2014年3月21日付で山梨日日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」の回転遊具「鉄骨番長」が運転中に停止し、乗客が宙づり状態になった問題で、富士急行は20日、遊具を動かすケーブルが突風で外れ、ケーブルを固定する金属板との摩擦で断線したことが原因だったと発表した。
再発防止策を講じ、21日から11日ぶりに運転を再開する。
同社によると、鉄骨番長は24人乗りのブランコが付いた装置が鉄塔に沿って上昇し、鉄塔の周りを回転する遊具。
ケーブルは上昇する装置と地上の操作盤をつなぎ、装置と一緒に上下する。
風などでケーブルが左右に動かないよう、鉄塔にはケーブルの両脇に複数の金属板が設置されているが、突風でケーブルが金属板の外側に外れ、上昇の際に摩擦で断線したという。
同社は、直方体だった金属板の形状を変え、こすれた際にケーブルが切れないようにするなど、対策を講じた。
鉄骨番長は10日午前10時10分ごろ、運転中に停止。乗客23人が約1時間15分にわたり、地上23mの高さで宙づり状態になった。
出典URL
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2014/03/21/10.html
3月21日10時2分にNHK甲府からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富士急ハイランドは、原因はブランコを制御するケーブルが突風をきっかけに断線したと発表した。
このトラブルによるけが人はなかったが、富士急ハイランドではこの乗り物の運転を中止し、原因を調査していた。
その結果、ブランコを制御する、高さ60mほどの支柱の中に設置していた太さ2cmの電線ケーブルが突風で外れ、ほかの部品に接触して断線したことがわかったという。
富士急ハイランドでは、接触した部品を丸くするなど改良し、安全確認ができたとして、21日からこの乗り物の運転を再開することにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043140161.html?t=1395436829213
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。