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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2023124101分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県の川越労基署は23日、牛丼チェーン店などを展開する「松屋フーズ」(東京都武蔵野市)と同社嵐山工場の40代現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。

書類送検容疑は昨年1月21日、嵐山町の松屋フーズ嵐山工場内で、同工場排水処理施設の貯水槽付近で清掃作業していた男性従業員の男性=当時(32)=に対し、転落防止処置を怠った疑い。

同労基署は認否を明らかにしていない。

同労基署によると、男性は貯水槽の点検口のふたを開けて清掃作業に従事していたが、貯水槽の開口部に転落。
窒息により死亡した。

貯水槽には、廃棄される油脂が入っていたという。

同法では危険防止のため、高さ75センチ以上の柵を設けるか、労働者に墜落制止用器具(安全帯)を使用させて、転落防止のための措置をしなければならないが、男性は事故当時、安全帯を付けておらず、柵もなかったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b66dc6552f14d92379654e253c0db3983c685be

 

1231918分にNHK埼玉からは、2枚ある蓋の片方が取り外されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

川越労働基準監督署によりますと、去年1月、嵐山町花見台にある「松屋」の嵐山工場で、食品の加工で出た汚水をためる貯水槽を掃除をしていた当時32歳の男性が誤って中に転落し死亡しました。

男性は当時、貯水槽の上で作業していたとみられ、2枚あるふたの片方が取り外されていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20230123/1100015928.html 

 

 

※事故発生当時、2022123日付の埼玉新聞では、排水の移し替え作業を行っていた、深さ3mまで汚水が入っていた、近くにいた作業員が転落するのを目撃していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午後5時40分ごろ、嵐山町花見台の松屋フーズ嵐山工場で、排水の移し替え作業を行っていた日高市原宿、会社員男性(32)が貯水槽に転落、病院に搬送されたが約4時間後に死亡が確認された。

小川署によると、貯水槽は食品を加工する過程で発生する汚水をためるためのもので、縦7メートル、横3メートル、深さ5メートルの立方体。

当時は深さ3メートルまで汚水が入っていた。

近くで作業していた会社員男性(26)が叫び声を聞いて振り向くと、男性が貯水槽に転落するのを目撃。

119番で駆け付けた救助隊員が、貯水槽の底に沈んでいる男性を発見したという。

同署で死因と事故原因を調べている。

https://www.saitama-np.co.jp/news/2022/01/23/04_.html

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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