2021年10月14日18時7分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大地震が起きたことを想定し、倒壊した建物に閉じ込められた人を救出する訓練が14日、三春町の旧役場庁舎の建物を利用して行われました。
この訓練は、郡山消防本部が企画し、震度6弱の揺れを観測する地震が発生し、建物が倒壊して人が閉じ込められたという想定で行われました。
訓練は、老朽化にともなって今月中に解体する予定となっている鉄筋コンクリート4階建ての旧三春町役場の庁舎の建物が使われました。
救助隊員たちは、まず、人が閉じ込められたフロアの天井をエンジンカッターや削岩機を使って穴を開ける作業に取りかかりました。
厚さが20センチほどの天井にたて、よこ80センチほどの穴が開くと、隊員たちが1人ずつ下にロープを使って降りて、閉じ込められた人を担架に乗せてつり上げました。
郡山消防本部によりますと、通常の訓練は、訓練所にコンクリートなどの廃材を用意して行いますが、実際の建物を使う訓練は今回が初めてだということです。
郡山消防本部の八幡消防司令補は、「実際の建物を使ったことで柱やはりの位置を確認することができ、予想していなかったコンクリートの厚さなどにどう対応するか課題が見えました。今回の訓練の反省を生かして、1分1秒でも早く被災した人を救助できるように、これからも訓練を重ねたいと思います」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20211014/6050016087.html
(ブログ者コメント)
今月12日、同様な訓練が各務原市で行われたという情報を紹介したばかり。
こういった訓練は、機会があれば実施してみたいと、各地の消防は考えているのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。