2021年11月1日付で新潟経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県佐渡市は1日、民間運営の佐渡クリーンセンター(佐渡市中原)で、ごみ分別作業中に農薬が漏れ出す事故が発生したと発表した。
事故は1日午前8時50分ころ、燃やさないごみの分別作業時に発生。
指定ごみ袋の中に農薬のポリ容器が混入されており、緩んだフタから液体の農薬が揮発し、ごみ分別フロア内ににおいが拡散したため、業務に携わっていた委託業者の作業員11人が退避した。
気分が悪くなった作業員がいたため消防に通報し、救急車を手配したが、作業員はその後回復し、救急搬送されなかった。
農薬の容器にはクロルピクリンと書かれたラベルが貼られており、1キログラムの容器の中に約800グラムの薬品が残っていたことから、この農薬が拡散したと思われる。
においの原因となった燃やさないごみ袋は、29日の夕方から30日の間に同センターへ直接持ち込まれたと思われるが、持ち込んだ人の特定はできていない。
なお、この事故において、同センター周辺へのにおいの拡散は確認されていない。
佐渡市環境対策課は、「農薬や劇薬は、産業廃棄物として処理業者により処理されるもので、佐渡クリーンセンターで引き取ることはできません。市としては再発防止のため、ごみの出し方について周知徹底を図ってまいります」とコメントを発表した。
11月1日16時2分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、蓋が緩んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
農薬のポリ容器の蓋が緩んでいたことから、液体の農薬が揮発してフロアに臭いが拡散。
現場で業務に携わっていた委託業者11人が一時避難しました。
農薬の容器には、土壌の消毒や害虫の駆除などで使われる「クロルピクリン」と書かれたラベルが貼られていて、この薬品が拡散したとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4086d5b642e32d09fc007e9215154efc50e290a6
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。