本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年3月8日付で毎日新聞京筑版ならびに朝日新聞京筑版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は7日、豊前発電所の専用岸壁に係留中の韓国籍タンカー(4366トン)から発電用燃料のC重油約2400ℓが海に流出したと発表した。
船員のバルブ操作ミスが原因。発電所の操業や環境への影響はないとしている。
九電によると、同日午前9時半ごろ、船員が重油を陸上のタンクに移す作業中、誤って船内の汚水などを溜めておくタンクにつながるバルブを開けたため、重油が船内タンクに流出してあふれ出し、甲板の排水溝から海に流れ出たという。
重油は約20m四方に広がったが、オイルフェンスを張っていたため拡散せず、同日夕にすべて回収した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2012/03/08/20120308ddlk40040390000c.html
一方、3月8日付の西日本新聞からは、上記2紙とは違った状況だったと、下記趣旨でネット配信されていた。
タンカーは発電所の油タンクに重油を移す作業をしていた。タンカーの船員が甲板下の貯蔵タンクから重油をパイプで吸い上げる際、配管の弁を閉め忘れ、重油が甲板にあふれて海に流出したという。
同支社は記者会見をして、事故の概要を説明した。「再発防止に向けて安全指導をしていきたい」としている。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/290672
九州電力は7日、豊前発電所の専用岸壁に係留中の韓国籍タンカー(4366トン)から発電用燃料のC重油約2400ℓが海に流出したと発表した。
船員のバルブ操作ミスが原因。発電所の操業や環境への影響はないとしている。
九電によると、同日午前9時半ごろ、船員が重油を陸上のタンクに移す作業中、誤って船内の汚水などを溜めておくタンクにつながるバルブを開けたため、重油が船内タンクに流出してあふれ出し、甲板の排水溝から海に流れ出たという。
重油は約20m四方に広がったが、オイルフェンスを張っていたため拡散せず、同日夕にすべて回収した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2012/03/08/20120308ddlk40040390000c.html
一方、3月8日付の西日本新聞からは、上記2紙とは違った状況だったと、下記趣旨でネット配信されていた。
タンカーは発電所の油タンクに重油を移す作業をしていた。タンカーの船員が甲板下の貯蔵タンクから重油をパイプで吸い上げる際、配管の弁を閉め忘れ、重油が甲板にあふれて海に流出したという。
同支社は記者会見をして、事故の概要を説明した。「再発防止に向けて安全指導をしていきたい」としている。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。