2020年1月17日17時23分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前11時25分ごろ、群馬県伊勢崎市今泉町の伊勢崎新栄町給油所から「ローリーが発火し爆発した」と119番通報があり、消防車など18台が出動した。
同11時55分ごろ、鎮火したが、ミニローリー車が全焼し、給油機2機、支柱2本、屋根の一部が焼けた。
けが人はいなかった。
伊勢崎署によると、同日午前、同給油所の男性従業員(52)が、トラックにタンクを積んだミニローリー車で伊勢崎市内の取引先に軽油を配送し、同給油所に戻って1人で軽油を補充中にトイレへ行き、その場を離れたところ、車両から煙が上がっているのを別の従業員が発見し、通報した。
ミニローリー車のタンクは970リットルが積載可能で、男性従業員によると、炎上時のタンクには軽油が300から400リットルほどあったという。
現場検証を行い、原因を調べている。
現場は県道と市道が交わる交差点の一角で、道路は午後2時半まで交通規制された。
JR伊勢崎駅から約2キロの市街地で、付近には県道沿いに市役所、裏手に伊勢崎清明高校がある。
https://www.sankei.com/affairs/news/200117/afr2001170030-n1.html
1月17日17時11分にNHK群馬からは、バーンと大きな音がしたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は伊勢崎市役所から西に300メートルほど離れた住宅地に近い場所で、ガソリンスタンドの隣の飲食店の店員は「バーンという大きな音がしたので見てみると、トラックみたいなものと脇にある給油機が激しく燃えていた。焦げ臭いにおいがして怖かった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20200117/1060006197.html
1月18日付で上毛新聞からも同趣旨の記事が、燃えているローリー車の写真付きでネット配信されていた。
伊勢崎署によると、出火直前、給油所の男性従業員(52)がミニローリー車の荷台のタンクに配送用の軽油を補充していた。
男性がその場を離れたところ、車から煙が上がっているのに女性従業員が気付いた。
自転車で通行中だった20代男性は、「ボーンという爆発音が10回近く上がった。警察の呼びかけで周囲の店から大勢が避難した」と話した。
隣の飲食店から避難した女性は、「車の辺りから天井まで勢いよく火が上がっていて怖かった」と話していた。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/187324
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の6コマ。
大型タンクローリー車の爆発事故は、過去にも起きている。
たとえば以下の「職場の安全サイト」掲載事例参照。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=101143
ただ、ミニローリー車が爆発したという事例は記憶にない。
同じような作業は、このGS以外、全国で行われているはずだが、今回、従来の作業と、どこが違っていたのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。