、通行止めとなっています。
警察が現場や当時の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aee09d2b6f69aad35b50378da114111e3caf9772
8月5日19時47分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、アームを動かしながら前進していた、アーム角度異常防止装置が作動しなかったなど、下記趣旨の記事が、複数枚の写真など付きでネット配信されていた。
先週、札幌市白石区の工事現場でクレーン車が道路に横転した事故。
その後の取材で、クレーン車が通常とは異なる動きをしていたことが見えてきました。
前方にそびえ立つクレーン。
アームの部分が中央から折れて道路へ倒れていきます。
これは、2日午後1時半ごろ札幌市白石区の市道、米里行啓通を走行していた車のドライブレコーダーの映像です。
警察によりますと、クレーン車の重さはおよそ70トン。
この工事を施工する大和ハウス工業に取材したところ、アームを伸ばした高さは60メートルにも及ぶことがわかりました。
これはビルの20階ほどに相当します。
時崎記者 :
「事故があった現場です。工事現場にはクレーンが残っていませんが、道路にはクレーンが横転した時についた傷がはっきり残っています」
当時、現場では病院を移転する工事が行われていましたが、大和ハウス工業側への取材でクレーン車の動きが見えてきました。
クレーン車は通常、アーム部分の動きを停止してから車体を動かします。
ところが今回の事故ではクレーン車がアームを動かしながら前進していたことが新たにわかりました。
また、アームは本来一定の角度に達すると、安全のため固定される仕組みになっていますが、今回はこの防止装置が作動せずに、アームが逆方向に折れました。
こうしたことが重なってバランスを崩したのでしょうか。
事故に巻き込まれた人はいませんでしたが、クレーン車を運転していた60代の男性は腰や足を打ち、軽いけがをしました。
大和ハウス工業の広報担当者は原因の究明を急いでいるとし、「再発防止策を定め、安全管理を徹底していく」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/72588abee4e42ebe2d74f31bb9a058d8ed3b8fe1
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。