2016年10月15日19時1分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月16日1時50分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時ごろ、福岡市博多区の博多駅ビル「JR博多シティ」10階にある飲食店の調理場でガスボンベが爆発、男性従業員2人が軽いけがを負った。
消防などによると、爆風で店の出入り口の扉が吹き飛び、店長ら2人が腕などに痛みを訴えて病院に搬送された。
火災は発生しなかった。
警察や消防によると、当時、店は開店準備中で、店長がカセットこんろ用のガスの残量が少なかったため、ボンベからガスを抜く作業をしていたという。
何らかの原因で、引火したとみられる。
駅ビル周辺には消防車と救急車が計15台出動して騒然となった。
ビル内は買い物客などでにぎわっていたが、大きな混乱はなかった。
隣の飲食店店長、村上さんは、「大きく揺れて、外に出たら煙が上がっていた。扉が吹き飛ばされていたので、近くに人がいたら巻き込まれていたかもしれない」と顔をこわばらせた。
出典
『博多駅ビルの飲食店で爆発、2人けが』
http://www.sankei.com/west/news/161015/wst1610150062-n1.html
『博多駅ビル ガスボンベ爆発、料理店長ら2人搬送』
http://mainichi.jp/articles/20161016/k00/00m/040/115000c
(ブログ者コメント)
「ガスの残量が少なかったため」という表現から考えると、液体のLPGが残っている状態でガス抜きしていたのかもしれない。
とすれば、「ガスを抜く作業」とは、穴開けではなく、ノズルを強制的に押し下げて中の液を抜いていた、ということかもしれない。
もしそうだとすれば、室内で行うには、あまりに危険な作業だ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。