2014年10月21日付で読売新聞九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は20日、石炭火力・苅田発電所新1号機(福岡県苅田町、出力36万KW)で排ガスが漏れたため、運転を停止したと発表した。
燃焼灰が通る管の一部が破れたのが原因。
修理が順調に進めば月内にも復旧する見通しで、電力の安定供給に支障はないとしている。
新1号機は稼働中の16日夜、ボイラーで石炭を燃焼させて出た灰を送り出す管と、灰を処理する装置の接続部から排ガスが漏れているのが見つかり、運転を止めた。
調べたところ、鋼製の接続部(直径11cm)の1か所に約1cm四方の穴が開いていた。
九電は、「何らかの原因で局所的な摩耗が起きた」とみている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20141021-OYS1T50016.html
2014年10月23日13時1分にNHK北九州から、部品締め付け不十分が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の点検で、石炭灰を処理装置に運ぶ鋼管に穴が開いているのが見つかり、詳しく調べたところ、配管どうしをつなぐ部品の締め付けが不十分だったことがトラブルにつながったと分かったという。
九州電力は、損傷した部品の修理や、装置の中にあるトラブルが起きた部分に似た47か所の配管のつなぎ目を点検していた。
九州電力は、一連の修理や点検が完了したとして、けさ9時すぎから新1号機の運転を再開した。
九州電力は、「電力需給が厳しいなかでこのようなトラブルで運転が停止し、大変申し訳ありません。再発防止に努めて参ります」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025630581.html?t=1414099238132
10月23日12時38分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
配管のつなぎ方がゆるく、排ガスの流れが乱れて配管内が摩耗したのが原因とみられ、配管を補修して運転を再開した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGBR3HNVGBRTIPE00J.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。