2023年11月15日12時30分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月に利用が始まった新宮崎県体育館(愛称・アスリートタウン延岡アリーナ、延岡市)サブアリーナについて、宮崎県は14日、壁面からくぎが突出している施工不良があり、小学6年の児童が腰に軽傷を負ったと発表した。
サブアリーナでは9月にも天井部材が落下するトラブルが起きている。
今回のトラブルによるアリーナの使用停止はない。
県によると、突き出たくぎが見つかったのは2階観客席の壁面。
長さ18ミリ、直径0・6ミリのくぎを壁面に向かって打っており、高さ70センチ~1・5メートルの位置にある6か所で、くぎが最大1・5ミリほど室内側に突き出ていた。
打ち込み不足が原因という。
男児は10月29日にあった柔道大会を観戦した際に壁面に腰が触れ、軽傷を負った。
関係者からけがについて申し出があって調べたところ、くぎの突出は計6か所で見つかり、突き出た部分は打ち直して対応した。
新県体育館の建設事業は「清水・都北・内山特定建設工事共同企業体」が落札して進められ、サブアリーナは9月23日に天井部材が落下するトラブル(けが人なし)が発生。
点検のため9月27日~10月19日に利用停止となり、その間、天井部分の点検で新たに8か所の施工不良も見つかった。
県は「今後、確実に安全であるという点検を進めていく」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231114-OYT1T50199/
11月15日10時30分に朝日新聞からは、釘の打ち込み不足だった、9月トラブル時の緊急点検では壁は確認していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮崎県は14日、延岡市の新県体育館(アスリートタウン延岡アリーナ)のサブアリーナ2階通路で、柔道大会の観客が壁から飛び出していた釘で腰にけがをした、と発表した。
けがは軽いが、施工業者などが点検した結果、6カ所で釘の打ち込み不足が見つかり、上からたたき直したという。
県営繕課や県教委スポーツ振興課などによると、けがしたのは小学6年の児童で、10月29日に開かれた柔道大会を2階席で観戦。
帰宅後にけがに気づき、親戚の柔道関係者が11月11日にサブアリーナの指定管理者に申し出た。
けがの詳細は不明という。
施工業者と県職員がその日に目視と触診で点検した結果、最大で約1・5ミリ飛び出した釘の頭が6カ所で見つかり、即日改善した。
8月にオープンしたサブアリーナでは、天井の部材が落下する施工不良で9月27日から10月19日まで利用を休止し、緊急点検していたが、壁は確認していなかったという。
県営繕課の下温湯(しもぬり)課長は、「ほかにも打ち込み不足があったため、業者が点検して引き渡しを受けたが、漏れがあった。立て続けに施工不良が発生しており、総点検するのか、確実に安全という点検を検討したい」と陳謝した。
https://www.asahi.com/articles/ASRCG72GJRCGTNAB001.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。