本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年11月2日19時19分にNHK名古屋から、同日13時32分に中日新聞から、同日14時6分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時10分ごろ、名古屋市科学館理工館4階の放電ラボで、空気中に電流を流す装置を使って稲妻が発生する仕組みについて実演していたところ、突然、装置の一部から火が出た。
担当の職員が、見学客60人を部屋の外に避難させ、その後、消火器を使って火を消し止め、けが人はいなかった。
同館によると、この放電ラボは6mほどの高さがあり、電圧をかけるコイルを通じて先端に取り付けた針から空気中に電流を流す構造で、高さ1.5m、直径76cmの2本の発電装置(テスラコイル)から120万ボルトの電気を放電させるもの。
火が出たのは、うち1本のコイルが巻かれた部分とみられる。
同日午前9時半の開館前点検では異常は見つからなかったという。
同館では、発電装置のショートが原因とみて、メーカーの担当者を呼ぶなどして原因を詳しく調べたうえで、対応策を検討する方針。当面、この装置の実演を取りやめることにしている。
放電ラボは、雷の稲妻のような放電の仕組みを学ぶ施設として今年3月、世界最大のプラネタリウムなどと同時にオープンした。
出典URL■■■
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(2011年12月2日 修正1 ;追記)
2011年11月3日付の中日新聞紙面に、出火原因に関する若干詳しい記事が、下記趣旨で掲載されていた。
科学館への取材で、放電部分にある導線を覆うカバーがはがれ、はがれた部分から火花が飛んで出火した可能性があることが判った。
館によると、導線のカバーは放電の際、何らかの原因で溶けてはがれた可能性がある。
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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