2022年11月18日16時6分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仁川(インチョン)首都圏埋立地で、悪臭を誘発する付臭剤が漏れ出た。
17日、仁川市西区と首都圏埋立地管理公社などによると、この日午後3時ごろ、仁川市西区首都圏埋立地内の飲廃水バイオガス化施設で液体成分の付臭剤が30リットルほど漏れ出た。
付臭剤は、環境汚染を引き起こしたり人体に有害な物質、爆発性物質の流出の有無を臭いで感知することができるように添加する物質だ。
漏出直後、黔岩洞(コマムドン)・景西洞(キョンソドン)・堂下洞(タンハドン)など仁川西区一帯をはじめ、近隣の桂陽区(ケヤング)や京畿道金浦市(キョンギド・キンポシ)・ソウル江西区(カンソグ)まで悪臭が広がったことが分かった。
埋立地工事は漏出事故以降、吸着布や土砂を使って防災作業を完了し、脱臭剤を撒いて最終清掃作業を行っている。
埋立地工事関係者は、「首都圏埋立地内の首都圏広域飲廃水バイオガス化施設付臭剤タンクの撤去過程で配管が破損して、底の方から付臭剤漏れが発生した」と説明した。
その後は追加の漏れが発生することなく、付臭剤タンクの撤去作業を完了し、防除措置をして脱臭機を設置・運営しているとし、復旧が完了したと明らかにした。
また、「付臭剤は人体に無害で毒性がない」と付け加えた。
付臭剤は少量流出しても鼻を刺激するもので、玉ネギや腐った卵、ガスの臭いなどがする。
付臭剤漏出直後、西区庁には「ガスの臭いがひどい」という悪臭関連の苦情が数十件発入ってきた。
消防当局にも、現在まで悪臭の届出が200件余りあった。
聯合ニュースによると、黔岩洞に住むカンさん(33)は、「帰宅途中に地下鉄の駅に降りると、地域内にはすでに悪臭が充満していて、まともに息をすることも難しい状況だった」とし、「幼い子女が臭いをかいでせきをしていて心配だった」と述べた。
付臭剤は、微量を吸入した時は人体に害がないが、高濃度で長時間露出すれば健康に悪影響を及ぼすという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd6f4232ef33e7314d01c07c022ee52b00d2a6f
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。