2022年6月11日11時0分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後11時50分ごろ、双葉町の中間貯蔵施設で、「作業員が機械に挟まれた」と、ほかの作業員から消防に通報がありました。
挟まれたのは、浪江町に住む会社員、吉田さん(男性、64歳)で、病院に運ばれましたが、骨盤などの骨を折る重傷だということです。
警察によりますと、この機械は、除染で出た土をかくはんするためのもので、吉田さんが機械の中で1人で清掃作業にあたっていたところ、突然、機械が動き出したということです。
現場では当時、吉田さんのほかにも、およそ20人が作業にあたっていたということで、警察は一緒に作業していた人に話を聞くなどして、機械が動き出した原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20220611/6050018883.html
6月11日19時20分に福島テレビからは、他の作業員が人がいないことを確認せず機械を動かしたらしいという、同趣旨の記事がネット配信されていた。
事故があったのは、双葉町の中間貯蔵施設のうち、汚染土壌から異物を除去する「受入・分別施設」。
10日の夜に清掃作業をしていた60代の男性作業員が機械に巻き込まれた。
男性はいわき市内の病院に運ばれたが重体だという。
他の作業員が機械の近くに人がいることを確認せずに動かしたことが原因とみられている。
https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2022/06/2022061100000007.html
6月12日10時28分にYAHOOニュース(福島民友)からは、ミキサーの刃に下半身を挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後11時55分ごろ、双葉町郡山字四斗蒔の中間貯蔵施設の受け入れ分別施設で、浪江町高瀬字原田、会社員の男性(64)がミキサーの刃に挟まれた。
男性は左太ももの骨を折るなどの重傷。
双葉署は労災事故とみて調べている。
同署によると、男性がミキサーの清掃作業をしていたところ、何らかの原因で動き出したミキサーに下半身を挟まれたという。
作業当時、ミキサーは停止していた。
ミキサーは仮置き場から運ばれた土を細かく砕く機械で、大きさは縦1.5メートル、横2.7メートル。
当時は約20人で作業しており、別の作業員が119番通報した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bb507cc8e108e46496a7a8f3dd681200ab12cc3
(ブログ者コメント)
汚染土壌処理施設の稼働映像を見たのは初めだ。
カット映像にある、大きなドラム状のミキサーの中で清掃していたということのようだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。