本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年11月21日11時41分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
交通安全の確保のため、新設と更新に力を入れてきた信号機について、警察庁は必要性が低くなったものについては「撤去」を検討するよう都道府県警に指示したことが20日、分かった。
財政難で、老朽化する全国約20万基の信号機の更新が進まず、このままでは信号機の半分を撤去せざるを得ない。
警察庁は更新に全力を挙げる一方、「メリハリのある信号機施策が必要」と撤去の検討という新方針を打ち出した。
警察庁によると、全国に設置されている信号機は20万1878基(平成23年3月末時点)。
経年劣化を考慮し、19年が経過したものを更新対象としている。
対象すべてを更新するには毎年、全体の5.3%を更新しなければならないが、実際は2.6%(20~22年度の3年間の年間平均)と半分程度。
現状で推移すれば、将来的には信号機の51%を撤去せざるを得ないと試算している。
すでに、老朽化で心臓部である「制御機」が故障し、信号が切り替わらなくなる例が散見されるほか、腐食で柱が倒壊したり、「灯器」が落下したりする事故も起きている。
信号機のうち、灯器と制御機は都道府県の予算と国からの補助金、柱は都道府県の予算で賄われている。
平成に入ってからの交通安全施設(信号機、横断歩道、規制標識など)の事業費は、5~10年度に1400億円前後(都道府県予算と国の補助金の合計)が充てられていたが、23年度は約665億円と半分以下の水準に落ち込んでいる。
このため警察庁では、10月に全国の警察本部に対して更新の予算獲得に全力を挙げる一方、必要性の低くなった信号機の撤去も検討するよう指示した。
具体的には廃校となった小学校や中学校の周辺交差点などを想定しているという。
警察庁では、「人口が頭打ちとなっていることなどから、これまでのように信号機を大量に新設する必要はない」と指摘。その上で「交通量にも配慮しながら必要性の低くなった信号機は撤去するとともに、新たに必要性の生じた交差点には新設するなど、メリハリのある施策が必要だ」と話している。
しかし、いったん設置した信号機の撤去には、地元住民からの反発も予想される。今後、地元自治会やPTAなどの理解を得る努力も求められそうだ。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
ブログ者の住んでいる市には、4方向全てが見通しの良い、田んぼのド真ん中の交差点にまで信号機が設置されている。
まったくの無駄。停止線一本引けば済む話しだ。
何故こんな場所に?事故が過去に何回か起きたからだろうか?それにしても・・・と、前からいぶかしく思っていた。
そのような場所につき、スピードは落とすものの、赤信号で突っ切っている車をしばしば見かける。
悪法でも法は法なのだが、この場合は運転者の気持ちがよく分かる。
なぜならブログ者も、そのような場所に信号機を設置したことに納得がいかず、突っ切りたい衝動に駆られたことが何回もあったからだ。
産業現場も同様、ルールを作る場合は、当事者が納得できるルールを作らないと、いずれルールを破る者が出てくる。
また、守らなくても問題ないルールがあると、守るべきルールまで守らなくてよいと誤解する者が出てくる。それは、双方のルールに明確な境界線がないためだ。
こういった状態を放置しておくと、今後、事故の遠因になる恐れがあるだろう。
とまあ、そんなことが、この情報に接した際に頭に浮かんだ。
(雑感)
この問題といい、23日に書いた、橋の補修費が確保できなくなりつつある問題といい、箱モノ行政のツケが一気に噴き出しているようだ。
設備を作れば、その設備が存在する限り、毎年一定の補修費がかかり、また数10年ごとに設備更新の要否判断を迫られることは当たり前の話しだ。
この点、イケイケドンドンで作っていた当時の責任者は、どのような収支計算をしていたのだろうか?
交通安全の確保のため、新設と更新に力を入れてきた信号機について、警察庁は必要性が低くなったものについては「撤去」を検討するよう都道府県警に指示したことが20日、分かった。
財政難で、老朽化する全国約20万基の信号機の更新が進まず、このままでは信号機の半分を撤去せざるを得ない。
警察庁は更新に全力を挙げる一方、「メリハリのある信号機施策が必要」と撤去の検討という新方針を打ち出した。
警察庁によると、全国に設置されている信号機は20万1878基(平成23年3月末時点)。
経年劣化を考慮し、19年が経過したものを更新対象としている。
対象すべてを更新するには毎年、全体の5.3%を更新しなければならないが、実際は2.6%(20~22年度の3年間の年間平均)と半分程度。
現状で推移すれば、将来的には信号機の51%を撤去せざるを得ないと試算している。
すでに、老朽化で心臓部である「制御機」が故障し、信号が切り替わらなくなる例が散見されるほか、腐食で柱が倒壊したり、「灯器」が落下したりする事故も起きている。
信号機のうち、灯器と制御機は都道府県の予算と国からの補助金、柱は都道府県の予算で賄われている。
平成に入ってからの交通安全施設(信号機、横断歩道、規制標識など)の事業費は、5~10年度に1400億円前後(都道府県予算と国の補助金の合計)が充てられていたが、23年度は約665億円と半分以下の水準に落ち込んでいる。
このため警察庁では、10月に全国の警察本部に対して更新の予算獲得に全力を挙げる一方、必要性の低くなった信号機の撤去も検討するよう指示した。
具体的には廃校となった小学校や中学校の周辺交差点などを想定しているという。
警察庁では、「人口が頭打ちとなっていることなどから、これまでのように信号機を大量に新設する必要はない」と指摘。その上で「交通量にも配慮しながら必要性の低くなった信号機は撤去するとともに、新たに必要性の生じた交差点には新設するなど、メリハリのある施策が必要だ」と話している。
しかし、いったん設置した信号機の撤去には、地元住民からの反発も予想される。今後、地元自治会やPTAなどの理解を得る努力も求められそうだ。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
ブログ者の住んでいる市には、4方向全てが見通しの良い、田んぼのド真ん中の交差点にまで信号機が設置されている。
まったくの無駄。停止線一本引けば済む話しだ。
何故こんな場所に?事故が過去に何回か起きたからだろうか?それにしても・・・と、前からいぶかしく思っていた。
そのような場所につき、スピードは落とすものの、赤信号で突っ切っている車をしばしば見かける。
悪法でも法は法なのだが、この場合は運転者の気持ちがよく分かる。
なぜならブログ者も、そのような場所に信号機を設置したことに納得がいかず、突っ切りたい衝動に駆られたことが何回もあったからだ。
産業現場も同様、ルールを作る場合は、当事者が納得できるルールを作らないと、いずれルールを破る者が出てくる。
また、守らなくても問題ないルールがあると、守るべきルールまで守らなくてよいと誤解する者が出てくる。それは、双方のルールに明確な境界線がないためだ。
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とまあ、そんなことが、この情報に接した際に頭に浮かんだ。
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。