本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2023年3月20日19時55分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、球根の写真付きでネット配信されていた。
茨城県は20日、阿見町の10歳未満~40代の男性3人がスイセンの球根を誤って食べて腹痛やのどの痛みを訴え、食中毒と断定した、と発表した。
県生活衛生課によると、家族のうち1人が、知人から観賞用としてスイセンの球根を譲り受けたが、その情報を共有していなかった。
18日午後0時45分ごろ、別の1人がタマネギと間違えてカレーの具材として調理し、家族4人で食べたという。
午後1時ごろに3人が腹痛やのどの痛みを発症。
保健所が残ったカレーや球根を調べたところ、有毒成分リコリンが検出された。
3人の症状はいずれも軽症で、既に回復しているという。
厚生労働省によると、スイセンは、タマネギの他にもニラ、ノビルと間違えやすく、食後30分以内で吐き気や頭痛などの症状が出るという。
2012~21年に62件の食中毒が発生し、死亡に至ったケースも1件あった。
同課の担当者は「確実に食用と分からないものは食べないでほしい」と話している。
https://www.asahi.com/articles/ASR3N5KJHR3NUJHB00M.html
(ブログ者コメント)
スイセンの葉をニラと間違えて食べてしまう事例は本ブログでも何回か紹介スミ。
その中には、スイセンの球根をタマネギと間違えて食べて中毒する事例も結構多いという情報もあった。
ただ、具体的な事例を紹介するのは初めてだ。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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