2023年1月30日19時50分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前5時ごろ、札幌市内で発生した火災。
立ち上る炎や煙の様子から建物内も激しく燃えているのが確認できます。
消防車24台が出動し、火は約1時間後にほぼ消し止められましたが、木造2階建ての2世帯住宅1軒と車1台が全焼しました。
住んでいた家族7人は全員が逃げ出したものの、70代男女と40代男性の3人が病院に搬送。
やけどをしています。
70代男性:
「脱いだ服から家全体に燃え広がった」
当時、札幌市の気温はマイナス12.3℃。
寒い日に家の中に潜む危険とは…。
30日未明に発生した木造2階建て住宅1軒が全焼した火災。
搬送された70代の男性が警察に、このように話しています。
70代男性:
「ストーブに近付いて背を向けていたら着衣に火が付いた。脱いで家に火が付いた」
出火原因は、毎年100人前後が亡くなる事故「着衣着火」だったようです。
厚着になる冬場は、特に着衣着火に気付きにくいといいます。
電気ストーブでも、熱源の近くに長くいると衣服の繊維が高温になり、発火する場合があります。
NITE(製品評価技術基盤機構)は、熱源に近すぎないことと、衣服に着火した場合は直ちに水に付けること。
近くに水がない場合は、その場に倒れ、転がりながら消火するよう呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3e06eb648cd7b766cbf8dc567cbd02aad224e8
※着衣着火については、この事故の4日前、2023年1月26日にNITEから『“だるだる”“もふもふ”衣服は着火の元! ~毎年100人前後が死亡している「着衣着火」の注意点~』というタイトルで注意喚起されている。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、製品使用時における着衣着火※1の事故リスクの低減を目指すため、事故原因や事故防止のためのポイント、発生時の対処法をお知らせいたします。
「着衣着火」は、ガスこんろのように炎が出る機器だけでなく、電気ストーブ等の炎が出ない熱源を持つ機器に衣服が接触したりすることでも発生する可能性があり、やけどや火災、死亡事故が多く発生しています。
特に冬場は、卓上こんろや暖房器具を使う機会が増えることに加え、厚着によって着火に気付きにくくなるため一層の注意が必要です。
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https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2022fy/prs230126.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。