2023年1月17日17時8分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年11月、福山市緑町の「緑町公園」で遊んでいた未就学児の男の子が、公園の脇を流れる水路に転落して死亡する事故が起きました。
市によりますと、この「緑町公園」の脇の水路では、これまでにも2006年に当時小学1年生の男の子が、2013年には40代の男性が、いずれも転落して死亡する事故が起きているということです。
枝広市長は17日の記者会見で、「同じ場所で3回目の死亡事故が起きたことを大変重く受け止めている」と述べました。
そのうえで、今回の事故を受けて、市内で水路に隣接する60の公園を調査し、転落の危険性があると判断された「緑町公園」を含む22の公園について、柵を設置するなどの事故防止策を進めていることを明らかにしました。
そのうえで枝広市長は、「子どもが遊ぶ施設の安全管理をしっかり行い、公共施設に隣接する水路での事故をなくす」と述べて、今回の事故を詳しく調べる検証委員会を設けて、水路への転落事故を防ぐさらなる対策を検討する考えを示しました。
(音声のみの情報)
・水路の公園側には植え込みがあっただけだが、子どもの目線にしゃがんでみると、大きな空間が開いているところがいくつもあり、小さい子供がすり抜けて水路に落ちる危険があった。
・同じ水路でも、道路に面した部分は「転落防止対策プログラム」の対象だが、公園や体育館など施設に面した部分は施設の管理者に任せられ、「転落防止対策プログラム」の対象外だった。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20230117/4000020942.html
1月17日付でテレビ新広島からは、2013年に死亡した男性は自転車に乗っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年11月、福山市で未就学児が水路に転落し死亡した事故を受け、市は事故検証委員会を設置することにしました。
同じ水路では、過去に2度、死亡事故が起きています。
【福山市・枝広 直幹 市長】
「水路転落事故検証委員会を来月早々に立ち上げます」
福山市によりますと、去年11月、福山市緑町の公園に家族で遊びに来ていた未就学の男の子が、公園そばにある幅およそ2メートル、水深1・4メートルほどの水路に転落し、その後、死亡しました。
男の子は公園と水路の間にある植え込みの隙間から転落したとみられています。
【転落事故を目撃した人は】
「こっち(公園側)には(柵は)何もなかった。危ないですよ、子どもだから夢中で走る、柵があると思ったのではないか。前回の事故があった時に早く対策していたら良かったのに、前も小さい子が落ちた」
市によりますと、こちらの水路では、2006年に小学1年生の男の子が、2013年にも自転車に乗っていたとみられる49歳の男性が転落し死亡しています。
福山市は今回の事故を受け、植え込み部分にフェンスを設置。
また、これに合わせ、水路などが近くにある市内の公園60か所を点検し、このうち22の公園で小さな子どもが通れる隙間などが確認されたということです。
このほか、小中学校やスポーツ施設など、およそ700ある施設の点検も今月中に終えるとしています。
枝広市長は、「大変重く受け止めている、改めてしっかりした見直しをしなければならない」と話し、来月設置する有識者を交えた「水路転落事故検証委員会」で再発防止策などをまとめるとしています。
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000017957.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。