2023年3月3日22時58分に産経新聞から、下記趣旨の記事が当該水槽の写真付きでネット配信されていた。
先月、琵琶湖固有種の「ビワコオオナマズ」を展示していた大型水槽が破損し、約100トンの水が流出した滋賀県立琵琶湖博物館(同県草津市)は3日、同じ水族展示室の別の水槽にも亀裂が入っていることを確認したと発表した。
水漏れはなく、破損には至っていない。
同館によると、2日午後5時ごろ、水槽の日常点検をしていた飼育員が亀裂を発見した。
横3メートル、奥行き1メートル、高さ1・8メートルの水槽の正面と奥面の接合部に沿って縦に約1・5メートルにわたって亀裂が入っていた。
水槽の厚みは3センチで、素材は大型水槽と同じアクリル製。
昨年1月から閉鎖している「ふれあい体験室」に設置されており、水は入っていたが、魚は展示していなかった。
点検を毎日行っているほか、水槽は多くの人の目に入る通り道にあるため、亀裂は2日に生じた可能性が高いという。
水槽は全面がアクリルで密閉され、真空ポンプにより水槽内の空気を抜くことで、水が入った状態でも正面から水槽に直接手をいれることができる特殊な構造になっている。
同館は大型水槽の破損の原因を明らかにする調査委員会を近く立ち上げる方針で、今回の亀裂の原因も調査するとしている。
https://www.sankei.com/article/20230303-4H24NRBUU5PFXHYKBQDW6TVUZQ/
3月3日20時1分にYAHOOニュース(毎日新聞)からは、当該水槽は開館時から設置されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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同館によると、水槽は1996年の開館時から設置されている。
3月2日午後5時ごろ、スタッフが目視点検で水槽の内側に亀裂があるのを発見した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dead70927af40fd696cb0a00a89d7d23e4fd42eb
3月4日10時15分に朝日新聞からは、亀裂には貫通しているところもあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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博物館によると、3月2日午後5時ごろ、水族展示室のふれあい体験室にある水の入った水槽を点検したところ、左側面のアクリル板に亀裂が縦方向に走っているのが見つかった。
亀裂は貫通しているところや、内側だけ、外側だけのところもあるという。
体験室は2022年1月以降、新型コロナ感染対策で閉鎖している。
(ブログ者コメント)
大型水槽の破損事故については、本ブログでも紹介スミ。
大型水槽も開館当時から使用されていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。