2021年7月12日18時4分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本が12日、発表した。
同社によると、線路の切り替えは、通常、コンピューター制御で行っているが、9日は記録的な大雨でダイヤが大きく乱れ、指令員が手動で行っていた。
その際、すでに通過済みの「のぞみ」がまだ通過していないと思い込み、列車を通過させる操作を行ったために、本来は停車予定の「こだま」が通過用の線路に入ったという。
運転士が誤った線路に入ったことに気付き、すぐに停車。
乗客73人にけがはなかった。
ホームに接する線路に列車を入れ直し、同駅で6人を降ろして出発した。
同社によると、山陽新幹線では2009年にも姫路駅で同様のミスが起きたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210712-OYT1T50128/
7月12日21時26分に毎日新聞からは、気付いた運転士が急ブレーキをかけたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西によると、9日午前8時40分ごろ、新下関駅のホームの200メートル手前で、こだま842号の運転士が通過列車用の線路に入ったことに気付き、急ブレーキをかけた。
別線路に移すのに時間がかかり、午前9時48分に乗客が乗り降りし、午前10時に発車した。
新下関駅から乗車予定だった人の一部は、通過予定の後続列車を臨時で停車させ、乗ってもらった。
公表までに3日以上要し、JR西の新幹線鉄道事業本部は「事実確認に時間がかかった」と説明。
「運転指令員の業務の進め方に問題があった」とし、業務を見直す方針を示した。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20210712/k00/00m/040/279000c
7月12日18時7分にNHK山口からは、関係者が多いので原因特定に時間がかかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
誤りに気づいた運転士がブレーキをかけて緊急停車し、列車は別の線路で進行方向を変えてホームに移動し、6人の乗客を降ろしました。
この日は大雨でダイヤが大幅に乱れていたため、東京の運行指令所の担当者が進入する線路を手動で入力し、その際に誤って通過列車の情報を入力したということです。
このトラブルの発表が遅れたことについて、JR西日本は関係者が多く、原因の特定に時間がかかったとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210712/4060010310.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。