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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201912171134分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

滑り台やブランコなどの公園の遊具について、自治体の点検で首が挟まるなど「命の危険などにつながるおそれがある」と判定されたにもかかわらず、そのまま使われ続けていたものが、県内では佐世保市で350基あまりにのぼることがNHKの調査でわかりました。

国や自治体が管理する「都市公園」の遊具については、昨年度から年1回の点検が法律で義務づけられました。

NHKがことし9月から10月にかけて、全国の県庁所在地など、あわせて106の自治体にアンケート調査を行ったところ、全国で1万基あまりの遊具が、手すりの隙間に首が挟まるなど、「命の危険や重い障害につながる事故のおそれがある」と判定されたにもかかわらず、そのまま使われ続けていたことがわかりました。

このうち、県内では、佐世保市が304の公園の1280基の遊具で点検を行った結果、353基の遊具が「命の危険や重い障害につながる事故のおそれがある」と判定されたということです。

このうち、52基の遊具は撤去や使用禁止などの対応がとられていましたが、301基の遊具で使用が続けられているということです。

市では、危険性の高いものから順次、補修などの対応を行っているということです。

また、長崎市では506の公園で1346基の遊具の点検を行いましたが、「命の危険や重い障害につながる事故のおそれがある」と判定された遊具はなかったということです。

今回の結果について、国土交通省は「危険性に応じて使用中止や修繕など適切な措置を講じるよう求めたい」としています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20191217/5030006281.html

 

 

12181610分に長崎新聞からは、公園施設業協会の危険性判定基準に基づいて調査したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長崎県佐世保市が管理する都市公園に設置している遊具約1200基のうち185基が、命に関わる事故を引き起こす構造上の問題があり使用不可と判定されながら使われていることが17日、市への取材で分かった。

 

市は、該当する全ての遊具を使用禁止にする方針。

事故などは起きていないという。


市公園緑地課によると、国は公園の遊具の定期点検を年に1回義務付けている。

 

市は201810月から191月にかけ、304カ所の1280基を点検した。


点検は、市の委託を受けた業者が担当。

日本公園施設業協会が設けた、隙間の有無や柵の幅など事故が起きる危険性を判定する4段階(03)の基準で調査した。


このうち、危険性が最も高く、「生命に関わる危険があるか、重度の傷害や恒久的な障害をもたらす」危険性があるハザードレベル3353基が該当した。

 

ハザードレベル3と判定された場合、使用不可とすることになっている。


市は、1月末に結果が判明した後、対象の遊具を使用禁止にしたり補修工事をしたりした。

 

しかし、劣化した遊具から優先して対応したため、そのまま使われる遊具が残ったという。


同課は、「公園の利用者の利便性を考え、壊れる可能性が高い遊具の撤去や補修から始めた。ハザードレベル3の遊具の補修工事をさらに進めたい」とした。

 

https://this.kiji.is/579864913491690593?c=39546741839462401

 

 

1221114分に長崎新聞からは、危険性が高いのに使われ続けていた遊具を全て使用禁止にしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐世保市が管理する都市公園の遊具185基が、点検で「危険な状態」と判定されながら、そのまま使われていた問題で、佐世保市は20日、該当する全ての遊具を使用禁止にしたと明らかにした。
市議会都市整備委員会で報告した。


佐世保市は1月までに国の指針に基づき、304公園の遊具1280基を点検。

 

うち353基で頭や体を挟み込む可能性があるなど、「生命に関わる危険があるか、重度の障害あるいは恒久的な障害をもたらす」危険性があると判定された。

 

佐世保市は撤去や補修などを進めたが、17日時点で185基が使用できる状態となっていた。


都市整備委で市都市整備部の池田部長は、「点検後、すぐに使用禁止とすべきだった。(補修など)早急に対処する」と陳謝した。


20
日の市議会文教厚生委員会では、佐世保市教委が管理する体育施設の遊具の現状を報告。

腐食を理由に1基を使用禁止としており、撤去する予定と説明した。

 

https://this.kiji.is/580937979678475361?c=39546741839462401

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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