2021年12月21日19時24分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「白鷺城」の名前でも知られる、世界遺産の姫路城。
その美しさを保つために、毎年この時期に行われる「姫路城クリーン作戦」には、陸上自衛隊員も参加している。
46メートルの高さにある大天守の屋根や城壁を、命綱をつけて、すす払い。
その年末の風物詩となっている活動中に、事故が起きた。
21日午前9時10分ごろ、自衛隊員から「20代の男性隊員が清掃中に壁から落ちた」と、緊急事態を知らせる119番通報が寄せられた。
事故は、城の東側にある喜斎門の近くで起きた。
陸上自衛隊によると、20代の隊員が、城の柱にロープを固定し、城壁のすす払いを行っていた。
ところが、何らかの理由で固定していたロープが外れ、隊員は、地上およそ10メートルの高さから城壁に沿うように落下した。
現場近くにいた男性:
「ちょっと緊迫感ありましたね。いつもと違う状態だったんで...。来た時には規制線が張られていて、救急車も出たあとで、皆さん心配そうにされていました」
隊員は病院に搬送され、右足首骨折の重傷だという。
姫路城のすす払いでは、初めて起きたという今回の事故。
陸上自衛隊は、ロープが外れた原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b07e2f9e0a16921f9f58efc72c5f5284098774f2
12月21日12時9分にNHK関西からは、大掃除への市民ボランティア参加は2年続いて中止されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
姫路城では、21日、昭和51年から毎年、訓練の一環として、年末恒例の行事となっている陸上自衛隊姫路駐屯地の隊員たちによる大掃除が行われていました。
隊員たちは、命綱を着けてロープや、はしごを使って石垣の間にたまった雑草やゴミを取り除いていましたが、警察や消防によりますと、27歳の隊員が高さ10メートルほどの城壁から転落しました。
隊員は頭や足にけがをして病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
年末恒例の大掃除は、新型コロナの影響で、去年に続いて市民ボランティアの参加は中止され、自衛隊員およそ450人が参加して行われていました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211221/2000055487.html
12月21日18時4分にNHK関西からは、柱に結んでいたロープが外れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
隊員は建物の柱に命綱としてロープを結んで作業をしていましたが、外れてしまったということで、原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211221/2000055516.html
(ブログ者コメント)
〇映像を見ると、1人1本の命綱で作業していた模様。
〇同日、島原城でも自衛隊による石垣清掃が行われていた。
同じような活動が各地で行われているということで、御参考まで。
ちなみに本ブログでは今年11月、和歌山城で消防隊員が訓練を兼ねて石垣を清掃したという情報も紹介している。
(2021年12月21日 NHK長崎)
お正月を前に、島原市の観光名所、島原城では、自衛隊員100人余りが城の石垣に一斉によじ登り、生い茂った草をきれいに刈り取りました。
これは、陸上自衛隊第16普通科連隊が訓練を兼ねて毎年行っていて、21日朝、117人の隊員が地元住民の歓迎を受けながら島原城に整然と到着しました。
隊員たちは、高さ4メートルから18メートルの石垣を命綱を頼りに上り下りし、石垣に生えた草などを鎌を使ってきれいに刈り取っていきました。
・・・
自衛隊による城の石垣の清掃活動は、23日まで行われます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20211221/5030013627.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。