本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021年10月12日15時33分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
老朽化のため市役所が新たに建て替えられた各務原市で、解体中の旧庁舎を使って、床などを破壊する実践的な救助訓練が行われました。
この訓練は、実際の建物を使うことで消防隊員の救助技術を高めようと、各務原市消防本部が解体中の市役所旧庁舎で行い、隊員およそ15人が参加しました。
訓練は、大規模な地震が発生して、狭い空間に要救助者が閉じ込められているという想定で行われ、隊員1人が、ロープを使って3階から2階部分に降りたあと、負傷した男性を引き上げて救助する手順を確認しました。
また、コンクリート製の床に実際に穴を開ける訓練も行われ、隊員が電動ドリルを使って床に小さい穴を開け、取り残された要救助者の様子を確認したり、工具で救助に入るための穴を開けたりしていました。
今回の訓練は、救出技術の向上だけでなく、実際の建物を使うことで救助活動での隊員の疲労度も調査して、実践での救助計画の作成に役立てるということです。
各務原市消防本部の林・西部方面消防署長は、「実際の建物を使うことで、床に穴を開けても、ダクトなどの障害物があってすぐに救助に行けないことなどに気づくことができ、実践的な学びになった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20211012/3080007303.html
(ブログ者コメント)
写真は放映順に並べたもの。
恐らくは、カッターで開けた穴から下の階に下りる訓練をしたのだと思うが、その辺、説明はなかった。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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