2022年7月1日17時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県阿見町星の里にある物流会社「S社」の阿見第2物流センターで6月30日に冷蔵冷凍倉庫から出火し、7月1日も煙が収まらず、消火活動が続いた。
県警牛久署によると、鉄筋の倉庫内のウレタンが燃え続けており、完全に鎮火するまで1~2週間かかる見通しという。
火災は6月30日午後6時50分ごろ、倉庫北東側から煙が出ているのを倉庫内で作業をしていた男性が発見し、119番通報した。
消防によると、別の40代男性が喉の痛みを訴え搬送された。
1日午後になっても倉庫から黒い煙が上がり、現場周辺は焦げた臭いが立ち込めていた。
消防士が建物の上部に慎重に登り、火の状況を確認する様子も見られた。
https://www.sankei.com/article/20220701-R3NOYDYZSRKIDEWXEOBMCY37NM/
7月5日20時30分に朝日新聞からは、消火作業が長引いたため町は住民に節水を呼び掛けた、6月に稼働したばかりの倉庫だった、最初はウレタンがくすぶっているという通報だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県阿見町の阿見東部工業団地にある物流倉庫で6月30日に発生した火災が5日夕、鎮火した。
消火作業が長期化し、町が住民に節水を呼びかける事態になっていた。
出火したのは、食品物流会社「S社」(本社・東京)の阿見第二物流センター内にある鉄骨平屋の倉庫(約7300平方メートル)。
冷凍・冷蔵食品などを保管しており、6月に稼働したばかりだった。
稲敷広域消防本部によると、6月30日午後6時50分ごろ、倉庫内のウレタン樹脂がくすぶっていると通報があった。
その後、一気に倉庫内に火が燃え広がったという。
同消防本部は、室内にたまった可燃性ガスが爆発的に燃え広がる「フラッシュオーバー現象」が起きたとみている。
倉庫は外壁と内壁の間にウレタンの断熱材を挟む構造になっており、それが内部でくすぶり続けた。
建物の高さは約20メートルで、22台の消防車で消火活動をした日もあったが、当初は地上からの放水が届かないこともあった。
このため、外壁を重機で壊し、5日朝から屋内で放水していた。
消火活動に大量の水が使われた影響で、通常は池底から8メートル前後に保たれている町内の配水池の水位が、一時は4メートルまで低下した。
これを受け、同町は2日から、ホームページや町民向けのメールで節水への協力を呼び掛けていた。
上下水道課によると、5日現在、水位はおおむね回復したという。
https://www.asahi.com/articles/ASQ756JMZQ75UJHB00G.html
7月5日20時5分にNHK茨城からは、出火当時、断熱材を取り付ける工事が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この火災では発生当日に下請け会社の40代の男性がのどの痛みを訴えて病院に搬送されたほか、今月2日、消火活動にあたっていた41歳の男性消防士が熱中症の疑いで搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。
捜査関係者などによりますと、火が出た当時、物流センターの内部では断熱材を取り付ける工事が行われていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20220705/1070017658.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。