2023年3月19日14時42分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県八千代市消防本部は、装着型のカメラで撮影した現場映像を本部でリアルタイムに確認できるシステムを4月から運用する。
インターネットを使って通話もできる仕組みで、現場と本部との連携を円滑にし、迅速な人命救助につなげる。
現場映像や音声の同時発信を可能にするのは、クラウド録画サービス最大手「セーフィー」(東京都品川区)が開発したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」。
市消防本部では、2021年11月から様々な現場での実証実験を重ね、本格導入を決めた。
救助活動などにあたる隊員が小型カメラ(縦8・4センチ、幅5・5センチ、厚さ3センチ、重さ約160グラム)を胸に装着して火災現場に入ることで、燃えさかる建物の様子などが本部にリアルタイムで伝わる。
スマートフォンを利用した映像発信では、隊員1人が撮影に専念することになるうえ、現場を多角的に捉えることが難しかったという。
市消防本部では6日、新しいシステムを使った訓練が行われ、建物に入った隊員のカメラから送られてくる映像が本部の大型モニターに映し出された。
本部では、中継映像や隊員の声を確認しながら現場に指示を送った。
市消防本部によると、こうしたシステムの利用は建設現場などで広がっているが、消防への導入は全国でも珍しいという。
4月から本部や市内の五つの消防署に計7台を配置し、ドローンによる上空からの映像と合わせた活用も進める。
市消防本部警防課の担当者は、「将来的には、医療機関との情報共有も検討していきたい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230314-OYT1T50248/
3月6日18時1分にNHK千葉からは、6日に行われた訓練の様子について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防隊員が撮影した現場の映像を消防本部がリアルタイムで確認できるシステムを千葉県八千代市が導入することになり、6日、システムを使った訓練が公開されました。
このシステムは、現場と司令室をインターネットで結び、映像のほか通話も同時にできる仕組みで、千葉県八千代市は来月1日から市内の5つあるすべての消防署に導入することになりました。
これを前に、6日はシステムを使った災害訓練が行われ、参加した隊員はカメラが付いた専用の機器を胸に装着して火災現場に入り、通話機能を使って現場の状況を報告していました。
消防本部の司令室では、現場から届けられる報告と映像を確認しながら、周囲に危険が潜んでいないかなど、指揮にあたっていました。
八千代市消防本部によりますと、映像だけでなく通話も同時にできる今回のようなシステムの導入は全国でも珍しいということです。
八千代市消防本部警防課の池部副主幹は、「リアルタイムで把握できるので、現場の支援に非常に有効だ。隊員の安全を確保することで、いち早い人命救助にもつなげていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20230306/1080020125.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。