2023年11月3日20時45分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北見市の消防署で、はしごを使った訓練をしていた男性隊員が高さおよそ8.5メートルから落下し、腕を骨折しました。
消防署救助課に所属する25歳の男性隊員は、3日午後4時ごろ、北見市にある消防訓練所の訓練塔ではしごを使った救助訓練を行っていた際に、高さおよそ8.5メートルから落下しました。
男性隊員は、すぐに救助されましたが、左腕を骨折し入院しました。
北見地区消防組合消防本部によりますと、訓練は、マンションなどの3、4階に要救助者がいる想定で、消防車に備えられている専用のはしごをベランダにかけて行っていました。
男性隊員は、3階から4階に移る際にはしごと一緒に落下したということです。
消防本部は、落下の原因について、はしごが先に外れたのか確認できていないため現時点で分からず、調査中としています。
訓練は5人で行っていて、男性隊員は、ヘルメットを着用し命綱もつけていましたが、およそ8.5メートル下の地面まで落下しました。
消防本部は、安全対策が十分だったのかや落下した原因を、警察も交えて調べています。
山田消防長は、「この度の事故を重く受け止め、訓練中の安全管理を徹底するとともに、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91b1f68814e0eab8f02c4e7e0b850c85b4d1b9f2
11月4日21時37分に北海道新聞からは、訓練塔にかけていたはしごが外れた、自己確保ロープは身に着けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北見地区消防組合消防本部は3日夜、北見市広明町にある同組合消防訓練所の訓練塔での高所救助訓練中、男性消防士長(25)が転落し、左腕を骨折したと発表した。
同本部によると、消防士長は3日午後4時ごろ、塔の3階から4階へはしごを掛けて登っている最中、高さ8・5メートルに設置していたはしごが塔から外れ、その勢いで地面に転落した。
意識はあり、命に別条はないという。
命綱の自己確保ロープは身に着けていた。
同本部は、はしごが外れた原因を調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/936364/
(ブログ者コメント)
北見市の消防署が訓練塔で引揚救助訓練している様子を、㈱伝書鳩さん(暮らしの情報発信や広告などを行っている会社)がユーチュブにアップしていた。
当該訓練では、隊員が降下する直下の地面に分厚いマットレスが敷かれている。
おそらくは今回の訓練でも同様のマットレスが敷かれており、また命綱の装着もあって、9m高さから落下しても左腕骨折程度で済んだものと推察する。
https://www.youtube.com/watch?v=RAWhYj4qdKA
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。