2023年3月2日16時55分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が証書見本の写真付きでネット配信されていた。
兵庫県尼崎市教育委員会は2日、市内の中学校で昨年3月、2021年度の卒業生212人に対し、誤字のある卒業証書を授与していたと発表した。
「課程」とすべきところを、誤って「過程」と記載していたという。
市教委によると、今年2月、教員が22年度の卒業証書を制作するため21年度の作成データを確認したところ、誤りを発見。
21年度の卒業生に確認すると、間違ったまま印刷して渡していたことが分かったという。
この中学校では卒業証書の文面をパソコンで作っていたが、21年度に校長が替わったため、校長名を含め文面を全て前年度分から作り直して印刷した。
その後、複数の教員が卒業生の氏名や生年月日などの確認を行ったが、本文中の誤字には気付かなかった。
データ作成は1人でしており、印刷前の複数チェックはしていなかったという。
尼崎市では昨年、他校の学校印と校長印が印刷された卒業証書を授与するミスが発覚し、市教委は市立全71校園で卒業証書を確認したが、当時は学校印と校長印のみをチェックしており、本文中の誤字は見過ごしてしまったという。
中学校は卒業生と保護者の家庭を訪問して謝罪し、正しい卒業証書との差し替えを進めている。また、市教委は再発防止に向け、卒業証書を含む全ての書類で、複数での確認作業を行うよう徹底するとしている。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202303/0016100503.shtml
(ブログ者コメント)
学校関係者や保護者の誰一人として気付かなかった?
パッと見しただけで違和感を覚える人が1人ぐらいいてもよさそうに思えるのだが・・・。
(2023年3月25日 修正1 ;追記)
2023年3月24日15時52分に朝日新聞からは、尼崎市では今年の卒業証書にも誤字があった、卒業証書の誤記は2018年以降毎年続いているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県尼崎市教委は23日、今春卒業した小学生31人と、特別支援学校中学部の生徒1人に、誤りがある卒業証書を授与していたと発表した。
市教委によると、市立小学校1校では、卒業証書の印刷を担当した教員が、パソコン上に残っていた、生年月日が誤ったデータを使った。
特別支援学校中学部では、誤って「小学部」と記載した卒業証書を渡していた。
いずれも学校側が卒業生の家庭を訪問して謝罪し、正しい卒業証書を渡し直した。
同市では、他校の公印を押したり、「課程」とすべきところを「過程」としたり、誤った卒業証書の授与が2018年度以降、毎年続いている。
市教委担当者は、「子どもの大切な証書であるという学校の認識が低い。再発防止策を考えていく」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASR3S558LR3RPIHB00V.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。