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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202495552分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。

市原市上空から見る国道16号には、上下線あわせて4車線を横切るように、1本の亀裂が…。

4日午前9時すぎに「道路が陥没している」と通報が入りました。

大町フィールドキャスター :
「ここが陥没した現場です。いままさに4台の重機が作業を行っています。広い範囲で陥没が起きています」

長さ約5.5メートル、幅約15メートル、深さ約85センチにおよぶ陥没。

実は「陥没の直前にここを通った」という車は“違和感”をおぼえたといいます。

 「いつもここを通る車が『(普段は)弾まないのが弾んだ』って」

──車が弾んだ?

「ええ。だから少し道路が湾曲になっていたんですかね。だから ボンボンと(弾んだか)」

すでに道路が沈みかけていたのでしょうか?
 

この陥没による交通事故やけが人は確認されていないということですが、突然の陥没に影響している可能性があるというのが…3日の朝、このあたりを襲った道路が冠水するほどの“激しい雨”。

県が設置した雨量計によると、3日午前7時までの1時間に85ミリの猛烈な雨を観測。

市内の一部には、土砂災害の恐れがあるとして一時、避難指示がだされていました。

4日、渋滞に巻き込まれた近所の人も、3日の雨を自宅から撮影。

近隣住民 :
 「この辺も水浸しになって」

──自宅もギリギリ?

近隣住民 :
 「ギリギリ、そうですね」

別の住民も──

近隣住民 :

 「これでも、すねくらいまで(水が)あるんですよね。車が止まったり、立ち往生したりしている車があった。日常でもよく使う道路だから、まさかあそこが陥没するとはね」

道路が陥没した原因は“3日の大雨である可能性”があるといいます。

大町フィールドキャスター :
「反対車線の下側、空洞があります。ここが水路だったんでしょうか、奥みると水がありますね。水路とみられる場所は、かなり大きな空洞となっているのがわかります」

陥没した道路の下には、雨水を排水するための水路が走っています。

地盤工学に詳しい専門家は、この水路に着目。

日本大学理工学部 鎌尾彰司准教授 :
「可能性があるとしたら、天井にあるひび割れから、逆に水が外に出て(水路の)コンクリート製の構造物の上の土を泥流化させて泥水化させた。そこの部分を早く空洞にしてしまった。老朽化によっていずれ陥没するはずだったのが、この大雨によって、それが少し早められたと考えられる」

「出口には大量の土が堆積している状況と聞いているが、用水路の水では流しきれないほどの大量の土・天井が破損崩落することで、土も落ちていったと考えるのが妥当」

国土交通省は、3日の大雨が水路に流れ込んだことが影響した可能性も考えられるとして、原因を調査しています。

鎌尾准教授 :
「同じような箇所が我が国にはいくつでもあるといっても過言ではない。管理者がしっかり管理をして、危険な箇所から工事していくことが必要」
   

4日の夜になっても…

大町フィールドキャスター :
「日は落ちたんですが、まだ渋滞は解消されていません。我々が進んでいるこの車線もそうですし、反対車線も渋滞となっています」

大動脈ともいえる道路で起きた陥没。

国土交通省は、5日の正午の通行止め解除を目指しているということです。

94日放送『news zero』より)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ddb26aedb5369858ae7e1eb8fec030da6b4196b5

 

95208分にNHK千葉からは、仮復旧し31時間後に通行止めが解除された、路面下の金属製雨水管の上部が腐食し沈み込んで鋪装との間に隙間ができていたところに大雨で大量の水が流れ込み路盤を流出させたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国土交通省千葉国道事務所では、きのうから復旧作業を進め、通行止めの開始からおよそ31時間がたった5日午後4時半ごろ、作業を終えて通行止めを解除したということです。

千葉国道事務所によりますと、陥没した路面の下には雨水を流す金属製の管があり、近くの海水の影響で管の上の部分が腐食して沈み込んでいたとみられるということです。

市原市では、3日の朝に雨が強まり、県が設置した雨量計では1時間に85ミリの猛烈な雨を観測していて、千葉国道事務所では、管と道路の舗装との間に隙間ができていたところに大量の雨水が流れ込んで舗装の下の路盤を流出させ、道路が陥没した可能性があるとしています。

国道事務所は5日、仮設の管を設置して舗装を行い、車両が通行できる状態にしたということで、今後、道路の状況を見ながら本格的な復旧工事を行うということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20240905/1080024206.html 


(ブログ者コメント)

翌朝、ブログ者も現場を確認しようと行ってみたが、歩行者&自転車用の通路も通行止めになっていて、近づくことができなかった。

一方、当然のことながら、16号を迂回する何本かの道路は、どこもかしこも大渋滞だった。

ちなみにJATRACの渋滞情報では、陥没場所がマーキングされ、南北方向に赤い渋滞線が2本表示されているものの、東西方向の迂回道路渋滞赤線は全く表示されていなかった。






 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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