本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020年3月3日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野・飯田労働基準監督署は、令和元年12月に発生した死亡労働災害に関連して、鉄・非鉄の解体や販売を行うM社(長野県飯田市)と同社代表取締役および取締役兼工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)などの違反の疑いで長野地検飯田支部に書類送検した。
労災は、同社工場で発生したもの。
労働者はフォークリフトで地上から高さ3.2メートルまで持ち上げられたパレット上で、フレキシブルコンテナバッグを圧縮梱包機の投入口に落とす作業を行っていた際に被災した。
バッグが投入口に詰まったのを解消しようとしたところ、機械内部に転落して挟まれている。
同社は、機械の詰まりを解消する作業を行わせる際、機械の停止を怠った疑い。
さらに、投入口の周囲に高さ75センチ以上の丈夫な柵を設けるなどの安全対策も講じていなかった。
https://www.rodo.co.jp/column/88764/
(ブログ者コメント)
飯田労基署からの死亡事故多発注意喚起リーフレット中、本事例に関し、以下の記述があった。
圧縮機械の投入口で作業中、機械内部の下部まで墜落し、機械の可動部分と内壁との間に身体を挟まれ死亡した。
https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/shibousaigai-tahatsu_iida011226.pdf
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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