2020年3月5日17時40分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年7月に琵琶湖で水上バイクにけん引されたトーイングチューブから男性(56)が落下して死亡した事故で、滋賀県警捜査1課などは5日、業務上過失致死の疑いで、水上バイクを運転していた堺市の会社社長の男(52)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年7月23日午後1時40分ごろ、大津市北小松沖の琵琶湖で、救命胴衣を着けさせずに、男性の乗ったトーイングチューブをけん引。
男性が湖に転落したにもかかわらず、救助せず溺死させた疑い。
トーイングチューブは水上バイクで引っ張って遊ぶ浮体で、人が乗ることができ、マリンスポーツとして近年、人気がある。
県警によると、男は男性の落下には気づいたが、水上バイクの運転を続け、10分後にマリーナ関係者が浮いている男性を発見するまで救護しなかった、という。
https://www.47news.jp/localnews/4584718.html
3月5日16時50分に京都新聞からは、写真と図解付きで下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。
トーイングチューブとは、水上バイクなどでえい航して遊ぶ円形の浮体(浮き輪)。
運輸安全委員会によると、「バナナボート」、「トーイングチューブ」などの浮体を水上バイクがえい航中の事故で、10年間で100人以上が死傷。
2016年には木曽川で、水上バイクで4人が乗った浮体を引っ張り走行中、浮体が他の水上バイクに衝突、子どもら2人が死亡する事故もあった。
運輸安全委は昨年春、ロープ長さ20メートルのロープで実験したところ、浮体の速度が水上オートバイの約1.7倍になり、横転し落水するケースがあると報告。
えい航中の事故が急増しているとして、ロープの長さや浮体の大きさを考慮し、旋回や波を越えるときは、十分に減速するよう注意喚起している。
https://this.kiji.is/608195213166478433?c=39546741839462401
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。