2024年8月16日20時44分にYAHOOニュース(大分朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県臼杵市で、男の子2人が公園のフェンスが外れ道路に転落しけがをしました。
市が管理する公園で、フェンスの金具が腐食していました。
9日の夕方、臼杵市が管理している「白馬の杜公園」でフェンスが外れ、鬼ごっこをしていた男の子3人のうち2人が2メートル下の道路に転落しました。
5歳の男の子があごの下を縫うけがを、10歳の男の子はひざに擦り傷を負いました。
市が調査したところ、2枚のフェンスをつなぐ金具が腐食していて、ぶつかった弾みで外れたとみられています。
市では、公園の安全点検を年に1度行っていて、2024年1月の時点ではフェンスの異状を確認できませんでした。
事故を受けて市は、管理する53の公園の緊急点検をしていて、「再発防止に向けて安全点検を徹底していきたい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d4429d26c886e68d3ec553e4fe27ccc4952a170
(ブログ者コメント)
軽く揺するなどしていれば腐食に気が付きそうなものだが、今年1月の点検時、どのような点検をしていたのだろうか?
業者委託だとすれば、市は具体的な点検方法や点検部位、点検項目を指示していたのだろうか?
(2024年9月6日 修正1 ;追記)
2024年9月4日11時14分に毎日新聞からは、市が緊急点検(定期点検は目視だが緊急点検は触るなどして点検)したところ4割の公園で不具合が見つかった、9日の事故は2人がフェンスにもたれかかった際に起きたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
事故を受け、市が市内53公園のフェンスを緊急点検したところ、約4割にあたる22公園でフェンスを固定する金具などに不具合が見つかったことが、市への取材で分かった。
市は順次改修する予定だが、1月の定期点検では不具合は確認されなかったと説明しており、管理態勢のあり方が問われそうだ。
事故は8月9日午後6時20分ごろ、同市前田の公園で発生。
近くに住む当時5歳と10歳の男児2人が鬼ごっこをしていた際、フェンス(高さ約1・2メートル)が外れて約2メートル下のコンクリート舗装の道路に転落し、5歳児はあごを複数針縫うけが、10歳児は左膝にすり傷をそれぞれ負った。
2人はフェンスに寄りかかったとみられる。
事故後に市が調べたところ、フェンス同士をつなぐ金具が少なくとも3カ所さびて外れているのを確認した。
フェンスは2008年に設置しており、市は老朽化による強度低下が原因とみている。
事故を受け、市は8月10~23日に緊急点検を実施。
その結果、フェンスを固定する金具がさびて外れたり、緩んだりしているなどの不具合を約4割の公園で確認した。
市は事故を公表した際に「1月の定期点検では異常は確認されなかった」と説明。
市によると、定期点検は目視によるもので、金具を一つずつ触るなどして確認した緊急点検とは手法が違っていたという。
市建設課は、毎日新聞の取材に対し「定期点検の方法に問題はなかった」との認識を示す一方、「金具を一つずつ触ってはいなかった。見落としがあったと言われてしまえばそれまで」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20240904/k00/00m/040/042000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。